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有珠善光寺の歴史!願いが叶うお地蔵様とおびんずる様。御朱印も魅力

牛にひかれて善光寺参りなどといいますが、これは思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえですが、その善光寺が北海道伊達市有珠にもあります。

長野の善光寺とのつながりはないようですが、北海道では珍しい茅葺き屋根の本堂が、いかにも歴史がありそうな「有珠善光寺」です。
一歩足を踏み入れると、別世界に迷い込んだかのような静けさの中に四季折々の花が、季節を教えてくれます。

境内は、国の史跡に指定されていて、北海道保護樹木の石割桜・三本杉・大銀杏が植えられています。
国の重要文化財などが数多く収められている宝物館もあり、長い歴史を感じます。

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今回は、北海道で一番古いお寺「有珠善光寺」の歴史。
有珠善光寺のお地蔵様・御朱印帳に御朱印など「善光寺」について詳しくご紹介します。

蝦夷三官寺・有珠(うす)善光寺の歴史

「有珠善光寺」は、北海道で一番古いお寺で、蝦夷三官寺の一つに数えられています。

「有珠善光寺」の宗派は、浄土宗です。
名称は、大臼山 道場院(おおうすざん どうじょういん)善光寺といいます。

淳和天皇(じゅんなてんのう)の頃、天長3年(826年)という古い時代に、比叡山の僧、慈覚大師(じかくだいし)がこの地に渡り、自ら彫った本尊阿弥陀如来を安置し開基したと伝えられています。 
その後、慶長(けいちょう)18年(1613年)に、松前藩士によって改築された北海道で一番古いお寺です。

この有珠善光寺は、文化4年(1807年)、徳川十一代将軍家斉(いえなり)によって、始めて蝦夷地を直轄するための、幕府の御用金をもって再興された寺です。
蝦夷地で死亡した和人の葬儀とアイヌ民族への仏教布教を目的として建てられました。

厚岸の国泰寺、様似の等満院とともに、十万石をたまわる官寺(かんじ)となり、蝦夷三官寺に指定されたのです。

その後、有珠山噴火などの幾多の災害を乗り越えて、江戸時代の佇まいを今日に伝えているのです。

有珠善光寺は、昭和49年(1974年)に境内一帯が国の史跡に指定され、平成30年(2018年)には、北海道遺産に選定されました。

この由緒あるお寺には珍らしい絵図や経典、記録、仏像などがあり、国指定重要文化財62点などが展示保管されている宝物館に収められています。
宝物館は、平成23年(2011年)にオープンいたしました。
国指定重要文化財・北海道有形文化財・アイヌ民族資料などが数多く展示保管されています。
その中でも面白いのは本尊の阿弥陀如来像です。
高さ30センチ余りの金一銅仏で、普通は、阿弥陀様は蓮の台座にお乗りですが、ここのは蓮ではなく臼型になっているのだそうです。
昭和34年に北海道有形文化財に指定されています。

【宝物館拝観料】
大人 500円/高校生以下 400円
30人以上の団体割引:大人 400円、高校生以下 300円
【開館時間】
午前9時~午後5時(完全予約制)

境内には一年を通して桜やツツジ、紫陽花などが色鮮やかに咲き「花の寺」として親しまれています。
杉と松などの老樹、春の桜・つつじ続いて色とりどりのあじさい、などの季節の美しい花々が咲き、秋には見事な紅葉とそれぞれの季節を映してくれます。
後方には有珠山の雄姿を配し、前方には、有珠湾の入江に浮かぶ島々や、その間をぬって行来する磯舟といった、さながら″小松島″と呼ぶにふさわしい情景が展開されています。

有珠という地名は、アイヌ語の「ウシ」がなまった言葉で「湾」という意味で有珠湾を指したものだと思われます。
大正5年(1916年)ころから、有珠湾内でノリとカキの養殖が始まりましたがだんだん育たなくなり今では、ホタテ貝やコンブの養殖が行われています。

