本ページはプロモーションが含まれてます。

秘境北海道然別湖かんの温泉で温泉三昧を楽しもう食事やアクセスは?

北海道鹿追町中心部から約30キロ。
「然別峡 かんの温泉」は、ウペペサンケ山(1848メートル)など大雪の山々に抱かれた山奥深くにあります。
携帯電話は、どの会社も圏外というまさに秘境といえる一軒宿です。

然別峡を流れるシイシカリベツ川の上流支流をユーヤンベツといいます。
明治40年(1907年)頃に宮城県出身の本郷兵吉がこの川で温泉を発見しました。
明治44年(1911年)には、二間半と四間の住宅を建て、温泉宿の営業が始められました。
現在の位置よりはちょっと下流でした。

この人跡未踏の奥地につくられた温泉は、皮膚病・胃腸病・婦人科疾患・肋膜等に特効があるということで、米や味噌などの食料を持参して多くの湯治客が訪れました。

昭和16年(1941年)に前オーナーでの菅野祐喜が権利を譲り受けて「幾稲館」と名付けて温泉経営を続けました。
昭和39年(1964年)祐喜が亡くなり親族が経営を引き継ぎ「菅野温泉」として温泉ホテルを始めました。
平成20年(2008年)休業してしまいましたが、平成26年(2014年)現在の経営者が、一部を残して建物を新しくし、「然別峡 かんの温泉」としてホテルを再開しました。

昔は、たくさんある浴槽のほとんどが混浴で、しなびた野趣味あふれる温泉でしたが、今は建物が新しくなり混浴はありません。
でも、「菅野で治らぬ病なし」と言われるほどの温泉が今でもコンコンと自噴しています。

「然別峡かんの温泉」の泉質や効用、宿泊の時の食事アクセスなど、「然別峡 かんの温泉」のいろいろな事を詳しくご紹介します。

北海道の然別湖・然別峡にあるかんの温泉

「然別峡 かんの温泉」には、自噴している温泉がたくさんあります。
その中から選んだ13か所からお湯を引いています。

浴室は、「ウヌカル」「イナンクル」「こもれび荘の湯」の3つ。
その中に全部で11の浴槽が作られています。

「然別峡 かんの温泉」のそれぞれの浴室にある浴槽です。
全て加温・加水なし、源泉かけ流の温泉で自噴した温泉をそのまま浴槽にそそいでます。

「ウヌカル」
・「ウヌカルアンナーの湯」泉 温 45.9℃
・「ウヌカルアンノーの湯」(旧泉質:含重曹硼酸食塩泉)泉 温 56.4℃、地下湧出
・「波切(なみきり)の湯」(旧泉質:含芒硝重曹食塩鋨泉)泉 温 49.6℃
・「シロカニペ(銀の滴)の湯」(旧泉質:含炭酸重曹食塩泉)  泉 温 41.5℃
・「コンカニペ(金の滴)の湯」 ※現在は台風で源泉が埋没したため閉鎖しております。

「イナンクル」
・「イナンクルアンナーの湯」(旧泉質:含硼酸重曹食塩泉+α)泉 温 48.5℃
・「イナンクルアンノーの湯」旧泉質:含硼酸重曹食塩泉)泉 温 52.3℃
・「春鹿呼(しゅんろくこ)の湯」(旧泉質:含石膏食塩泉)泉 温 44.9℃
・「秋鹿鳴(しゅうろくめい)の湯」(旧泉質:含硼酸重曹食塩泉)泉 温 52.3℃

「ウヌカル」と「イナンクル・イコロボッカの湯」で、夜20時に男女入れ替わります。

こもれび荘の湯
・「イコロボッカの湯」(旧泉質:含重曹硼酸食塩泉)泉 温 48.5℃

かんの温泉の泉質と適応症

「然別峡 かんの温泉」の温泉の泉質を見るとナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉となっています。
然別湖にある「然別湖畔温泉 然別湖畔温泉ホテル風水」と同じ泉質ですね。

平成26年(2014年)7月の「鉱泉分析法指針」の改訂により、泉質名が10種類に分類されました。
今まで使っていた温泉分類ではなく、温泉に含まれている成分で分類しています。

