昭和新山と有珠山を結ぶロープウェイを降りて外に足を一歩踏み出すとそこには、「Mt.USU Terrace」の絶景が!
昭和新山と洞爺湖を臨む絶景とある時期に見える雲海。
ここから10分ほど整備された遊歩道を歩き「有珠山火口原展望台」に行けます。
それぞれの展望台の眺望についてと、最近話題の有珠山の雲海のこともお話しします。
洞爺湖展望台&「Mt.USUテラス」って?
ロープウェイを降りてすぐ、建物から出るとすぐに視界が開けて、洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」があります。
洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」
「Mt.USUテラス」は、令和2年(2020年)に「洞爺湖展望台」にテーブル、椅子、ソファーなどが配置されのんびりと絶景を楽しめるようになりました。
さらに2022年に、グレードアップされより広くなったうえにプライベートシートも3席登場しました。
プライベートシートは大きめにできているので寝転んで空の青さを確かめることもできます。
ソファの席数は全部で90席もありますのでより多くの方が楽しめますね。
テラスには、Cafe Mt.USUも併設されています。
火山の恵み満載のジオ・スムージーとお山のホットサンドのセットがおすすめだそうです。
有珠山ロープウェイの運営は、わかさいもの「わかさリゾート」ですから、Cafeも期待できますね。
洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」のソファに座っても料金はかかりません。
Googleマップを見ると「洞爺湖展望台」と「有珠山テラス」が出てきますが、洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」がこれからの通称になると思います。
洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」からの絶景
洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」からは、眼下に昭和新山。
その左手には、洞爺湖と中島に羊蹄山。
有珠山はもちろん右手には太平洋噴火湾も見えます。
こちらで洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」をお楽しみください。
有珠山 雲海
北海道内でも雲海が見れるところはありますが、近年人気が高まってきているのが洞爺湖の雲海でしょう。
雲海は、高い場所から見下ろしたとき、雲が海のように広がっている様子のことです。
噴火湾では、5月初旬から7月初旬頃にかけて暖かく湿り気を帯びた空気が噴火湾の洋上で冷やされて海霧発生します。
洞爺湖で発生した霧とこの噴火湾から流れ込んできた海霧が雲海となって見られるのです。
この雲海を暖かく乾燥した空気の層が蓋をすることで、雲が上昇できなくなります。
上昇できなくなった雲は、横へ横へと広がっていくのです。
洞爺湖の雲海がはっきり見れるときは、雲海から顔を出す昭和新山や洞爺湖の中島また、羊蹄山がくっきりと見られますのでより幻想的な美しさなのです。
洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」がグレードアップして、ここから見る雲海に人気が集まっています。
有珠山ロープウェイの公式HPでは、ライブカメラで雲海を確認できます。こちらから
洞爺湖の雲海はこちらからもご覧いただけます。
有珠山火口原展望台
有珠山火口原展望台は、有珠山ロープウェイから10分ほど整備された遊歩道を歩いたところにあります。
遊歩道は、整備されていますが、火口原展望台の手前は600段近くの急な階段になっていますので、靴はスニーカーなどをお勧めします。
有珠火口原展望台(標高573m)からは、大有珠(733m)、有珠新山(669.2m)、小有珠(557m)と噴火によってできた火口原を間近に見ることができます。
また、噴火湾、駒ヶ岳、昭和新山、伊達市内や室蘭市街を見渡せる絶景ポイントになっています。
付近のホテル
「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」は、洞爺湖サミットの会場になった小高い丘の上にあるホテルです。
北海道ミシュランの星を獲得したホテルで、ロケーションが大人気!天空のホテルと呼ばれているほどです。
じつは、このホテルからも素晴らしい雲海が見れるのです。
もちろん毎日行われている洞爺湖ロングラン花火大会もきれいに見れます。
たくさんの口コミがありますのでこちらからご覧ください。
ホテルの詳しいことは、こちらから。
有珠山テラスの眺望と雲海・有珠山火口原展望台のまとめ
有珠山テラスの眺望と雲海・有珠山火口原展望台についてお話ししました。
ロープウェイでは、昭和になってできた山、昭和新山や洞爺湖羊蹄山の絶景。
洞爺湖展望台「Mt.USUテラス」では、ソファーに座ってのんびりと眺望を楽しむことができます。
有珠山火口原展望台からは、2000年に噴火があり新しい山が隆起した有珠山の火口を間近に見られ、噴火湾、駒ヶ岳、昭和新山、伊達市内や室蘭市街を見渡せる360度の素晴らしい景観です。
有珠山ロープウェイで山頂に行かれる方は、ぜひ展望台からの眺望もお楽しみください。
雲海を見てみたい方は、5月初旬から7月初旬頃に行かれることをお勧めします。
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