有珠善光寺のお地蔵さん

江戸時代の慶長(けいちょう)18年(1613年)に、松前藩が再興したと伝えられる善光寺があった場所が、この地蔵堂の境内です。
当初の建物は現存してはいませんが、9尺に2間程度のものであったらしいです。
間口(まぐち)九尺(約二・七メートル)奥行二間(約三・六メートル)の家というのは、江戸時代、最も狭い住居の大きさでした。
亨和年間に焼失したらしく、仮堂で凌いでいたといわれます。
幕末、「有珠善光寺」が再興された時に、この場所から北西700mの位置に本堂・庫裡が建立されました。
その後、仮堂を修復して地蔵堂としたらしいです。
現代の建物は、大正8年(1919年)に新築され幾度かの修復を経て現在に至っています。

この辺りには、「有珠伝説」といわれる伝説が多数残っていますが、その中にお地蔵さまにまつわる伝説も残されています。
昔、有珠の海にお地蔵様が流れ着きました。
そのお地蔵様をまつる、地蔵堂を建て人々は大切におまもりしました。
いつしかお地蔵様を拭いて願いをかける人が近隣からも訪れるようになりました。
ある人は、「今度は女の子が生まれますように」とお願いしたところ「女のお孫さんがうまれた」といい。
ある人は「病が軽くなりますように」と願って痛む場所と同じお地蔵様のヒザを撫でたところ楽になったといいます。

有珠善光寺本堂のおびんずる様は、なで仏と呼ばれる、なでて「厄払い」や「開運」を叶えてくれる仏像です。
有珠善光寺門前市で販売している「拭くおまもり 福まもり」は、有珠善光寺本堂で、健康と開運をご祈願していただいたもので、有珠善光寺本堂のおびんずる様・地蔵堂のお地蔵様を拭いて、肌につけておくお守りです。

おびんずる様は、
有珠善光寺の階段を上がり、賽銭箱の横を通って、本堂に入ると左側にあります。

体調の悪い人には、よくなりますように!と願いながらお地蔵様を拭き、布を渡すといいそうです。
願いが叶うといいですね。

有珠善光寺のお守り・御朱印

・交通安全、健康、安産、学業などのお守りを寺務所で販売しています。
御朱印帳は、善光寺オリジナルデザインで善光寺と桜の花が美しい4種類の色があります。
 素敵な思い出になりますね。
 書き代を含めて2,500円で、寺務所で販売しています。

善光寺霊茶(健康茶)国産茶葉ほうじ茶にクコ、カワラケツメイなど自然薬草数種配合していてここでしか買えないお茶です。
寺務所、境内の門前市で販売、門前市ではもなかなども販売されていますよ。

有珠善光寺の近くのお食事処

北海道は、美味しいものの宝庫。
海鮮、お肉、ラーメンのお店をご紹介します。

あぷた道の駅

善光寺から海を見ながら4.5分走った国道37号線に面したところにあります。
眼下に虻田漁港と内浦湾が一望出来る高台に建っていて、建物は番屋をイメージしたレトロなものです。
特産のホタテを使ったメニューやうに丼が自慢の道の駅です。
太平洋に沈む夕日は、周りを真っ赤に染め幻想的です。
レストラン営業時間 11:00~14:00

洞爺湖町内で作られた新鮮な野菜・ホタテ・加工食品などを販売しています。
お土産にぴったりですね。

あぷた道の駅からの美しいい夕日をお楽しみください。

住所  虻田郡洞爺湖町入江84-2(国道37号沿い)
TEL  0142-76-5501
休館日  年末年始(12月30日〜1月5日)
開館時間 9:00~18:00(4月~10月)
     9:00~17:00(11月~3月)

レストラン望羊蹄

善光寺から、車で15分くらいで洞爺湖温泉に行けます。
洞爺湖温泉で昔から営業している老舗の洋食屋さん望羊蹄です。

木に囲まれたシックなお店で、店内も落ち着いた感じでもおしゃれでとっても雰囲気がいいですよ。
ハンバーグ、バターライス、などの洋食メニューが人気ですが、ルスツポークのポークチャップがお店のおススメです。

テラス席もあって洞爺湖を見ながら食事が楽しめます。

住所   北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉36-12
電話番号 0142-75-2311
営業時間 ランチ 11:00~15:00 ディナー 17:00~20:30
定休日  不定休

ラーメン一本亭

温泉街で人気のラーメン店。
メニューは、塩、2種類(黒・赤)の正油、味噌、辛味噌、あぶらー麺などがあります。
中太ちぢれでコシのある麺とスープが良く絡み美味しいラーメンです。