旧泉質を見ると微妙に泉質が違っているのが分かります。
自噴している源泉がすべて違いますから場所によって温泉の成分分析に違いがあります。
温泉の温度も浴槽によってすべて違いますね。

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉の特徴を見てみましょう。

ナトリウムで柔らかくなった皮膚は、炭酸水素塩泉の石鹸のような働きで、角質や毛穴の汚れが良く落ちて肌がツルツルになります。
きれいになった肌に炭酸水素塩泉の塩分が付着して皮膚に膜ができる温泉でパックをしているような感じ、ツルツルすべすべの肌になり湯冷めしにくいのでポカポカが続きます。

環境省が発表している「温泉療法のイ・ロ・ハ」を見ると、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉では下記の悩みが軽減できるとされています。

<浴用>
・末梢循環障害・冷え性
・うつ状態・皮膚乾燥症・高血圧・耐糖能異常(糖尿病)
・高コレステロール血症・胃腸機能低下・関節リュウマチ
・自律神経不安定症・不眠症・うつ状態
・筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり・運動麻痺による筋肉のこわばり
・きりきず・皮膚乾燥症・喘息/肺気腫(軽症)・痔の痛み
・病後回復期・疲労回復/健康増進

<飲用>
・便秘・萎縮性胃炎・痛風

かんの温泉のwi-fi・携帯電話・テレビ・食事などは?

「然別峡 かんの温泉」は、山深くにある温泉ですからキツネ エゾ鹿 タヌキ くろてん オコジョなどの野生動物に会えたり足跡を見つけることがよくあります。
携帯電話は圏外なので繋がりませんが、宿泊する方は、wi-fiが繋がりますのでインターネットは使えます。
テレビは、BS、CSのみ視聴できますが、デジタル放送は時々しか入りません。

お部屋は、ベットルームでゆっくりくつろげます。

「然別峡 かんの温泉」は、温泉が一番のごちそうですから、観光地の温泉街のように華美なお料理は出ません。
心づくしのお料理で温泉を楽しみ見ましょう。
宿泊したチェックイン日とチェックアウト日はチェックイン前、チェックアウト後にも入浴できます。
浴槽の種類が多いので、嬉しいサービスですね。
お部屋にエアコンがありません。
この何年かで北海道も気温がかなり上がるようになりました。
今までだと窓を開けると涼しい風が入っていたのでエアコンがない宿は、結構あります。
こう暑くなると暑い夜は厳しいかもしれません。

かんの温泉 日帰り温泉

「然別峡 かんの温泉」は、通年日帰り入浴を楽しむことができます。
夏の営業と冬の営業で定休日が違いますから気をつけてください。

夏営業(定休日:毎週火曜)
冬営業 11月第二週頃から(定休日:毎週火曜 水曜日 不定期休みあり)
受付時間 12時から受付、17時00分まで退出。
日帰り入浴料 大人650円/中学生300円/小学生200円(入湯税込) ※幼児無料
イコロボッカの湯、幾稲鳴滝の湯(貸切露天)は当分の間、宿泊専用です。

入浴料は現金払のみで、1万円札5千円札の両替は行っていませんから小銭の準備をしてください。
回数券を利用するときは、入湯税が必要ですから券売機で入湯税券50円を購入してください。
回数券の販売は、フロントで15時以降に10枚綴り5千円でしています。

レストランはありますが、宿泊専用です。
「然別峡 かんの温泉」は、一軒宿で他に食事をする場所はありません。
一番近いコンビニは、鹿追町で来るまでも30分かかります。
昼食をお考えの時は、途中で済ますかコンビニなどで購入するといいでしょう。

かんの温泉のアクセス

「然別峡 かんの温泉」は、山の奥にある一軒宿です。
北海道河東郡鹿追町然別国有林145林班
TEL050-5319-4068

※宿での歓送迎はしていません。

「然別峡 かんの温泉」へのアクセスを見てみましょう。

レンタカー・自家用車を使う

札幌市から約208キロ  およそ3時間
北海道縦貫自動車道から道央自動車道 に入り道東自動車道、道東道と進み十勝清水で降りる。
清水町の国道274号を鹿追町に向かって進み北瓜幕まで行く。

