
北海道に行くなら、「洞爺湖(とうやこ)」に行ってみてください。
この洞爺湖は、北海道虻田郡(あぶたぐん)洞爺湖町(とうやこちょう)にあります。
洞爺湖は、支笏湖とともに支笏洞爺国立公園の中心となる湖です。
周囲43キロの洞爺湖の透明度は14mほどで中島付近では、湖底の流木がはっきりと見られるほどのきれいな水です。
普通北海道の湖は、冬になると凍ってしまいます。
しかし洞爺湖は、支笏湖とともに北海道の厳しい寒さの中でも湖面が凍ることのない「不凍湖」として知られています。
冬でも凍らない不凍湖としては、最北にある湖です。
その形は、ほぼ円形で湖の中央に「大島」「観音島」「弁天島」「饅頭島」の4つの中の島がぽっかり浮かんでいます。
空の上から見ると丁度ドーナツのような丸い形をした湖なんですよ。
お天気のいい日には「羊蹄山(ようていざん)」の美しい姿が見れます。
「羊蹄山」は、その姿が富士山に似ているので「蝦夷富士」といわれています。
この「登別クマ牧場」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
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湖の南西部には、温泉郷洞爺湖温泉があります。
湖畔には、ホテル、旅館、土産品店が軒を連ね、静かな中にもにぎわいを見せています。
また、夜になると湖水に映える向洞爺の灯りがとてもきれいです。
温泉街の灯りも反射して、いつまで眺めていてもあきないほどの夜景を楽しむこともできます。
この記事では、「洞爺湖」の成り立ちや中央にある島々、また「洞爺湖有珠山ジオパーク」などについてまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてくださいね。
「洞爺湖」の成り立ちについて
今から11万年余り前に現在の洞爺湖周辺で、激しい火山活動がありました。
大量のマグマが地表に放出されカルデラが出来ました。
この時の噴火では、火山灰は東北まで達するほどでした。
そのカルデラに雨水などがたまってできたカルデラ湖が洞爺湖なんです。
この噴火で噴出した膨大な火砕流(かさいりゅう)は、洞爺湖の北西および南東に堆積して広大な台地を形成したのです。
5万年前には、カルデラ内で噴火がはじまりまりました。
溶岩ドームの中島が生まれたのです。
2万年前には、カルデラ湖の南側で噴火がはじまりこれが有珠山になりました。
有珠火山の成長にともなって、洞爺湖から流出する河川が堰き止められました。
このため洞爺湖の水位は急激に上昇したのです。
こうしてできた洞爺湖はいまでは、湖の深さ183メートルで支笏湖、摩周湖に次いで北海道では3番目に深く、全国でも6番目の深さがある湖です。
洞爺湖の中の島はこうしてできた