北海道ミシュランにも掲載されたことがるので、いつも混んでますね。
醤油ラーメンが2種類もあるのも普通のラーメン屋さんとはちょっと違った感じです。
北海道では、味噌ラーメンが何種類かあるところは知っていますが、正油は初めてです。

住所  北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉78 よそみ山通り
TEL  0142-38-2007 
営業時間 [火・金・土・日]
     11:30〜14:00 18:00〜20:00
     売り切れ次第終了
定休日  月曜日

洞爺湖のお土産

観光地に行くとやっぱりお土産を買いたくなりますね。
洞爺湖のお土産をご紹介します。

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洞爺湖温泉のホテル

洞爺湖温泉で人気のホテルをご紹介します。
洞爺湖温泉のホテルからは、名鏡洞爺湖・中の島・羊蹄山をきれいに見る事ができます。
温泉に入りながら絶景を楽しめるホテルもあります。

洞爺湖では、毎晩20:45から約20分間、湖上で打ち上げ花火があげられます。
湖側のお部屋ですとお部屋から見れますから最高の贅沢ですね!

ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート

ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾートは、全室から見える洞爺湖の絶景が人気です。

小学生以下のお子様が利用できない個室でお食事のプランもあるので静かに、ゆっくりお食事したい方にもぴったりですね。

ワンちゃんと泊まれるワンちゃんルームがあるのもうれしいです。

天空露天風呂・展望大浴場・ドライサウナにミストサウナこんなに充実しているのに、まるで昔の銭湯のようで懐かしい温泉が作られました。
下駄箱から始まって、シャワー・カラン・ケロリンの湯桶、それだけでもうれしいのにお湯に入りながら富士山もみれますよ。

ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ

小高い丘の上にある、まるで要塞のようなホテルです。

ザ・ウィンザーホテル洞爺は、2008年7月7日~9日にかけて、洞爺湖サミットが行われた高級感あふれるホテルです。

温泉街とは、ちょっと離れていますがもちろん天然温泉です。
スパ・プールもあり食事も大人気で高台からの洞爺湖の風景は圧巻です。

今回の旅は、ちょっと贅沢にと思っている方にぴったりのホテルで、宿泊した方はどなたも高級感漂うとおっしゃっています。

有珠善光寺のまとめ

北海道伊達市有珠にある「有珠善光寺」
北海道では珍しい茅葺き屋根の本堂が、いかにも歴史がありそうです。

「有珠善光寺」は、北海道で一番古いお寺で、蝦夷三官寺の一つに数えられています。
有珠山噴火など幾多の災害を乗り越えて、江戸時代の佇まいを今日に伝えているのです。有珠善光寺は、昭和49年(1974年)に境内一帯が国の史跡に指定され、平成30年(2018年)には、北海道遺産に選定されました。
国指定重要文化財62点展示保管されている宝物館もあり国指定重要文化財62点展示保管されています。
境内には一年を通して桜やツツジ、紫陽花などが色鮮やかに咲き「花の寺」として親しまれています。

北海道で初めてのお寺が建てられた場所は、地蔵堂の境内で「有珠善光寺」が再興された時に、この場所から北西700mの位置に本堂・庫裡が建立されました。
その後、仮堂を修復して地蔵堂としたらしいです。
大正8年(1919年)に新築され幾度かの修復を経て現在に至っています。
この辺りには、「有珠伝説」といわれる伝説が多数残っていますが、その中にお地蔵さまにまつわる伝説もあります。
昔、有珠の海にお地蔵様が流れ着き、地蔵堂を建てお地蔵様をまつました。
いつしかお地蔵様を拭いて願いをかけると叶い近隣の人も訪れました。
有珠善光寺本堂のおびんずる様は、なで仏と呼ばれる、なでて「厄払い」や「開運」を叶えてくれる仏像です。
おびんずる様は、有珠善光寺の階段を上がり、賽銭箱の横を通って、本堂に入ると左側にあります。

交通安全、健康、安産、学業などのお守りや御朱印帳は、寺務所で販売しています。

花の寺と呼ばれている善光寺!
一年を通して何かしらの花が必ず咲いているお寺できれいな花を見たり。
おびんずる様にお願いするのもいいですね。

「有珠善光寺」に行く時には、旅の参考にしてください。

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