アイヌの人々が「地の果て(シレトク)」と呼んだ知床半島は、その名にふさわしい、日本でも貴重な原始の自然が残る場所です。
世界自然遺産にも登録され、先端までは船でなければ行けない秘境が広がる、まさに「地の果て」と呼ぶにふさわしい景色が今も残されています。
半島の中央には、まるで背骨のように知床連山が連なり、その最高峰が標高1,661mの羅臼岳です。
登山家の憧れでもある羅臼岳ですが、「初心者でも登れるの?」「ヒグマがいて危なくない?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、羅臼岳の魅力やベストシーズン、初心者におすすめの登山ルート、持ち物、駐車場など、初めて登る方にも分かりやすくご紹介します。
しっかり準備をすれば、初心者でも羅臼岳の雄大な自然を楽しめます。
羅臼岳の場所はGoogleマップで確認できます。
羅臼岳とはどんな山?【基本情報】
初めて羅臼岳を見たお客様は、
「もう7月なのに雪がある!」
と、驚かれる方がたくさんいらっしゃいました。
羅臼岳には8月上旬頃まで雪渓が残る年もあり、
本州では標高3,000m級で見られるような高山の景色を楽しめます。
羅臼岳は、世界自然遺産・知床半島に連なる知床連山の最高峰です。
知床連山は、知床岬から知床岳、硫黄山、羅臼岳、遠音別岳、海別岳へと山々が連なり、その姿から「連山」と呼ばれています。
ここでは、羅臼岳の基本情報や名前の由来、初心者にも人気がある理由について紹介します。
羅臼岳の基本情報
| 項目 | 内容 |
| 標高 | 1,661m |
| 所在地 | 北海道斜里町・羅臼町 |
| 山域 | 知床連山 |
| 選定 | 日本百名山 |
| 特徴 | 知床連山最高峰 |
その山の中で一番高く頂上に立った時も、海上から眺めても美しい姿を見せる羅臼岳は、多くの登山者が憧れる知床の名峰です。
「知床富士」とも呼ばれるその圧倒的な美しい姿、7月でも雪渓が残り、本州の3,000m級の高山帯と同じ生態系が広がる自然環境、山頂からの圧倒的な眺望から日本百名山に選出されています。
羅臼岳の名前の由来
羅臼岳はアイヌ語で「チャチャヌプリ(老いた山)」と呼ばれていました。
一方、「羅臼」という地名は、アイヌ語の「ラウシ(獣の骨のある所)」に由来するといわれています。羅臼一帯はアイヌの人々にとって大切な狩猟の地だったことから、この名が付けられたと伝えられています。
知床半島と国後島は海を挟んで向かい合っており、アイヌ語に由来する同じ名前の山や地名が残っています。
国後島にも「チャチャヌプリ」と呼ばれる山があり、そのほかにも「羅臼山」や、雌阿寒岳の麓にあるオンネ湖と同じ「オンネ」の名を持つ地名など、アイヌ語の文化が今も受け継がれています。
初心者にも人気の理由
羅臼岳が初心者にも人気を集めるのは、頂上からの素晴らしい絶景。
百名山に選ばれた美しい山の姿。
登山道が比較的分かりやすく整備されていることも、初心者に人気がある理由の一つです。
往復8時間ほどで日帰りが可能なため、踏破したという達成感があります。
ただし、本格的な登山ですから体力は必要です。
初心者にも人気のこの山も、熊の住処ですから十分な注意が必要です。
知床の山は海が近いのが大きな魅力です。
羅臼岳も天気が良ければオホーツク海や国後島を望めます。
国後島を初めて目にした方には「あの島は何という島ですか?」とよく聞かれます。
そして「北方領土の島がこんなに近いなんて」と驚かれる方も少なくありません。
羅臼岳のベストシーズンは?四季ごとの魅力を紹介
私は、羅臼岳は自然のパレットだと思います。
季節が移り変わるたびに色を重ね、訪れるたびに違う表情を見せてくれるからです。
世界自然遺産・知床にある羅臼岳は、知床連山の最高峰で、知床峠から真正面にその美しい姿を望むことができます。
7月上旬、羅臼岳は残雪の白と新緑の世界から登山シーズンがスタートします。
そこに色を重ねるように知床の季節は、彩られていきます。
可憐な高山植物の花々、オホーツク海の青、錦に染まる秋の紅葉。
10月には山々が白銀に包まれ、登山シーズンも終わりに近づき、長い眠りへと入ります。
皆さんには、知床の四季折々の風景を感じていただきながら、一番美しい季節をご紹介します。
羅臼岳の登山ベストシーズンは7月から9月
