
北海道を旅していると、思わず二度見してしまう地名に出会いませんか?
「えっ…これ何て読むの?」
「漢字と読み方が全然ちがう!」
実は北海道の地名の多くは、アイヌ語が由来。
だから本州の感覚ではなかなか読めないのです。
今回は、思わず唸る“北海道の難読地名”をランキング形式でご紹介します!
あなたはいくつ読めますか?
第10位 音更町
十勝牧場白樺並木
正解:おとふけ
十勝エリアにある町。
初見で「おとさら?」と読んでしまう人も。
十勝川温泉は、北海道を代表する温泉として人気です。
アイヌ語「オトプケ(毛髪のように曲がりくねった川)」が由来といわれています。
川の形が名前になっているなんて、北海道らしいですよね。
プチ観光
「十勝牧場」のシンボル的風景の白樺並木は。
長さ1.3kmの並木道は北海道を代表する風景です。
第9位 長万部町
長万部町郷土資料室・鉄道村
正解:おしゃまんべ
漢字のインパクトが強烈。
読み方とのギャップに驚きます。
駅から徒歩でも行ける長万部温泉や世界で唯一の天然ラジウム温泉二股ラジウム温泉が有名です。
アイヌ語「オ・シャマン・ペツ(カモメのいる川)」が語源とされます。
意味を知ると、一気に親しみがわいてきます。
プチ観光
「長万部町郷土資料室・鉄道村」は、鉄道写真、警報機、プレート、制服、模型、蒸気機関車の部品など、旧国鉄の倉庫に保管されていたものや、鉄道マニア垂涎のグッズが展示されています。
第8位 倶知安町
芝桜と羊蹄山
正解:くっちゃん
ニセコの隣町として有名。
スキー旅行で初めて見て戸惑う人が続出。
蝦夷富士と呼ばれる「羊蹄山」やホクホクの男爵いもが有名です。
アイヌ語「クッチャン(崖のそば)」に由来するといわれています。
プチ観光
羊蹄山(ようていざん)は、美しい円錐形の山容から「蝦夷富士」と呼ばれる富士山によく似た山です。
日本最北の秀峰で標高1,898mの活火山です。
第7位 弟子屈町
摩周湖
正解:てしかが
摩周湖がある町。
難易度はかなり高め。
「でしくつ」と読む人がびっくりするくらい多い。
阿寒摩周国立公園の中心の観光地として知られています。
アイヌ語「テシカ・カ(岩盤の上)」が語源とされています。
プチ観光
摩周湖は、アイヌ語で「カムイトー」神の湖と呼ばれる、神秘の湖です。
吸い込まれそうなほどの深い青色の湖水がは「摩周ブルー」と呼ばれ、世界でも一級の透明度を誇る湖水に、空の青が映りこんで生まれる独特の色です。
第6位 興部町
興部道の駅
正解:おこっぺ
オホーツク海沿いの町。
まず正しく読めた人はかなりの北海道通。
酪農とオホーツク海の海の幸が有名です。
語源はアイヌ語「オウコッペ(川尻が合流する場所)」といわれます。
プチ観光
国道239号線沿いの興部駅跡地にJR名寄線の廃止に伴い建て替えられた、北海道内29番目の道の駅、「道の駅おこっぺ」として登録されている交通記念複合施設です。
「アニュウ・ジョイパーク」と名付けられ 「アニュウ」には、鉄道の歴史をテーマにした展示コーナー。
「ジョイパーク」と呼ばれる広い公園には、車輪のオブジェをはじめ、芝生広場、ステージなどが整備され、町民の憩いの場となっています。
「ルゴーサエクスプレス」はジョイパーク内にある、ディーゼルカーを改装して作られた簡易休憩所&簡易宿泊所は、ライダーなどに人気です。
第5位 増毛町
旧増毛駅
正解:ましけ
“ぞうもう”ではありません。
観光客が必ず間違える地名のひとつ。
この地名、男性のお客さんには大ウケです。
甘エビが名産で毎年、甘エビまつりが行われます。
私は、子持ちの甘え場が大好き、お刺身で食べるのが最高です。
アイヌ語「マシュケ(カモメの多い場所)」が由来といわれています。
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増毛駅は、大正10年(1921年)に開通した深川と増毛を結ぶJR留萌本線の終着駅でした。
平成28年12月5日、多くの町民や鉄道ファンに惜しまれながら廃線となりました。
駅舎とその周辺は、高倉健さんが主演した映画「駅 STATION」の舞台となったことで有名です。
