
札幌駅にほど近い街なかに、きれいなハスが咲く池や広い前庭に囲まれた札幌市民憩いの場があります。
カモの親子連れが池を泳いだり、周りには、きれいな花壇に四季折々の花が咲いていています。
赤いレンガの建物がひときわ目をひきます。
これが「赤レンガ」の愛称で親しまれている「北海道庁旧本庁舎」です。
札幌市の中心地にあるこの建物の歴史や今までの歩みを詳しくご紹介いたします。
また、周辺のおすすめホテルもご紹介しますね。
北海道庁旧本庁舎

「北海道庁旧本庁舎」は「赤れんが庁舎」の愛称で親しまれています。
現在使われている新しい庁舎ができるまで、150有余年に渡って道政を担ってきた北海道の象徴的存在です。
昭和44年(1969年)3月12日に国指定重要文化財に指定されてました。
函館(箱館)から札幌へ
札幌に「赤れんが庁舎」が建てられる前、北海道の中心は函館(箱館)でした。
箱館は、江戸時代からの交易港として知られていて、江戸時代後半には松前藩の支配地の一部として栄えていました。
安政元年(1854年)には、日米和親条約によって下田・函館が最初の開港地に選ばれ、外国船も入港可能になり外交・軍事・貿易の拠点として急速に重要視されました。
江戸幕府は、蝦夷地支配の強化のため享和2年(1802年)に箱館奉行を設置しました。
この箱館奉行所が、幕末にかけての北海道の行政・軍事の中心となったのです。
明治維新の戊辰戦争で、旧幕府軍が最後に籠もったのが五稜郭で、ここでも函館が中心地だったことが分かります。
明治維新後の明治政府は蝦夷地を「北海道」と改称しました。
その時、今後の開拓のための中央集権的な拠点が必要になったのです。
函館はすでに栄えていましたが、海沿いで外国からの脅威にさらされやすく、防衛上の不安がありました。
一方の札幌は、広大な内陸部ですから都市計画が可能。
開拓の象徴として新たに発展させることができる場所だったのです。
政府は北海道の開拓と防衛を重要視し、「開拓使」の本拠地として選ばれたのが札幌です。
赤レンガ建築
明治2年(1869年)年今まで「蝦夷地」と呼ばれていたこの地が「北海道」となりました。
国の手で開拓をすることになったのです。
7月に政府は、開拓使本庁が函館から札幌に移され、札幌が事実上の行政中心地となり、元佐賀藩主、鍋島直正が開拓使長官として北海道の本格的な開拓をはじめたのです。
明治4年(1871年)、アメリカ留学を終えた開拓次官黒田清隆が、ケプロンを始め外人技師を伴って帰国し、欧米の文化や技術が積極的に取り入れられました。
アメリカ人技師ウィリアム・S・クラークらの協力により、碁盤の目状に整備された都市計画が進められこれにより、整然とした街並みとインフラ整備が実現し、札幌は近代都市として急速に発展しました。
明治15年(1882年)年2月には、『開拓使』が廃止となりました。
その後、明治19年(1886年)年1月、北海道庁が設置されたのです。
明治21年(1888年)アメリカ風ネオ・バロック様式の建築で建てられました。
この建物が「赤れんが」といわれる「北海道庁旧本庁舎」です。
その建物は、明治時代に作られたひずみのあるガラスなど、まるでタイムスリップしたような感覚です。
約250万個のれんがを使った建物の出窓には開拓使のシンボルである「五稜星」があります。

館内に入ると、赤い絨毯が敷かれた玄関ホール明治の札幌の街を再現したジオラマや北海道の開拓に関する絵画が飾られ、北海道の歴史を学ぶことができます。
「北海道」の名付け親・松浦武四郎が作り上げた26分割の北海道地図もあります。


