なだらかな丘陵地帯が一面に広がる「宗谷丘陵」は、北海道稚内市(わっかないし)宗谷岬(そうやみさき)にあります。
標高20メートルから200メートルの高さで、“モコモコ”としたなだらかな丘陵（きゅうりょう）は、稜線（りょうせん）は丸みを帯び、谷は枝分れした樹木のように伸びています。
この地形は「周氷河地形（しゅうひょうがちけい）」の一つといわれています。
氷河期の地盤の凍結と融解の繰り返しで、土がゆっくりと動くことでつくられた地形です。
明治の中頃までは、丘陵全域にわたりうっそうとした森林が生い茂っていましたが、相次ぐ山火事で今では一面、牧草地とササに覆われ宗谷岬牧場があります。
稜線が丸みを帯びたその美しい景観は平成16年（2004年）北海道遺産に指定されています。
この「宗谷岬」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
★の数（総合）： 4.67
★の数（総合）： 3.33
★の数（総合）： 4.00
まるで日本ではないような景観の「宗谷丘陵」には、、白い道や、外国のようなな錯覚を覚える風車などがあり、宗谷岬の夕日も大変きれいに見えるビュースポットです。
この記事では、「宗谷丘陵」の展望休憩施設や白い道、風力発電についてなどをまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください
「宗谷丘陵」の展望休憩施設
宗谷海峡を望む高台にある風車が目印の「宗谷丘陵展望休憩施設」です。
風車のある2階建ての施設は展望台になっています。
広大な牧草地が広がる宗谷丘陵とサハリンの島影、そして宗谷海峡を見渡すことができるロケーションが自慢です。
展望台の周りでは、5月から10月まで宗谷黒牛が放牧され、ゆっくりと牧草を食べる姿を見ることが出来ます。
隣接しているレストラン「アルメリア」では、稚内のブランド肉で柔らかくてまろやかな味わいの宗谷黒牛のステーキや、最北の街ならではの味覚を堪能できます。
宗谷海峡のブルーと牧草のグリーンで彩られた最高の景色を眺めれます。
営業期間 開館
4月29日～11月3日 9:00～17:00
6月～9月の期間は9:00～19:00まで
休館
11月4日～4月28日
所在地 〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬
「宗谷丘陵」のホタテの貝殻で作られる白い道
宗谷丘陵の中にある「白い道」
まるで海外に来たかのような青い空と海、宗谷岬にまっすぐ向かうかのような白い道そして、緑の草花とのコントラストが素晴らしい。
日本離れした光景で、近年SNSなどで人気を増している稚内の観光スポットです。
約3キロにわたり稚内の名産の“ホタテ”の貝殻を砕いて敷き詰めてできた道です。
「白い道」は、平成23年（2011年）当時の市職員を中心とした観光関係者のアイデアで誕生した道です。
宗谷の特産品のホタテ、その貝殻は使い道がなくずっと廃棄物として捨てられてきました。
環境保全の立場からも、それらをなんとか再利用できないかとずっと考えてきて、試行錯誤の末に誕生したのが「白い道」です。
貝殻を細かく砕いて道に敷き詰めるアイデアでした。
道が白いのは、ホタテの貝殻の色なんですね。
宗谷丘陵 白い道 通行止め
「白い道」は、冬季間通行止めになります。
通行できるのは、ゴールデンウイークから10月末くらいまでになります。
①白い道は宗谷岬側のスタート地点から入ろう(こちらから見るほうが景色がいい)
②宗谷岬周辺でトイレを済ませよう
③白い道ではスピードダウン＆譲り合い
④牧草地には絶対入らない
⑤ゴール地点の宗谷地区（市街地）ではゆっくり走る
稚内フットパスで歩いてる人もたくさんいますので、事故のないように楽しみたいですね！！
住所 〒098-6758 稚内市宗谷岬
電話番号 0162-23-6468（稚内市役所観光交流課）
営業時間 常時開放(冬期通行止め）
※11月頃から5月下旬までは通行できません。
定休日 無
料金 無
「白い道」トイレ
トイレは、国道より海側の駐車場、山側の駐車場、高台を上がった先の駐車場。
それとゲストハウスアルメリアにあります。
白い道にはありませんから済ませておきましょう。
宗谷丘陵 白い道 駐車場とアクセス
白い道に駐車場はありません。
道幅が車１台分しかありませんので、交差のための待避所が何か所かあります。
退避所は、あくまでも車が交差するための場所ですから車は止めないようにしましょう。
「宗谷丘陵」の風力発電
「宗谷丘陵」に行くとたくさん大きな風車が回っています。
