「小樽市 オルゴール堂」なぜ有名？オルゴールの歴史や体験も

小樽市に行くなら、「小樽オルゴール堂」に行ってみてください。
この「小樽オルゴール堂」は、小樽市にある観光スポットです。
特にオルゴールの数の多さで知られており、あちらこちらから聞こえてくるオルゴールの音色は圧巻です。

この「小樽オルゴール堂」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。

「小樽市」の「オルゴール堂」はメルヘン交差点にあります。
歴史と魅力が詰まった人気の観光スポットです。
お店の前には、目印の蒸気時計がある日本最大のオルゴール店です。

建物は、1915年（大正4年）に有数の米穀商だった共成株式会社の本社社屋として建造されたもので、その外観はまるで大正時代にタイムスリップしたかのような趣があります。

「小樽オルゴール堂」の店舗は、小樽市内に4軒、その他に道内では、函館市や富良野市。
道外では、鎌倉、横浜、京都や石川県にもあります。

小樽市の・小樽オルゴール堂 本館・小樽オルゴール堂 手作り体験 遊工房・小樽オルゴール堂 堺町店は、いずれも小樽市の歴史的建造物の指定を受けた味のある建物です。

では、どうしてこの小樽にこんな大きなオルゴール店が出来たのでしょう？
それは、レトロな小樽市のこの雰囲気です。
オルゴールの音色が小樽の街に合うのではないかということからオルゴールの販売が行われるようになったそうです。

この記事では、「小樽市 オルゴール館」の見どころや特徴、アクセス方法、オルゴール製作の体験などをまとめてみました。

また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。

「小樽オルゴール堂」はなぜ有名？その魅力と歴史

「小樽オルゴール堂」はなぜ有名なのでしょう？
それは、なんといっても店舗に並ぶ圧倒的な種類と数の多さでしょう。
「小樽オルゴール堂 本館」の館内には約3,200種類、数にして約38,000個のものオルゴールが展示されています。

オルゴール堂には、美しい音色を奏でるオルゴールがずらりと並んでいます。

素敵な音色で聞く人を魅了するオルゴール、その歴史は中世ヨーロッパに遡ります。
その始まりは、人々に時を告げる時計でした。

特に複数の鐘が旋律を奏でる鐘は、カリヨンと呼ばれこれが、オルゴールの起源といわれています。

日本にオルゴールが伝わったのは、江戸時代の1852年といわれています。
このころ日本は、「鎖国」をしていて唯一取引をしていたのが、オランダでした。
オランダ人が江戸の深川で見世物として公開したそうでオルゴールの名前は、一気に広まったそうです。

小林伝次郎という時計職人が文久年間に日本で初めてオルゴールを作ったという記録があります。

明治、大正時代にオルゴールは次第に広く知られるようになりました。
そして昭和初期頃から部品の製造に興味を持つようになります。
通産省からの指示もあり、スイスのものを研究しましたがヨーロッパの技術をそのまま持ち込むことはとても難しかったようです。
独自の研究と開発が始められました。

朝鮮戦争の時に量産していた日本製のものをお土産として買って帰ったアメリカ兵がいました。、日本独自の技術によって作られたオルゴールは海外でも高く評価さたのです。

当時の曲は「大きな古時計」や「支那の夜」が大人気だったそうです。
そしてかつてはヨーロッパが中心であったオルゴール産業は日本へと移り変わりました。
現在では世界中の90％が日本でつくられています。

「小樽オルゴール堂」の見どころ

「小樽オルゴール堂」に一歩足を踏み入れるとそこはまるで別世界のような光景が広がります。
所狭しと様々なオルゴールが並ぶ店内は、非日常の幻想的な空間です。

こんな「オルゴール堂」で過ごす時間は、わくわく感を味わえる特別な時間ですね。
きっと素敵な旅の思い出となるでしょう。

「小樽オルゴール堂 本館」では、手作りのオルゴールからアンティークなものまで、多種多様なオルゴールが楽しめます。
訪れる人々は、自分だけのオルゴールを作るワークショップにも参加でき、思い出に残る一品を持ち帰ることができます。

小樽運河の近くにありますので、観光の合間に立ち寄るのに最適な場所です。
癒しの音色と共に、小樽オルゴール堂で素敵なひとときを過ごしてみませんか。

「小樽オルゴール堂」本館

「オルゴール堂本館」はオルゴール堂の始まりとなる店舗です、
その種類は約3,200種類、数にして約38,000個の品数を誇る日本で一番大きなオルゴール専門店です。