洞爺湖の真中に浮ぶ四つの島々。
大島、観音島、弁天島、鰻頭島(まんじゅうじま)と呼び、4つ合せて中島、又は中の島と呼んでおります。
約5万年前、洞爺湖中心で火山の噴火が起こり噴火口から押し出された粘り気の強いマグマが固まって溶岩ドームができました。
その後、噴火口が次々と移動しながら溶岩ドームをいくつもつくり、それが洞爺湖に浮かぶ島となったのです。
その時にできた島が、大島と3つの島なのです。
大島
中の島の中でも一番大きな島が大島です。
周囲14.5㎞、湖面からの高さは300メートルあり、7つの峰からできています。
大島には洞爺湖温泉からの遊覧船が発着する船着場があります。
洞爺湖温泉から30分弱で行くことができますで多くの方が湖上遊覧を楽しんでいます。
この島は大昔から人々が生活していたといわれ、二千数百年前の先住民族の遺物なども発掘されています。
アイヌの人々は「トー・ノキシ・ヌプリ」と呼んでいました。
古事記にも阿部比羅夫がエゾ討伐の際、逃れたアイヌの含長が″キムント・ウンクル″として代々この島に住んでいたと語られています。
また、この島には、徳川幕府が文字の知らないアイヌの人達のために、文筆の神として天満宮を祭ったこともあったそうです。
1957年には、観光資源として雄のエゾ鹿1頭、1958年に雌1頭、1965年に妊娠したメス1頭の合計3頭導入されました。
初めのうちは、この鹿たちの可愛さが中の島のシンボルといわれていました。
しかしこれが、増えに増え今では島の森林が食害で、消失した植物など植生の大きな変化が発生しています。
鹿の好きな植物はなくなり嫌いなフッキソウとハンゴンソウなどが繁茂しています。
この大島には、昔から大きなワシが島の主として住んでいるということです。当地の鳥類研究家のお話によりますと、シベリヤから渡って来たものらしく、その数も増えているそうです。
「本当に島の主はお前か?」と、たずねると、「ワシジャ」と答えるそうですが、ちょっとあてにはならないようですね。
観音島
大島のすぐとなり三角の形をした小さな島が、観音島です。
アイヌ語で「カムイ・チセ・モシリ」といい〝神のいる島〟という意味です。
円空上人は、寛文のころエゾ地と交通の要所であった青森県の二厩に、まず義経寺を建てました。
それから北海道(エゾ地)に渡り、この島に草ぶきの家を建て、アイヌの人達に宗教を伝えたとされています。
島にはナタ作り観音が安置されています。
又一説には、肉親の兄頼朝に裏切られエゾ地に渡ったと伝えられる一世の風雲児の義経。
この源義経が一度この島に渡り、島の大曾長であったアイヌの″ポロユク″の助けをかり、一旗挙げようとしました。
ですが、大曾長に断られ淋しく島を去ったそうです。
このことをふびんに思った円空上人が義経供養の観音像を祀ったと伝えられています。
弁天島
観音島のとなりにある平な島は、弁天島です。
アイヌ語で「トップモシリ」と呼んでいて〝2つある島〟または〝竹のある島〟という意味です。
安政年間、三田弁六という人が厳島神社を建て、さらに昭和14年再興された朱塗りの厳島神社には、縁結びの神、弁天様が琵琶を弾いているお姿がおまつりされています。
「あなた100まで、わしゃ99まで、共に白髪の生えるまで」と、御利役があるといいですね。
鰻頭島(まんじゅうじま)

ひとつ離れた小さな島が饅頭島です。
アイヌ語で「ポンモシリ」と呼んで〝小さな島〟という意味です。
この島には、青大将がたくさん棲んでいることから蛇島とも呼ばれています。
洞爺湖有珠山ジオパーク
ジオパークは「ジオ(大地)」と「パーク(公園)」を組み合わせた言葉です。
洞爺湖有珠山ジオパークは、”変動する大地との共生”をテーマとするジオパークです。
洞爺湖を中心に、伊達市・豊浦町・壮瞥町・洞爺湖町が含まれ、その面積は約1,064平方キロもあります。
2009年に世界ジオパークとして認められ、2015年11月からはユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の正式な認定を受けた「ユネスコ世界ジオパーク」となっています。
洞爺湖有珠山ジオパーク
洞爺湖有珠山ジオパークでは、約11万年前の巨大噴火でできた洞爺湖や約2万年前の火山活動でできた有珠山など、繰り返される火山活動により変動する大地の姿を体感することができます。
有珠山は江戸時代以降、20〜30年おきに噴火している活火山です。
洞爺湖有珠山ジオパークの最大の特徴は、人々が活火山のすぐ近くで暮らし続けてきたということです。
過去の噴火災害の記憶を風化させないために、噴火による被害を受けた建物や道路などを丸ごと「災害遺構」として保全し、見学できる散策路にしています。
また、縄文の人々の暮らしが分かる遺跡やアイヌの人々の生活の証なども多く残され、火山と共生してきた人々の歴史を見ることもできます。
噴火を繰り返し、変化してきた大地が様々な恵みをもたらしています。
地殻変動の断層跡がジオパークに認定・珍小島

洞爺湖の温泉街のはずれにある「珍小島」以前は、湖面に浮かぶ小島でした。
平成12年(2000)3月27日の有珠山の噴火で洞爺湖畔に砂州でつながった島です。
「珍小島」は周囲約200メートル、面積約2000平方メートルの小さな無人島です。
最高標高84.1メートルですが、洞爺湖の標高が84メートルですので、湖面から1メートルほどの高さしかありません。
付近の湖畔は「珍小島公園」として整備されています。

