「定山渓温泉」は、札幌の奥座敷と呼ばれ豊平川のほとりのに開けた温泉です。
支笏洞爺国立公園内にあり、豊かな自然に囲まれ緑があふれる温泉郷です。
四季折々どの季節でも美しい景色に出会える景勝地としても有名です。
特に渓谷があざやかに色づく秋の景色が絶景で紅葉を求めてくる方も少なくありません。
この「定山渓」には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
札幌中心部から約26キロ、車で1時間程の所にあります。
思った以上に札幌から近いのに自然がいっぱい。
遊歩道が作られていたりアクティビティも色々楽しめるんですよ。
温泉もとっても人気の北海道を代表する温泉地です。
今回は、定山渓温泉の歴史、温泉の泉質や効能など。
「定山渓温泉」の気になる事をいろいろ紹介しますね。
定山渓温泉の歴史
「定山渓温泉」の歴史は古く、安政5年(1858年)松浦武四郎が道路調査のため虻田(あぶた)から雪の中山等へを越えて、この地にやってきたのが温泉発見の記念すべき年です。
その後、明治2年に美作の国(みまさかのくに)現代の岡山県の美泉 定山(みいずみ じょうざん)というお坊さんが、アイヌの人たちから傷ついた獣が入って傷を治す川があると聞いて、小樽市朝里付近から山に入ってこの地を訪れました。
その川で源泉を確認したのです。
豊富な湯量に目をつけ、のちに小屋を建て湯治場を開いたのが定山渓温泉の始まりです。
この定山の名をとって定山渓温泉と名付けられました。
湯守廃止後も温泉発展に努力したのだそうですが、経営は苦しかったようです。
定山は、明治11年(1878年)の大晦日、正月用の門松を取りに山に入ったまま行方不明になったそうです。
今では温泉ホテルが立ち並び、年間240万人も訪れるほどの大きな温泉街になるとは、定山和尚も思っていなかったでしょうね。
定山渓温泉の泉質
「定山渓温泉」温泉は湯量も豊富です。
摂氏60~80度の熱泉が豊平川の渓流ぞいの56カ所から湧きだしているといいますから凄い数ですね。
そのほとんどが温泉街を流れる豊平川の月見橋付近と高山橋付近に集中していて、川岸や川底の岩盤の割れ目から豊富に自然湧出しています。
その量じつに毎分8600リットルで量・質ともに自慢のお湯です。
泉質は、ナトリウム塩化物泉(中性低張性高温泉)です。
色は、無色透明でなめるとまろやかな塩辛さが特徴ですね。
国内ではよく見られる泉質のひとつです。
定山渓温泉の効能
定山渓温泉のカフェ
旅に出てもコーヒーを飲みながら落ち着くひと時を過ごしたいですね。
そんな時におすすめのお店をご紹介しますね。
カフェ 崖の上
絶景カフェで人気の「カフェ 崖の上」は、定山渓の温泉街から少し離れた所にあります。
高さ40メートルの崖の端ギリギリに建っていてまさに崖の上。
ドリンクやケーキを中心にした手作りスイーツがどれを食べても美味しい。
車は、2.3台しか止めれません。
止めれないときは、路上に止めることになります。
中学生未満はカフェへの入場お断りですからご注意ください。
営業時間
10:00〜18:00
定休日
月曜(祝日の場合は営業、火曜休)
TEL 011-598-2077
ジェイグラッセ
リンゴや季節のフルーツを使った手作りスイーツが自慢のお店です。
とくにパリパリサクサクのアップルパイは絶品です。
ソフトクリームも美味しいよ。
営業時間
9:00~17:00
※現在、ランチメニューの提供を休止しております。
※イートインスペースは下記時間に限り対応しております。
平日 11:00~14:00
土日祝 10:00~15:00
テイクアウトは通常通り9:00~17:00で営業しております。
定休日
火曜定休、不定休
TEL 050-5590-4388
定山渓温泉のお土産
旅に出るとやっぱりお土産が欲しいですね。