稚内市は、「風」の強い街で風速10メートル以上の日が90日を超します。
それで風力発電の導入が進み、市内には118基の風車があります。
日本最北端の風力発電所ユーラス宗谷岬ウインドファームが「宗谷丘陵」にあります。
57基の風車が設置されそのうち、47基が牧草地に、残りの10基が森林地域に設置されています。
真下まではいけませんので、宗谷丘陵展望休憩施設から見るときれいに見えます。
「宗谷丘陵」周辺のおすすめホテル
宗谷岬の周辺にあるおすすめの宿をご紹介します。
民宿宗谷岬
「民宿 宗谷岬」は、日本のてっぺん宗谷岬にある民宿です。
わずか４３キロ沖にサハリンを望み朝日・夕日などのロケーションを堪能できる宿です。
一般の宿泊客はもちろん、１階が自転車・バイクの駐輪場になっていてライダーにも人気の宿です。
地元の海の幸がたっぷりのお食事も自慢です。
食事の写真はこちらからご覧ください。
食事もおいしいし、おかみさんが素敵などの口コミがたくさんあります。
実際の口コミはこちらからご覧ください。
只今臨時休業中
富士見温泉 宗谷 パレス
日本最北で湧出した温泉は、 その昔、石油掘削中に出た温泉です。
重油を含み、アトピーの治療泉として全国的に有名です。
人気の温泉の写真はこちらから見れます。
オホーツク海と日本海の海の幸がたっぷりの食事も人気です。
食事内容はこちらからご覧いたがけます。
旅館山一
稚内市内にありJR稚内駅やフェリーターミナルにも近く立地の良い宿です。
食事が美味しいと評判でオホーツクの海の幸がたっぷり、美味しいカニが食べたいときは、ここで決まりですね。
実際の口コミは、こちらからご覧いただけます。
「宗谷丘陵」のまとめ
なだらかな丘陵地帯が一面に広がる「宗谷丘陵」は、北海道稚内市(わっかないし)宗谷岬(そうやみさき)にあります。
“モコモコ”としたなだらかな丘陵（きゅうりょう）は、稜線（りょうせん）は丸みを帯び、谷は枝分れした樹木のように伸びています。
この地形は「周氷河地形（しゅうひょうがちけい）」の一つといわれています。
明治の中頃までは、丘陵全域にわたりうっそうとした森林が生い茂っていましたが、相次ぐ山火事で今では一面、牧草地とササに覆われ宗谷岬牧場があります。
まるで日本ではないような景観の「宗谷丘陵」には、、白い道や、外国のようなな錯覚を覚える風車などがあり、宗谷岬の夕日も大変きれいに見えるビュースポットです。
宗谷海峡を望む高台にある風車が目印の「宗谷丘陵展望休憩施設」風車のある2階建ての施設は展望台になっていています。
広大な牧草地が広がる宗谷丘陵とサハリンの島影、そして宗谷海峡を見渡すことができるロケーションが自慢です。
隣接しているレストラン「アルメリア」では、稚内のブランド肉で柔らかくてまろやかな味わいの宗谷黒牛のステーキや、最北の街ならではの味覚を堪能できます。
宗谷丘陵の中にある「白い道」
まるで海外に来たかのような青い空と海、宗谷岬にまっすぐ向かうかのような白い道そして、緑の草花とのコントラストが素晴らしい。
日本離れした光景で、近年SNSなどで人気を増している稚内の観光スポットです。
約3キロにわたり稚内の名産の“ホタテ”の貝殻を砕いて敷き詰めてできた道です。
「白い道」は、冬季間通行止めになります。
通行できるのは、ゴールデンウイークから10月末くらいまでになります。
トイレは、国道より海側の駐車場、山側の駐車場、高台を上がった先の駐車場。
それとゲストハウスアルメリアにあります。
白い道にはありませんから済ませておきましょう。
白い道に駐車場はありません。
道幅が車１台分しかありませんので、交差のための待避所が何か所かあります。
退避所は、あくまでも車が交差するための場所ですから車は止めないようにしましょう。
稚内市は風の強い街で市内には118基の風力発電の風車があります。
57基の風車が設置されそのうち、47基が牧草地に、残りの10基が森林地域に設置されています。
このように「宗谷丘陵」は、海外のような風景が楽しめますよ。
今回は、「宗谷丘陵」の見どころや楽しみ方と、その周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。
★の数（総合）： 4.67
★の数（総合）： 3.33
★の数（総合）： 4.00
宗谷丘陵を訪れる際には、全部見て楽しんでくださいね。
宗谷岬については、こちらの記事をご覧ください。
https://kitakitune.com/1199.html
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