羅臼岳の本格的な登山シーズンは7月上旬から9月中旬頃です。
7月上旬は、まだ白い残雪が残りルートが分かりにくい所もあります。
方向を見失わないように注意が必要です。
このころから雪解けがどんどん進み山の新緑も目に映えます。
登山道も雪解けとともに歩きやすくなります。
9月中旬以降は初雪が降る年もあり、日没も少しずつ早くなります。
山では平地より早く薄暗く感じる場所もあるため、時間に余裕を持った登山計画を立てることが大切です。
熊は明け方と夕方の薄暗い時間帯に活動が活発になるため、その時間帯の行動には十分注意しましょう。
ガイド時代、お客様が一番喜ばれたのは7月から8月でした。
「本州ではもう初夏なのに、知床はまるで春のようですね。」
そんな言葉を何度も聞いたのを覚えています。
「私がおすすめしたい季節については、このあと詳しく紹介します。」
私がおすすめしたいのは9月中旬頃
9月中旬に羅臼岳に登るというと「すごく寒いんじゃない?」「雪も降ってくるよね?」などと、思う方も多いでしょう。
でも、私がこの時期をおすすめするのは、この季節にしか出会えない景色があるからです。
知床は朝晩と日中の寒暖差が大きく、この気温差が鮮やかな紅葉を育みます。
紅葉の名所も数多くありますが羅臼岳の紅葉は、他とはちょっと違います。
なぜなら…
紅葉を見に行くと、多くの場所では赤や黄色に色づいた木々と針葉樹の緑が広がります。
ですがこの時期羅臼岳では、すでに初雪が降ることもあります。
初雪が降った直後がチャンス!
深い針葉樹の緑に、紅葉の赤や黄色が重なり、山頂には初雪が白く輝きます。
この四つの色を一度に眺められる景色は、知床でも限られた季節だけの贈り物です。
その景色を、自分の足で登った先に見るからこそ、感動はさらに大きくなるでしょう。
ただし確かに羅臼岳のこの季節は、真冬に近い気温です。
寒さ対策を考えた防寒着を着て、怪我のないように十分注意をしてください。
そうして、登山を楽しみながら、自然のパレットが描き出す羅臼岳ならではの絶景を、ぜひ心に刻んでください。
ガイド時代、お客様に「いつが一番おすすめですか?」と聞かれたら、
私は迷わず9月中旬と答えていました。
この時期だけは、緑・赤・黄色・白が一つの景色の中にそろうことがあります。
何度見ても、「今年もこの季節が来たな」と感じる、私にとって特別な風景です。
7月は雪渓と高山植物が楽しめる季節
7月、知床にもやっと夏らしさが訪れます。
羅臼岳の登山口があるウトロや羅臼も、海は太陽の光がきらきらと輝き、山は木々が芽吹き青々とした姿が見られます。
気温もだんだんと高くなり20度を超す日も増えてきます。
でも曇りの日や朝晩は10度を下回る日もあり、まるで本州の春のような季節です。
羅臼岳を見てみると、山頂とふもとでは10度ほどの温度差があるので、体感気温が氷点下になることもあります。
登山道には雪渓も残っていて季節が逆戻りしたようです。
この時期に雪渓の上を歩きながらの登山は、まるで別世界のような感じを受けます。
羅臼岳は「花の百名山」に選定されていて、7月雪解けを待っていたように高山植物が咲き始めます。
羅臼岳は、1,661mの山ですが本州の3,000m級の山と同じ気象条件なので、高山植物の種類も豊富です。
羅臼岳は、標高1,000〜1,100メートル付近が森林限界です。
登山口からしばらくは新緑の木々を楽しみながら、森林限界辺りまではナラ、ダケカンバ、トドマツなどの林が広がります。
これを過ぎると高山植物のお花畑がつづき、数十〜100種類以上もの花が見られます。
イワウメ・イワヒゲ・チングルマなどの白い花。
メアカンキンバイやチシマノキンバイソウなどの黄色い花。
ところどころに鮮やかなピンクのエゾノツガザクラやエゾコザクラがあやどりを添えます。
一斉に咲き始めた高山植物は、短い夏を楽しむように可憐な花を咲かせます。
雪渓というと真っ白な雪原を想像するかもしれません。
でも登山者が増えてくると、雪の上には土の黒い筋が見え始めます。
真っ白な雪渓を見たいなら、登山解禁直後がおすすめです。
ただし、この時期は気温も低いため、防寒対策はしっかりして出かけましょう。
羅臼岳登山で初心者が準備しておきたいこと
羅臼岳の登山が決まったら心配なことがいろいろ出てきますね。
「日帰りで登山できる山だから簡単ね!」などと思っている方はいませんか?
