今回は、北海道の行政の要・北海道庁の旧本庁舎をご案内いたします。
札幌市の中心地にあるこの建物の歴史や今までの歩みを詳しくご紹介いたします。
それでは、準備が出来ましたら出発いたします。
発車オーライ!!
赤レンガリニューアル中
「赤れんが庁舎」は、劣化が進んだためリニューアル工事中です。
令和7年(2025年)2月まで休館中になります。
休館の間は、仮設で施設を作り一般の方に公開しています。
八角塔屋根も取り外し、間近でご覧いただけます。
八角塔屋根は、高さ約6.5m幅約8mの大きさがあり普段は、塔の上にあるので今後間近でご覧いただく機会は、ないでしょう。
改修中の庁舎内の映像も流れていますので工事の進行具合もお楽しみいただけます。
赤れんが庁舎前庭は、今まで通り楽しめますので施設をご覧いただいた後ゆっくりくつろぐことができますね。
住 所 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 北海道庁敷地内
開 館 時 間 8:45~18:00(最終入館時間17:50)
公 開 期 間 令和5年5月7日~令和6年5月上旬
休 館 日 12/31、1/1~1/3(土日祝日開館)
入 館 料 無料(事前予約等は不要)
施 設 概 要 八角塔屋根の見学が可能
赤れんが改修工事概要の展示
赤れんが庁舎に係る歴史の展示
管 理 運 営 赤れんが庁舎改修事業受注コンソーシアム
問 合 せ 先 仮設見学施設受付 TEL:070-7824-1796
北海道庁旧本庁舎
「赤れんが庁舎」の愛称で親しまれております、赤レンガ造りの建物が北海道庁旧本庁舎でございます。
現在使われている新庁舎ができるまで、約80年に渡って道政を担ってきた北海道の象徴的存在でございます。
昭和44年(1969年)3月12日に国指定重要文化財に指定されてました。
赤レンガ建築
明治2年(1869年)年今まで「蝦夷地」と呼ばれていたこの地が「北海道」となり、国の手で開拓をすることになりました。
7月に政府は、『開拓使』を設けて、元佐賀藩主、鍋島直正が開拓使長官として北海道の本格的な開拓をはじめたのです。
明治4年(1871年)、アメリカ留学を終えた開拓次官黒田清隆が、ケプロンを始め外人技師を伴って帰国し、欧米の文化や技術が積極的に取り入れられ排水工事、農業指導と改良が進められ行きました。
明治15年(1882年)年2月には、『開拓使』が廃止となりました。
その後、明治19年(1886年)年1月、北海道庁が設置されました。
明治21年(1888年)アメリカ風ネオ・バロック様式の建築で建てられた「赤れんが庁舎」。
その建物は、明治時代に作られたひずみのあるガラスなど、まるでタイムスリップしたような感覚でございます。
約250万個のれんがを使った建物の出窓には開拓使のシンボルである「五稜星」がございます。
館内に入ると、赤い絨毯が敷かれた玄関ホール明治の札幌の街を再現したジオラマや北海道の開拓に関する絵画が飾られ、北海道の歴史を学ぶことができます。
「北海道」の名付け親・松浦武四郎が作り上げた26分割の北海道地図もございます。
この「赤れんが庁舎」という呼称は、昭和43年(1968年)11月の道の部長会議において決定されたもので、当時その他の案には、「北海道庁本館」、「旧北海道庁本庁舎」、「道政記念館」、「道政資館」、「赤煉瓦庁舎」などがあったようでその中から選ばれたものです。
赤れんが庁舎前庭は、市民や観光客の皆様の憩いの場となっています。
チューリップなどの花々が出迎えてくれ、池には、マガモやコイの姿を見ることができ四季折々表情を変えてくれます。
ゆめ
皆様お疲れ様でございます。
今回は、北海道庁の旧本庁舎をご案内いたしました。
今は、改修工事中で中に入ってみることができませんが、仮設の見学施設があり普段は見る機会がない八角塔屋根も取り外し、間近でごらんいたでけます。
この機会に、ぜひご覧になってください。
さて、赤レンガはいかがでしたでしょうか?
名残は尽きませんが、そろそろお別れのお時間となります。
お忘れ物がございませんようにご注意ください。
また、元気にお会いできる事を楽しみにしております。
それではその時まで、したっけね~
コメント