定山渓温泉で人気のお土産をご紹介します。
大黒屋商店
昭和6年(1931)創業、温泉まんじゅうの老舗店です。
毎朝手作りされている温泉まんじゅうは、柔らかく薄めの皮にたっぷりと黒糖あんが入った無添加のまんじゅう。
蒸し立ての温かいお饅頭は気持ちまでホカホカになりますよ。
1個単位で購入可能なので必要な数だけ購入出来ていいですね。
早々に売り切れることもあるので、早めに立ち寄るのがおすすめです。
おまけを頂き、嬉しいことが何度もありました。
坂ノ上の最中
定山渓第一寶亭留翠山亭の1階にあります。
最中に洋菓子テイストを取り入れた新感覚スイーツ「MONAKA」と、パティシエが趣向を凝らしたパウンドケーキを販売する菓子工房です。
プリンやパウンドケーキもおすすめです。
営業時間
10:00~14:30(MONAKA売り切れ次第終了)
TEL
011-598-2142(定山渓第一寶亭留翠山亭)
定山渓のホテル
定山渓にあるおもてなし自慢のホテルをご紹介します。
定山渓温泉 ぬくもりの宿ふる川
「定山渓温泉 ぬくもりの宿 ふる川」は、道内では珍しい民芸調の宿屋で、ふるさとのぬくもりを感じさせます。
コンセプトは“故郷” 沢山の木のぬくもりと人のぬくもりがあふれる宿です。
どこか懐かしく思える宿で日頃のストレスを解放しませんか。
心のこもったお料理が人気でリピーターの方が非常に多いです。
スッタッフの方の心遣いが嬉しいと口コミがたくさんあります。
定山渓第一寶亭留・翠山亭
「定山渓温泉 定山渓第一寶亭留 翠山亭」は、お客様の心に「寶(たから)が留(とど)まる亭(やかた)」を宿の名としました。
おもてなしを第一に考えています。
濃厚な源泉をいつでも愉しめるよう、大半の客室に温泉内風呂を設けました。
館内には大浴場や宿泊者専用離れの湯屋「森乃湯」や貸切風呂など、いくつもの湯処があります。
お部屋の作りがゆったりして、過ごしやすいとおっしゃるお客様がたくさんいらっしゃいます。
お部屋の内風呂だけでなく、大浴場や貸切風呂もいいですよ。
定山渓温泉のまとめ
「定山渓温泉」は、札幌の奥座敷と呼ばれ豊平川のほとりのに開けた温泉で豊かな自然に囲まれ緑があふれる温泉郷です。
四季折々どの季節でも美しい景色に出会える景勝地としても有名ですが特に渓谷があざやかに色づく秋の景色が絶景で紅葉を求めてくる方も少なくありません。
札幌中心部から約26キロ、車で1時間程の所にある温泉地で遊歩道が作られていたり、アクティビティも色々楽しめます。
安政5年(1858年)松浦武四郎が道路調査のため虻田(あぶた)から雪の中山等へを越えて、この地にやってきたのが温泉発見の記念すべき年です。
明治2年に美泉 定山(みいずみ じょうざん)というお坊さんが、アイヌの人たちから傷ついた獣が入って傷を治す川があると聞いて、源泉を確認しのちに小屋を建て湯治場を開いたのが定山渓温泉の始まりです。
この定山の名をとって定山渓温泉と名付けられました。
「定山渓温泉」温泉は摂氏60~80度の熱泉が、豊平川の渓流ぞいの56カ所から湧きだし、その量は毎分8600リットルで量・質ともに自慢のお湯です。
泉質は、ナトリウム塩化物泉(中性低張性高温泉)で色は、無色透明でなめるとまろやかな塩辛さが特徴です。
ナトリウム塩化物泉(中性低張性高温泉)は、
入浴すると肌にこの塩分が付着して、汗の蒸発を防ぎ体の芯からポカポカ温まるので「熱の湯」ともいわれるほど高い保温効果があります。
寒い季節になると、湯けむりのたつ温泉にゆっくり入りたいですね。
そんな時は、定山渓温泉に行ってみるといいっしょ!
定山渓には、ほかにも見どころがたくさんあります。
定山渓温泉・豊平峡温泉・定山渓ダムのまとめ記事は、こちらをご覧ください。
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