北瓜幕の交差点から右方向に行くと然別湖、かんの温泉へは真っ直ぐ国道274号をを進みます。

JR帯広駅から約60キロ  およそ1時間10分
道道214号、道道54号、国道274号、道道1088号を進み鹿追町北瓜幕まで行く。
北瓜幕の交差点から右方向に行くと然別湖、かんの温泉へは真っ直ぐ国道274号を進みます。

帯広空港から約85キロ およそ1時間15分
帯広広尾自動車道に入り芽室ICで降ります。
国道236号、道道54号、道道1088号を進 鹿追町北瓜幕まで向かいます。
北瓜幕の交差点から右方向に行くと然別湖、かんの温泉へは真っ直ぐ国道274号を進みます。

鹿追町から約30キロ およそ30分
国道274号から道道1088号に入り、北瓜幕まで向かいます。
北瓜幕の交差点から右方向に行くと然別湖、かんの温泉へは真っ直ぐ国道274号を進みます。

北瓜幕から、かんの温泉までの道道1088号の道は舗装されています
道幅が狭かったり、交差が難しいところもありますし対向車も多いので、前方確認をしながら譲り合い進みましょう。
この辺りは、エゾ鹿が多く道路に飛び出して来ることもありますので、十分注意が必要です。

JRを使う

札幌・千歳空港方面からは、JR特急とかちに乗り、十勝清水駅か帯広駅までくることができます。
「然別峡 かんの温泉」までは、タクシー・ハイヤーで向かいます。
然別追分(角田)までは然別湖行きの拓殖バスが1日数本ありますが、そこからは交通機関はありませんのでバスで行くのは無理です。

JR特急を利用するときは、宿では帯広駅で降りることを推奨しています。
ただ、JRを使う場は、大雪や鹿・熊など動物の衝突で遅延や運休が頻発しています。
運休で旅を断念したりするお客様もいらっしゃいます。
状況に応じてキャンセルなどの処理は、必ずしましょう。

鹿追町のお土産

「然別峡 かんの温泉」売店では、かんの温泉オリジナルキーホルダー、一升枡、鳥瞰図などを販売しています。
鹿追町には、道の駅しかおい道の駅うりまくと2つの道の駅があります。
地元名産のそばや豆製品、ショロコマを使った昆布巻きやマリネ。
然別湖に生息するナキウサギを象った可愛いナキウサギクッキーやなどが販売されています。

かんの温泉のまとめ

ホテル名 然別峡 かんの温泉
(読み) しかりべつきょう かんの おんせん
特 色 〜大雪山の深山の秘湯〜13の源泉から11の湯舟があります。源泉100%!加水加湯はありません。
料 金 7250円~
住 所 〒081-0344 北海道河東郡鹿追町然別国有林145林班
電 話 050-5319-4068
FAX 000-000-0000
最寄駅 帯広
アクセス JR 帯広駅よりお車にて約80分
駐車場 有り 無料 予約不要
投稿件数 110件
★の数 (総合): 4
楽天ウェブサービスセンター

北海道鹿追町中心部から約30キロ。
「然別峡 かんの温泉」は、大雪の山々に抱かれた山奥深くにあり、携帯電話は、どの会社も圏外というまさに秘境といえる一軒宿です。
明治40年(1907年)頃に宮城県出身の本郷兵吉がこの川で温泉を発見し、明治44年(1911年)には、二間半と四間の住宅を建て、温泉宿の営業が始められました。
この人跡未踏の奥地につくられた温泉は、皮膚病・胃腸病・婦人科疾患・肋膜等に特効があるということで、米や味噌などの食料を持参して多くの湯治客が訪れました。
平成26年(2014年)現在の経営者が、一部を残して建物を新しくし、「然別峡 かんの温泉」としてホテルを再開しました。
昔は、たくさんある浴槽のほとんどが混浴で、しなびた野趣味あふれる温泉でしたが、今は建物が新しくなり混浴はありません。
でも、「菅野で治らぬ病なし」と言われるほどの温泉が今でもコンコンと自噴しています。

