
稚内、利尻島、礼文島――
大自然に囲まれたこの地域には、アイヌ語由来の地名が数多く残っています。
一見すると読めそうで読めない。
漢字からはまったく想像できない。
でもその響きには、最果ての地で生きた人々の歴史が刻まれています。
あなたはいくつ読めますか?
宗谷の難読地名に挑戦してみましょう。
① 猿払(さるふつ)
正解:さるふつ
ホタテで有名な村。
アイヌ語「サラ・プツ(ヨシ原の河口)」が語源といわれています。
総面積は590平方キロメートルあり、村としては北海道で一番面積が広い村です。
北海道では、ホタテ養殖をしている所がたくさんありますが、この猿払村は天然ほたて貝の水揚量が日本一です。
天然ホタテは、甘みが強くてコリコリした食感です。
約8 kmの直線道路が延び、全線に渡って道路にガードレールや電柱は1カ所もない「エサヌカ線」は、ライダーの憧れです。
② 豊富(とよとみ)
正解:とよとみ
比較的読みやすいですが、アイヌ語で「エベコロベツ魚(食べ物)が豊富な川」という地名に由来します。
周辺はアイヌ語地名が多い地域。
日本最北の温泉郷として知られています。
豊富温泉は、油分を含む温泉でアトピー性皮膚炎や乾癬への高い効能で知られています。
③ 幌延(ほろのべ)
正解:ほろのべ
アイヌ語「ポロ・ヌプ(大きな原野)」が由来とされています。
宗谷らしい広大な風景が広がります。
珍しいトナカイ観光牧場があります。
フィンランドからやってきた幌延生まれの二世、三世で、現在も幌延町で元気に育っています。
🦊トナカイ観光牧場の入場料は無料です。
クリスマスには、「トナカイホワイトフェスタ」や雪ん子まつりなどの
イベントが盛り沢山・・・トナカイにぴったりですね。
④ 利尻(りしり)
正解:りしり
利尻富士で有名な島。
アイヌ語「リ・シリ(高い島)」が語源といわれています。
標高1,712メートルの利尻岳を中心に観光スポットが数多くあります。
美しい海岸線からの風景・夕日
自然の中にたたずむ美しい沼など・・・
外せないのが美味しい海の幸です。
▶ 「絶景とグルメの島」利尻島の観光スポットはこちら

⑤ 礼文(れぶん)
正解:れぶん
“花の浮島”と呼ばれる礼文島。
アイヌ語「レプン・シリ(沖の島)」が由来とされています。
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⑥ 抜海(ばっかい)
正解:ばっかい
稚内市の地名。
アイヌ語の「パッカイ・ペ(子を背負うもの)」に由来する地名で難読地名のひとつです。
かつては日本最北の木造駅舎「JR抜海駅」がありましたが、令和7年(2025年)3月に廃止・解体されました。
⑦ 声問(こえとい)
正解:こえとい
北海道稚内市にある地名で稚内空港の近くにあります。
初見で読めたらかなりの北海道通です。
アイヌ語の「コイトゥイエ(波のため河口の砂場が切られた所)」に由来する地名です。
大沼(汽水湖)にその名が残っています。
白鳥や野鳥の飛来数は、国内屈指を誇ります。
⑧ 宗谷(そうや)
正解:そうや
日本最北端・宗谷岬のあるまち。
アイヌ語「ソー・ヤ(磯の岸)」が語源といわれています。
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⑨ 天塩(てしお)
正解:てしお
天塩川で知られる町。
アイヌ語の「テッシ・オ・ペッ(梁(やな)・多い・川)」由来の地名で、宗谷と道北の境界に位置します。
天塩川本流・支流やパンケ沼などでシジミ漁が盛んになり「天塩名産」として知られます。
⑩ 稚内(わっかない)
正解:わっかない
日本最北端の市。
アイヌ語「ヤム・ワッカ・ナイ(冷たい水の川)」が語源といわれています。
まとめ|宗谷は“最果てのアイヌ語地名エリア”
宗谷エリアは、北海道のなかでも特にアイヌ語の響きが色濃く残る地域。
利尻の山、
礼文の花、
宗谷岬の風。
その風景そのものが、地名として今も息づいています。
難読に見える名前も、
意味を知ると一気に親しみがわくはずです。
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次に最北の地を訪れるときは、
ぜひ地名の意味も感じながら旅してみてください。