「オルゴール堂本館」の建つメルヘン交差点(堺町交差点)は、小樽市・堺町通り商店街の終点になる所です。
この交差点に立って周りを見渡してみると、まるでヨーロッパや北米の街に来たような異国情緒溢れる景色を楽しむことができることから、メルヘン交差点と呼ばれるようになりました。

「オルゴール堂本館」の前にはシンボルの蒸気時計があります。
温かい街づくりの心を形にしようと、“小樽の発祥の地”のメルヘン交差点に平成6年6月25日につくられたものです。
世界で最初の蒸気時計は、カナダのバンクーバーにあります。
この時計を作った時計職人レイモンド・サンダース氏が2つ目の作品として作ったもので世界で一番大きな蒸気時計です。
15分毎に上部にある5つの汽笛が優しさと温かさのある音でメロディーと共に時を告げます。
店内では、この蒸気時計を小さくしたかわいらしいオルゴールも販売されています。

小樽市の歴史的建造物にも指定されているこの建物は、レンガ造りです。
3階建ての建物で、100年以上の時を刻む建物が、オルゴールの魅力をより一層引き立てます。
中に入ると5つのフロアに分かれています。
フロアごとに異なるコンセプトのオルゴールが並んでいます。
宝石箱や和風のオルゴールが並ぶフロアーがあるかと思えば、ガラス製、木製、ライトが光るものや動きのあるもの、ぬいぐるみなどのオルゴールが並ぶフロアーもあります。

広々とした趣きある空間に、無数のオルゴールが並ぶ様子は圧巻で、ディスプレイは季節ごとに入れ替わりますから季節感も味わいながらオルゴールが楽しめます。

２階には、オルゴールの歴史をあらわすジオラマやブランドオルゴール・アンティークオルゴールなどのコーナー。
また、和雑貨と工芸品オルゴールのフロアーもあります。
ジオラマを見たいときには、スタッフに声かけるとみることが出来ます。

３階には、スタジオジブリやディズニー作品などの人気キャラクターのオルゴールや雑貨が並びます。
屋根裏部屋のような雰囲気の３階は、天井にたくさんの柱・梁が組まれている様子を見ることができ、建物の歴史が感じられます。

お土産として購入することもできますが、特に手作り体験が人気です。

オルゴール堂2号館

「オルゴール堂本館」のすぐ近くにある「オルゴール堂　２号館」は、アンティークミュージアムです。
100年以上前に作られたパイプオルガンをはじめ、貴重なアンティークオルゴールコレクションの実演を楽しめます。
「天上からの音楽」と賞賛されるパイプオルガンが、当時と変わらない自動演奏で美しく重厚な音色を奏でます。

一時間ごとに、エオリア・パイプオルガンをはじめ、ディスクオルゴール、自動演奏楽器、からくり人形など貴重なアンティークコレクションの実演行われています。
オルゴールの仕組みなどもスタッフが解説を交えながら紹介してくれるので勉強にもなります。
ぜひ、歴史を感じる貴重な音色を楽しみたいですね。

 

「小樽オルゴール堂 堺町店」

「小樽オルゴール堂 堺町店」は、「オルゴール堂本館」があるメルヘン交差点まで続く堺町通り商店街の入り口にあります。

小樽運河に近いのでお店はいつも混雑していますが、お土産にぴったりの小さめのオルゴールがたくさんあります。

とってもレトロな建物で周りもおしゃれな建物が多く、オルゴールだけでなく建物も楽しめます。

オリジナルブランドオルゴール「OTARU MUSIC」の工房を自由に見ることが出来ます。

職人さんが、オルゴールを作る姿も楽しめますね。

オルゴール製作体験「手作り体験　遊工房」

「手作り体験　遊工房」では、自分だけのオルゴールを作ることができるワークショップを楽しむことが出来ます。

好きな曲を選び、デコレーションをして世界に一つだけのオリジナルのオルゴールを作ってみましょう！

「手作り体験　遊工房」では、オルゴールだけでなくステンドグラスやフュージング、サンドブラストなど、さまざまな制作体験メニューを楽しめます。

手作りオルゴール　トッピングフリー

「トッピングフリー」オルゴールのベースの種類・曲目とか、飾り付ける小物などを自分で選びます。
接着剤を使って小物を飾り付け自分だけのオルゴールを作る制作コースです。

 

手作りオルゴール　トッピングキット

「トッピングキット」は、オルゴールケースと小物がすでに選ばれてセットになったオルゴール堂オのリジナルオルゴールセットです。

レイアウトは自由にできます。
ベースとなるオルゴールに小物をデコレーション（飾り付け）します。
小さな子供でも簡単に制作する事が出来ますので親子でも楽しめますね。
セットなので小物選びの時間がかかりませんし「トッピングフリー」コースよりもお得な価格設定になってます。