本州の3,000m級の山と同じ気象条件なので、観光地の遊歩道を歩くのとは全く違う、本格的な登山です。
持ち物も「あれもこれも持っていけばいい」というものではありません。
必要なものだけにしないと登山するのも大変になります。
知床の山は天候の変化も早く、ヒグマが生息する自然豊かな山です。
事前に最新の情報を確認し、自分に合った準備をしてから登山に出かけましょう。
羅臼岳は本格的な登山ですが、必要以上に怖がることはありません。
事前に体力づくりや装備を整え、最新の登山情報を確認すれば、初心者でも挑戦できる山です。
初心者でも登れる?必要な体力の目安
羅臼岳は初心者でも挑戦できますが、ルート選びがとても大切です。
羅臼岳の登山口は、岩尾別(いわおべつ)登山口(斜里町側)と、羅臼温泉登山口(羅臼町側)の2つがありますが、初心者が登るときは、岩尾別ルートから登りましょう。
羅臼温泉ルートよりも岩尾別ルートの方が、登山道がしっかりしていて距離も短いです。
登山口から頂上までの標高差も少ないですから、初心者にはこちらのルートがおすすめです。
岩尾別ルートの往復の時間は、登りが5時間で下りが4時間といわれます。
初めて登る方は、休憩時間も含めて余裕を持った計画を立てましょう。
標高差は1420m、6.9kmの道のりです。
初心者でも登山できる山ですが、しっかりした事前準備をしましょう。
天候や体調などをを見て無理をしないで、中止という判断も必要です。
必ず持っていきたい持ち物
- レインウエア
山の天気は急変します。上下に分かれた登山用を選びましょう。 - 防寒着
山頂は麓より約10℃低くなることがあります。夏でも防寒着は必要です。 - 登山靴
岩場やぬかるんだ登山道で滑ることがあります。初心者はくるぶしまでの登山靴が必須です。 - 飲み物
夏でも涼しく感じるため、水分不足に気付きにくくなります。脱水対策として十分な飲み物を準備しましょう。甘い飲み物や強い香りの食品は野生動物を引き寄せる可能性があるため、水やお茶を選ぶと安心です。
- 行動食
途中でエネルギー不足にならないよう、歩きながらでも食べやすい高カロリーの行動食を準備しましょう。匂いが強いと熊が寄ってくるので注意が必要。 - 熊鈴
人の存在を熊に知らせるために必要。 - 熊スプレー
熊鈴だけでは十分ではありません。万一に備えて携行すると安心です。携行するだけでなく、使い方も事前に確認しておきましょう。 - 地図
スマホは圏外のところがあるため。 - モバイルバッテリー
電池消耗の時など圏外でも必須です。
服装選びで失敗しないポイント
羅臼岳は「麓は暖かくても山頂は別世界です。」
風が吹くと更に寒く感じますから重ね着が基本です。
下着 ・中間着 ・防寒着の重ね着で脱ぎ着して体温調整をします。
それでも寒いときは、レインウェアを一番上に着ると暖かいです。
アンダーウエアは、速乾性のある素材にしましょう。
濡れた服を着ていると体温が奪われ、低体温症になることがあります。
綿製品は汗や雨など水分を良く吸い、乾きづらいので登山には向きません。
その他、帽子・手袋にサングラスも紫外線や雪の照り返しを防ぐために持ちましょう。
ガイド時代、「北海道だから夏でも涼しいでしょう」と
薄着で来られるお客様もいらっしゃいました。
でも知床の山は天気が変わりやすく、風が吹くと一気に寒く感じます。
山に登ってしまうと寒いと思っても手に入りません。
「一枚多かったかな」と思うくらいの服装が、ちょうど良いこともあります。