この「赤れんが庁舎」という呼称は、昭和43年(1968年)11月の道の部長会議において決定されたものです。
当時その他の案には、「北海道庁本館」、「旧北海道庁本庁舎」、「道政記念館」、「道政資館」、「赤煉瓦庁舎」などの中から選ばれました。
北海道庁旧本庁舎改修工事

赤れんが庁舎は、明治21年(1888年)の創建以降、火災による焼失後の復旧工事や昭和43年(1968年)の復原改修など、幾度の改修を経て現在に至ります。
建物の内部・外部ともに劣化が進んでいることから、平成24年(2012年)から調査や計画策定、基本設計を行いました。
令和元年(2019年)12月から令和7年(2025年)3月まで耐震対策を含めた改修工事を実施しました。
令和7年(2025年)7月25日リニューアルオープンしました。
さらにパワーアップした館内見学もできます。
1F・道内の特産品や赤レンガ庁舎オリジナル商品が販売されているショップにカフェレストランや体験型観光情報コーナー。
2F・歴史と文化のフロアで赤れんが庁舎の歴史、アイヌ文化の歴史
地下1F・樺太引き上げの歴史・北方領土の歴史
赤れんが庁舎見学案内
★開館時間 8:45~21:00
休館日 12月29日~1月3日、11月16日
住 所 札幌市中央区北3条⻄6丁⽬1番地
★入館料 一般300円 大学生・高校生200円 中学生以下無料
一般団体270円(20名以上の場合)
大学生・高校生団体180円(20名以上の場合)
※障がいのある方は無料(受付で障害者手帳・障害者手帳アプリをご提示ください。同伴者は原則1名無料、車いす利用者は2名まで)
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北海道庁旧本庁舎「赤レンガ」のまとめ
「赤レンガ」の愛称で親しまれている「北海道庁旧本庁舎」は、札幌市の中心地にあり札幌市民憩いの場としても知られています。
150有余年に渡って道政を担ってきた北海道の象徴的存在です。
昭和44年(1969年)3月12日に国指定重要文化財に指定されてました。
札幌に「赤れんが庁舎」が建てられる前、北海道の中心は函館(箱館)でした。
明治維新後の明治政府は蝦夷地を「北海道」と改称しました。
政府は北海道の開拓と防衛を重要視し、「開拓使」の本拠地として選ばれたのが札幌です。
明治2年(1869年)年今まで「蝦夷地」と呼ばれていたこの地が「北海道」となりました。
国の手で開拓をすることになったのです。
7月に政府は、開拓使本庁が函館から札幌に移され、札幌が事実上の行政中心地となりました。
碁盤の目状に整備された都市計画が進められこれにより、整然とした街並みとインフラ整備が実現し、札幌は近代都市として急速に発展しました。
明治21年(1888年)アメリカ風ネオ・バロック様式の建築で建てられました。
この建物が「赤れんが」といわれる「北海道庁旧本庁舎」です。
約250万個のれんがを使った建物の出窓には開拓使のシンボルである「五稜星」があります。
この「赤れんが庁舎」という呼称は、昭和43年(1968年)11月の道の部長会議において決定されたものです。
当時その他の案には、「北海道庁本館」、「旧北海道庁本庁舎」、「道政記念館」、「道政資館」、「赤煉瓦庁舎」などの中から選ばれました。
建物の内部・外部ともに劣化が進んでいることから、平成24年(2012年)から調査や計画策定、基本設計を行いました。
令和元年(2019年)12月から令和7年(2025年)3月まで耐震対策を含めた改修工事を実施しました。
「赤レンガ」のシンボルともいえる、高さ約6.5m幅約8mの「八角塔」の屋根も今回改修されました。新たな銅板に葺き替えられ今は銅の色をしています。
今後十数年の時間をかけて緑青(ろくしょう)色へと変化していきます。
今回は、札幌市にある「赤レンガ」の愛称で親しまれている「北海道庁旧本庁舎」をご紹介しました。
札幌に行った時にはぜひ見学してみてください。

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