手作りオルゴール　ムーブメント組み立て

「ムーブメント組み立て」は、6つの部品を組み立ててオルゴールムーブメントを手作りする本格的な制作体験コースです。

ぜんまい用の板ばねや櫛歯の取り付けなど、細かな作業を体験できるのでオルゴールの仕組みや構造もよくわかります。

ガラス工芸　フュージング制作体験

「フュージング」は、小さなガラスの板の上に色とりどりのミルフィオリ（ガラスのビーズ）を散りばめて800℃の窯に入れて焼き上げます。
仕上がりは素敵なアクセサリーにできます。

ガラス工芸　ステンドグラス製作体験

「ステンドグラス」は、カットしてある色ガラスを組み合わせ、ハンダ付けで固定していきます。
様々な模様を作ったり、形に表情をつけることが出来ますので個性が出ますね。

ガラス工芸　サンドブラスト制作体験

「サンドブラスト」は、ガラスの表面にご自身で考えたデザインを描いて、砂を吹き付けて模様を描きます。
オリジナルガラス作品が作れます。

 

「小樽市 オルゴール」周辺のおすすめホテル

「小樽市 オルゴール」の周辺には、素敵なホテルや旅館が********。

Tabist 海宝樓 小樽

この「Tabist 海宝樓 小樽」は、レトロな街並みが人気の小樽市の見晴らし坂を上った高台にあります。

大正15年（1926年）から昭和2年（1927年）にかけて建築された、大正ロマン溢れる歴史的建造物で、その佇まいや調度品が有名で、歴史に興味がある人におすすめです。

小樽市の歴史的建造物に指定されている建物に泊まる機会は、なかなかないと思いますのでいい思い出になりますね。

お部屋はどれも40㎡以上の広い空間でゆっくりくつろげます。

また、「Tabist 海宝樓 小樽」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。

天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽(ドーミーイン・御宿野乃 ホテルズグループ)

この「天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽(ドーミーイン・御宿野乃 ホテルズグループ)」は、小樽市のJR駅前にあります。

駐車場も完備されていますので安心ですね。

このホテルの総合評価は「4.19」です。
まず、一番評価されているのが立地（4.75）で、食事（4.51）、風呂（4.45）、設備・アメニティ（4.20）と続きます。

旅に行ったら温泉に入りたい方も多いと思いますが、本格的な温泉に入れますので温泉好きな人におすすめです。

また、「天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽(ドーミーイン・御宿野乃 ホテルズグループ)」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。

Tabist THE GREEN OTARU(小樽グリーンホテル)

この「Tabist THE GREEN OTARU(小樽グリーンホテル)」は、小樽駅から徒歩3分立地の良さが人気です。

このホテルの総合評価は「3.28」です。
まず、一番評価されているのが立地（4.21）で、食事（3.70）、風呂（3.65）、サービス（3.15）と続きます。

お部屋の種類も多彩で好みに合ったお部屋を選べますね。
お部屋の様子はこちらからご覧ください。

また、「Tabist THE GREEN OTARU(小樽グリーンホテル)」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。

「小樽市 オルゴール堂」のまとめ

「小樽市 オルゴール堂」は、国内で一番大きなオルゴール店です。

「小樽オルゴール堂」の店舗は、小樽市内に4軒、その他に道内では、函館市や富良野市。
道外では、鎌倉、横浜、京都や石川県にもあります。

レトロな「小樽市」の雰囲気がオルゴールに合うのではないかということからオルゴールの販売が行われるようになったそうです。

店舗に並ぶ圧倒的な種類と数の多さ、「小樽オルゴール堂 本館」の館内には約3,200種類、数にして約38,000個のものオルゴールが展示されています。

「オルゴール堂本館」は、メルヘン交差点(堺町交差点)と呼ばれるヨーロッパや北米の街に来たような異国情緒溢れる景色の交差点に建ちます。

店舗の前ではシンボルの蒸気時計が15分毎に上部にある5つの汽笛が優しさと温かさのある音でメロディーと共に時を告げます。

「オルゴール堂　本館」の他にも市内には、アンティークミュージアムとして知られる「オルゴール堂　２号館」やお土産にぴったりの小さめのオルゴールがたくさんある「小樽オルゴール堂 堺町店」。
自分だけのオルゴールを作ることができる「手作り体験　遊工房」と趣の違う店舗が４件あります。

至近距離にありますし、それぞれが興味深く見れますので是非全部回ってくださいね。

今回は、その「小樽オルゴール堂」についてと周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。

「小樽市」を訪れるときは、ぜひ「オルゴール堂」に行ってくださいね！
かわいくて時間がたつのも忘れるの間違いなしです。