羅臼岳の登山ルートと登山口を解説
羅臼岳には2つの登山口があります。
初めて登るなら、私は迷わず岩尾別登山口をおすすめします。
ここでは、それぞれの登山口の特徴や違いを分かりやすくご紹介します。
岩尾別登山口(初心者におすすめ)
「岩尾別ルート」は、ウトロ側の岩尾別温泉「秘境知床の宿 地の涯」から始まります。
宿の脇を進んでいくと、いかにも山小屋という感じのログハウス風「木下小屋」があります。
ここが「岩尾別ルート」の入り口になります。
この「木下小屋」は、登山口の目印として建っているのではなく、食事も寝具もない素泊まり3000円で宿泊することができる山小屋です。
「木下小屋」の前にトイレがありますからここで済ませてから出発しましょう。
羅臼岳には、トイレはありません。
登山口では、登山者名簿に記入して設置されている箱に投函します。
熊の目撃情報なども貼ってありますのでチェックしましょう。
なぜ、羅臼ルートより岩尾別ルートのほうが初心者向きなのかというと、羅臼側より 登山道がしっかり整備されているからです。
羅臼ルートより距離も高低差も少ないので、道迷いしにくく初心者向きです。
「初めて登るなら、まず岩尾別ルートを歩いてみてください。」
登山を始める前に通過ポイントをチェックしておきましょう。
登山口の木下小屋から始まり、オホーツク展望~弥三吉水~銀冷水~大沢~羅臼平~岩清水といったポイントで休憩を取りながら頂上を目指します。
登山口からオホーツク展望台
ではいよいよ登山開始です。
登山口から登山道に入ると、樹林帯が続きちょっと薄暗いところもあります。
登山道は、整備されつづら折りの急坂です。
40分ほど歩き、樹林帯を抜けたあたりに大きな岩(大岩)が現れ、これを過ぎ尾根に出ると視界が一気に開けます。
ここが標高およそ600m前後の「オホーツク展望台」です。
晴れていると「オホーツクブルー」といわれるオホーツク海の青さを堪能できます。
オホーツク海のさわやかな風を受けながら一休み
写真を撮るのもいいですね。
弥三吉水から銀冷水
展望台からは木に囲まれた尾根道を歩いていくと、たまに左手に硫黄山が見られます。
沢音が聞こえるようになってきて、しばらく進むと「弥三吉水(やさきちみず)」があります。
味しい水と広いスペースがあります。
「弥三吉水」を過ぎると木々の間から山頂が見えるところがあります。
この辺りから少しの間平らな、歩きやすい道です。
ヒグマの遭遇頻度が高い場所だともいわれています。
またつづら折りの登りが始まって500mほどで銀冷水です。
ここは開けた休憩ポイントになっていて、携帯トイレブースが設置されています。
トイレに行ってお水を飲んで、山頂はもう間もなくですよ。
大沢から山頂へ
銀冷水からは再び緩やかな登りです前方が開けてくると「大沢」です。
急な斜面をどんどん登って行くと、後ろにはオホーツク海や知床五湖も見えてきます。
心が洗われるような景色が広がり、疲れも忘れてしまいそうです。
この辺りから高山植物が沢山咲いてます。
斜面を登り岩場を登りきると、三ツ峰や羅臼コースの分岐でもある「羅臼平」です。
キャンプ場もあります。
ここからは、羅臼岳の山頂部の岩塔も近くに見え、山頂に近づいてきたのを実感でき少し元気がでます。
ここから前半はハイマツの平原を進み、後半は険しい岩場の登りです。
山頂に近づいた岩壁から水がポトポト滴り落ちる水場があります。
これを過ぎると最後の登り、ここで冷たい水で喉を潤します。