「然別峡 かんの温泉」には、たくさん自噴している温泉がありますがその中から選んだ13か所からお湯を引いています。
浴室は、「ウヌカル」「イナンクル」「こもれび荘の湯」の3つで、その中に全部で11の浴槽が作られています。
「ウヌカル」
・「ウヌカルアンナーの湯」・「ウヌカルアンノーの湯」・「波切(なみきり)の湯」
・「シロカニペ(銀の滴)の湯」・「コンカニペ(金の滴)の湯」
「イナンクル」
・「イナンクルアンナーの湯」・「イナンクルアンノーの湯」
「イナンクルにある露天風呂」
・「春鹿呼(しゅんろくこ)の湯」・「秋鹿鳴(しゅうろくめい)の湯」
「ウヌカル」と「イナンクル・イコロボッカの湯」で、夜20時に男女入れ替わります。
こもれび荘の湯
・「イコロボッカの湯」

「然別峡 かんの温泉」の温泉の泉質を見るとナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉となっています。
然別湖にある「然別湖畔温泉 然別湖畔温泉ホテル風水」と同じ泉質ですね。
特徴は、ナトリウムで柔らかくなった皮膚は、炭酸水素塩泉の石鹸のような働きで、角質や毛穴の汚れが良く落ちて肌がツルツルになります。
きれいになった肌に炭酸水素塩泉の塩分が付着して皮膚に膜ができる温泉でパックをしているような感じ、ツルツルすべすべの肌になり湯冷めしにくいのでポカポカが続きます。

「然別峡 かんの温泉」は、山深くにある温泉ですからキツネ エゾ鹿 タヌキ くろてん オコジョなどの野生動物に会えたり足跡を見つけることがよくあります。
携帯電話は圏外なので繋がりませんが、宿泊する方は、wi-fiが繋がりますのでインターネットは使えます。
「然別峡 かんの温泉」は、温泉が一番のごちそうですから、観光地の温泉街のように華美なお料理は出ませんが、心づくしのお料理で温泉を楽しみ見ましょう。
宿泊したチェックイン日とチェックアウト日はチェックイン前、チェックアウト後にも入浴できます。
浴槽の種類が多いので、嬉しいサービスですね。
お部屋にエアコンがありません。

アクセスについて、札幌市から約208キロおよそ3時間・JR帯広駅から約60キロおよそ1時間10分
帯広空港から約85キロおよそ1時間15分・鹿追町から約30キロおよそ30分
北瓜幕から、かんの温泉までの道道1088号の道は舗装されています
道幅が狭かったり、交差が難しいところもありますし対向車も多いので、前方確認をしながら譲り合い進みましょう。
この辺りは、エゾ鹿が多く道路に飛び出して来ることもありますので、十分注意が必要です。
札幌・千歳空港方面からは、JR特急とかちに乗り、十勝清水駅か帯広駅までくることができます。
「然別峡 かんの温泉」までは、タクシー・ハイヤーで向かいます。
然別追分(角田)までは然別湖行きの拓殖バスが1日数本ありますが、そこからは交通機関はありませんのでバスで行くのは無理です。
JR特急を利用するときは、宿では帯広駅で降りることを推奨しています。
ただ、JRを使う場は、大雪や鹿・熊など動物の衝突で遅延や運休が頻発しています。
運休で旅を断念したりするお客様もいらっしゃいます。
状況に応じてキャンセルなどの処理は、必ずしましょう。
 山奥の秘湯1回は入ってみたいですね!

然別湖周辺では、ここだけでみられる貴重な地質や地形がありそれらを見たり、湖でカヌーやカヤックを楽しんだりと数多くのアクテビティを楽しめたり、湖底線路に立つと「千と千尋の神隠し」の世界観が広がったり。

楽しさがぎゅっと詰まった然別湖のまとめ記事は、こちらをご覧ください。

然別湖を楽しもう!千と千尋の観光スポットや温泉にアクティビティも
北海道の中ほど十勝地方の鹿追町にある然別湖。 北海道で最も高い場所にあり天空の湖とも呼ばれています。 約100万年前から1万年前までの長い時間をかけ続いた、火山活動によってできた自然湖です。 大雪山国立公園内にあるこの湖の周囲は、然別火山群...

コメント