この、「珍小島」
漢字で書く分には何の抵抗もありませんが、ガイドのように声に出して説明しなければならない時には、いささか厄介な名前でした。
「ちんこじま」するっというようにはしていましたが、必ず引っかかる方が出てきます。
若い時には、やっぱり恥ずかしかった!
テレビ番組などの珍地名なんかに出てきたこともありましたね。
2000年の有珠山噴火では地盤変動がこの珍小島周辺にも及びました。
断層跡が現在も公園内の段差として保存されいます。
そのため洞爺湖有珠山ジオパークのジオサイトとなっています。
「洞爺湖」周辺のおすすめホテル
「洞爺湖」の周辺には、素敵なホテルや旅館がありますのでご紹介します。
洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス
この「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」は、洞爺湖温泉街でも大きなほうのホテルです。
一番の特徴は温泉で、最上階の露天風呂は目線に洞爺湖が広がるインフィニティ露天風呂です。
洞爺湖を一望できるお部屋が有名で、湖の風景が楽しみな人におすすめです。
お部屋は、温泉展望風呂付のお部屋などが人気です。
お部屋の様子はこちらからご覧いただけます。
人気の温泉は、最上階と地下1階にあります。
広々した温泉はこちらからご覧ください。
このホテルの紹介記事はこちら>>

洞爺湖温泉 洞爺観光ホテル
この「洞爺湖温泉 洞爺観光ホテル」は、洞爺湖温泉街のほぼ中央にあるホテルです。
遊覧船の乗り場も近く、周りには土産店なども立ち並ぶにぎやかな通りに面しています。
一番の特徴は全室レイクビューのお部屋で、お部屋から見える絶景は素晴らしいです。
温泉が有名で、いろいろな湯船に入ってみたい人におすすめです。
きれいな洞爺湖を見渡せるお部屋はこちらからご覧ください。
このホテルの紹介記事はこちら>>

絶景の湯宿 洞爺 湖畔亭
この「絶景の湯宿 洞爺 湖畔亭」は、いろいろなシチュエーションでホテルから見える洞爺湖。
この素晴らしい景色は、時間を忘れてみていられるほどです。
一番の特徴は湖の近さで、モーターボート乗り場もありボートにも乗ることが出来ます。
洞爺湖で上げられる花火がお部屋からも見えることが有名で、花火を楽しみたい人におすすめです。
ゆっくりくつろげるお部屋は、こちらをご覧ください。
札幌方面からは、無料の送迎バスも運行されています。
アクセスは、こちらからご覧ください。
洞爺湖の成り立ちと中の島・のまとめ
「洞爺湖」は、支笏洞爺国立公園内にあるカルデラ湖です。
「洞爺湖(とうやこ)」は、北海道虻田郡(あぶたぐん)洞爺湖町(とうやこちょう)にあります。
洞爺湖は、周囲43キロ、透明度は14mほどで中島付近では、湖底の流木がはっきりと見られるほどのきれいな水です。
普通北海道の湖は、冬になると凍ってしまいますが、洞爺湖は、支笏湖とともに北海道の厳しい寒さの中でも湖面が凍ることのない「不凍湖」で冬でも凍らない不凍湖としては、最北にある湖なんですよ。
この湖ができたのは、今から11万年余り前にこの周辺で、激しい火山活動がありカルデラが出来ました。
このカルデラに雨水などがたまって洞爺湖が出来ました。
5万年前には、カルデラ内で噴火がはじまりまり溶岩ドームの中島が生まれ、大島、観音島、弁天島、鰻頭島(まんじゅうじま)の4つの島が出来ました。
2万年前には、カルデラ湖の南側で噴火がはじまりこれが、有珠山になり現在の姿に近い出来上がってきました。
2009年”変動する大地との共生”をテーマとするジオパーク洞爺湖有珠山ジオパークが認定されました。
巨大噴火でできた洞爺湖。
20〜30年おきに噴火している活火山有珠山、繰り返される火山活動により変動する大地の姿を体感することができます。
いまだ白煙を上げ活動する有珠山や昭和新山など今後の火山活動からは、目が離せません。
今回は、洞爺湖の成り立ちやそこに浮かぶ中の島がどのようにできたか。
今でも活動を続ける洞爺湖周辺の活火山の繰り返される火山活動により変動する大地の姿を体感する洞爺湖有珠山ジオパークの話。
また周洞爺湖のおすすめホテル情報をご紹介しました。
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洞爺湖に来たら、風光明媚な姿をお楽しみくださいね!








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