水場を過ぎると道もどんどん急になり、後ろを振り向くと山の連なりの一番奥に硫黄山も見えています。
終盤は3~5mある巨岩が積みあがった斜面になり、最後には手足を使って登りると念願の羅臼岳山頂です。
登山道では、景色に見とれて足を止めることが何度もあります。
でも、足元は木の根や石が多い場所もあります。
写真を撮るときは、立ち止まってからゆっくり楽しんでください。
山頂までの道のりも、羅臼岳の大切な思い出になります。
羅臼温泉登山口との違い
| 項目 | 岩尾別登山口 | 羅臼温泉登山口 |
| 片道距離 | 約7〜8 km | 尾別ルートよりも長く、過酷なルート。 |
| 標高差 | 1,420m | 1,500m |
| 時間 | 約7時間30分〜9時間 | 約9時間30分〜10時間 |
| 難易度 | 比較的初級者向け | 上級者向けコース |
比べてみると、羅臼コースより岩尾別コースのほうが初心者おすすめなのがわかります。
登山口の駐車場・トイレ・携帯トイレ
駐車場やトイレ状況も確認しておきましょう。
駐車場は「木下小屋」周辺と未舗装部分に無料駐車スペースがあります。
付近ホテルは駐車禁止ですから注意してください。
ナビは「木下小屋」に合わせるのが最も確実です。
トイレは登山口の「木下小屋」前にかありませんので登山前に済ませましょう。
途中のトイレは銀冷水に、携帯トイレが使用できる携帯トイレブースがあるのみです。
あとはありませんので登山道で携帯トイレの使用になります。
知床は世界自然遺産です。
知床の自然を守るために、必ず携帯トイレを持参し糞尿は持ち帰りましょう。
登山口に使用済み携帯トイレの回収BOXが設置されています。
携帯トイレは、知床自然センターや知床羅臼ビジターセンターなどで販売しています。
朝早い時間帯はエゾシカが道路に出てくることがあります。
エゾシカは思ったより大きいです。
ハイエースなどの車の座席に座って顔が並ぶくらいです。
また、1頭で行動していることは稀で集団で行動します。
エゾシカが車のぶつかるとほぼ車のほうが損傷を受けます。
周りの状況も確認しながら運転してください。
まとめ
知床の最高峰が「羅臼岳」です。
登山家憧れの山といわれますが初心者の方でも登ってみたいと思っている方は多いでしょう。
7月初旬、本州では夏なのにこの山は、まだ冬の気配、山には雪渓が残り体感温度が氷点下に近い日もあります。
「花の百名山」に名を連ねるこの山は雪解けとともに、色とりどりの200種類以上の高山植物が次々と咲き、登山者の目を楽しませてくれます。
高山植物の花だけを見ると春の陽気ですね。
日帰り登山可能なこの山には、登山道が整備された比較的初級者向けの登山ルートがあり、初心者の方でもしっかり準備をすれば登山を楽しむことができます。
アイヌの人々が地の果てと呼んだ知床。
「知床富士」とも呼ばれる羅臼岳は、その圧倒的な美しさから、まるで天の果てに近い山なのでしょうか。
まさに天空の散歩道と呼ぶにふさわしい絶景と咲き誇る高山植物を、ぜひその目で楽しんでください。
さあ、初心者の方も忘れ物がないかもう一度確認して、熊鈴を響かせながら羅臼岳を目指しましょう。
熊スプレーや熊鈴は現地でも購入できますが、在庫が限られている場合があります。
特にハイシーズンは品切れになることもあるため、事前に準備しておくと安心です。
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