駅舎をはじめ、高倉さんふんする刑事の実家、「風待食堂」になった建物が今も残っています。
第4位 忍路
忍路 兜岩
正解:おしょろ
小樽市の地名。
読めたらかなりすごいレベル。
忍路高島(おしょろたかしま) 及びもないが
せめて歌棄(うたすつ) 磯谷(いそや)まで
江差追分の一節です。
アイヌ語「オショロ(尻・岬の突端)」に由来します。
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小樽市忍路湾の東端に突き出した兜岬の突端が、実に不思議な形をしている岩です。
見れば見るほど不思議で、おどろおどろしさすら感じます。
その昔、アイヌの乙女が自分の命の次に大切にしていたという秘蔵の金の兜を洞窟に隠し、誰にもそのことを告げずに亡くなってしまいました。
いつしかその兜が岩に姿を変えて現れたのである。… という言い伝えがあります。
第3位 神恵内村
神恵内村賽の河原
正解:かもえない
積丹半島にある村。
漢字からはまったく想像できません。
アイヌ語「カムイ・ナイ(神の川)」が語源とされています。
「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定され、急峻な海岸地形や点在する奇岩怪石など自然が織り成す雄大な海岸美や水平線に沈む夕日は絶景です。
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西積丹の端っこに神恵内はあります。
その奥に、西の河原があります。
アイヌ語で「神の遊びしところ」を意味する「カムイミンタラ」と呼ばれていました。
船でしか行くことのできない秘境の霊地です。
お堂の中に祀られた地蔵様がこの河原を守っています
第2位 厚岸町
厚岸湖
正解:あっけし
牡蠣で有名な町。
読み方を知らないとまず当たりません。
アイヌ語「アッケシ(牡蠣の多いところ)」が由来。
グルメと地名がつながっているのが面白いですね。
桜の咲く春と紅葉の季節の秋。
一年に2度も牡蠣まつりが行われます。
さすが牡蠣の街ですね。
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厚岸湖は、厚岸町東部にある楕円形の汽水湖です。
大部分は1メートル未満という浅い湖ですがアサリ、牡蠣などの養殖が行われています。
一般的に牡蠣の旬は秋~冬と言われていますが、「厚岸湖」は寒流の影響により夏でも海水温が上がりにくいため、一年中美味しい生牡蠣を食べることができます。
第1位 安平町
安平町菜の花さんぽ
正解:あびら
競走馬の産地として知られる町。
「やすひら」ではありません。
「雪」を詰めた雪だるまを、チルドゆうパックで全国へ発送するサービス『雪だるまゆうパック』が有名、本物の雪を送るそのユニークさが話題です。
アイヌ語「アピラ(崖のあるところ)」が由来とされています。
プチ観光
安平の初夏の風物詩「菜の花畑」。
丘陵地帯一面に広がる黄色のじゅうたんはまさに絶景!
毎年年は5月中くらいから『菜の花さんぽ』が開催されます。
幌馬車を引くのは、トラクター菜の花畑をゆっくり進みます。
生産農家様のご協力により通常は入ることのできない菜の花畑を散歩できる『菜の花散歩道』、菜の花の黄色と麦畑の緑の絶景コントラストを歩いて楽しむ『菜の花フットパス』など菜の花畑ではそれぞれ工夫を凝らした企画が盛りだくさんです。
まとめ|北海道の地名は“読めない”のではなく“物語がある”
北海道の地名が難しいのは、
漢字が複雑だからではありません。
そこには、アイヌ語という豊かな言葉と、
自然とともに生きてきた歴史が刻まれているからです。
次に北海道を旅するときは、
ぜひ地名にも注目してみてください。
読めなかった名前が、
きっと忘れられない思い出に変わります。
北海道の地名が読みにくい理由をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
▶ 北海道の地名が読めない理由を詳しく解説した記事はこちら
▶ 【道央編】北海道の難読地名10選!はこちら
▶ 【道南編】北海道の難読地名10選!はこちら






