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港町函館の赤レンガ倉庫の歴史と見どころ!赤レンガ倉庫の魅力 

カモメの鳴き声と風にただよう柔らかな潮の香り。
エキゾチックな雰囲気の漂うベイエリア。
まるで一幅の絵を見るような建物と漂う港町の風情。
赤レンガ倉庫は目の前に広がる函館港に沿うように建っています。

函館の観光スポットの写真などで一度は見たことがある方も多いと思います。
青い海にくすんだレンガの色がマッチして撮影スポットとしても有名です。

明治時代には、倉庫として使われてた赤レンガ倉庫
そんな倉庫街が、今ではショッピングモールになり大人気の観光施設に姿をかえたのです。

活気あふれる倉庫街の歴史や見どころ、また魅力などをご紹介しますね。

函館の観光スポット金森赤レンガ倉庫の歴史

明治15年(1882年)に三菱が海産物の保管庫として函館港に倉庫を建設しました。
これががきっかけで、この地帯が海産物の集積拠点となりました。

明治20年(1887年)になり金森倉庫が加わって、現在の感じに近い情緒ある街並みになりました。

金森倉庫は、函館初の営業倉庫として大変繁盛していました。

明治40年(1907年)に函館市内で発生した、大火がありました。
函館市内で12,390戸という家が消失し函館市の3分の2が焼け落ちたのです。
その時の大火で木造だった金森倉庫も6棟を焼失しました。
そこで、不燃質の倉庫として明治42年(1909年)に再建されたのが現在の建物なのです。

すでに、110年以上の歴史を持つ赤レンガですが、煉瓦は火事に強いうえに雨にあたっても腐りません。
何より年数がたてばたつほどレンガの風合いが出てくるのですから、金森倉庫にはうってつけだったのですね。

金森倉庫の初代・渡邉熊四郎は明治2年(1869年)に函館戦争で焼け野原だった函館大町に洋品店を開業していました。
一世紀以上の時を経て、昭和63年(1988年)に函館ヒストリープラザとして現在のようなショッピングモールを兼ねた総合複合施設に生まれ変わったのです。

港町の岸壁に建ち並ぶ赤レンガ倉庫は、横浜や神戸、長崎など各地に点在し、どこかロマンチックな風情を感じさせてくれますが、そのどれもがその町のシンボルとなっています。

この函館の赤レンガ倉庫も風格のあるその姿が映画やテレビ、CMなどに写し出されるようになり、市民のみならず観光客にも知名度が高まっていき、今では函館で最も人気のある観光スポットになっています。

函館 赤レンガ倉庫 見どころ

明治42年(1909年)に建てられた赤レンガの倉庫は7棟。
赤レンガ倉庫を7棟そのまま利用したのが50店舗あまりが営業する複合施設金森赤レンガ倉庫です。

敷地内は、大きく4つに分けられています。

「金森洋物館」
建物の名称は金森倉庫の創業者 初代 渡邉熊四郎が150余年前に開業した「金森洋品店」から名付けられました。
館内は、2棟の倉庫を利用しています。
広大倉庫の中に、カフェや生活雑貨などの店舗がはいっています。

「函館ヒストリープラザ」
建物の中は金森倉庫の特徴の高い天井。
柱にはひのきが使われた明治42年(1909年)の建築当時のままの姿が見られる建物です。
工場直送の生ビールが飲めるビヤホールや土産品店があります。

「金森ホール」
函館文化のさらなる発展を願ってつくられた多目的ホールです。
照明、音響などの設備を備えているのでコンサートや、演劇、講演会、映画鑑賞などに利用されています。

「BAYはこだて」

ツタに囲まれた中にくっきりと浮かぶ「BAY」の文字。
函館港に繋がる運河をはさんで建つ2棟の赤レンガ倉庫が「BAYはこだて」です。



この運河は、倉庫に荷物を荷下ろしするために作られたもので明治15年(1882年)に三菱が海産物の保管庫として函館港に倉庫を建設したのが、「BAYはこだて」なのです。
今では、夜になると運河も含めライトアップされ幻想的な姿に変わります。

「BAYはこだて」には、チャペルが作られカフェなどもありますが、紺碧の函館港を楽しむクルーズが発着しています。
(ベイクルーズ/大人 2,000円 小人 1,000円(小学生以下)函館港内を約15分間で1周)

函館港を一望!赤レンガ倉庫の魅力

幕末くらいから明治・対象と横浜などの港町では、赤レンガの倉庫が数多く建てられるようになりました。
レトロな雰囲気が欧米のイメージにピッタリだったということもあったようです。
明治初期にレンガを使って建てられた建造物の中には、今でも人気の建物が当時のまま残っています。

この赤レンガの特徴は、雨や雪などの自然現象によってできる独特の風合いです。
汚れやキズなどでその風合いがさらに増していきます。
年月が経てば経つほど味のある素敵な建物になるんですね。
明治42年(1909年)に耐火・耐水に優れた赤レンガを使い建てられた金森倉庫は、100年以上の歳月を経て素晴らしい風合いの建物になっています。

標高335メートルの函館山の裾野に建つ金森倉庫群。
目前には、紺碧の函館港と真っ青な空が広がりそのコントラストは見事です。
見事に周りの景色にマッチしています。

今では、たくさんの人が訪れてる観光の町函館の主要スポットになりました。

金森倉庫は、平成21年(2009年)に重要文化財に指定されています。

赤レンガ倉庫付近の美味しいスポット

ベイエリアにある、人気があって美味しいと行列ができるほどのお店をご紹介します。

ラッキーピエロ

函館発のご当地ハンバーガーレストランの「ラッキーピエロ」です。

道南地方ではハセガワストアと共に名物チェーン店の1つです。
ラッピ、ラキピの愛称で親しまれ、多くの観光客や地元市民でいつもにぎわっています。
このベイエリアでは、至近距離にマリーナ末広店とベイエリア本店の2店があります。
いかに人気があるのかがわかりますね。

ハンバーガーの他カレーライス、オムライス、焼きそばソフトクリームなど美味しいものがたくさんあります。

マリーナ末広店
9時30分~23時00分
年中無休

ベイエリア本店
10時00分~21時00分
年中無休

詳しくはこちらラッキーピエロ

ハセガワストア

ベイエリアには、人気の「ハセガワストア」と「ラッキーピエロ」が仲良く並んでいます。

「函館旅行に行くなら絶対立ち寄りたいスポット」として名前があがることが多いセガワストア。
北海道函館市で創業したコンビニエンスストアです。
人気は何といっても店内で作るやきとり弁当!
創業当初から人気があるんですよ。
お弁当ですからイートインで食べるのもいいですし、お天気が良かったら港を見ながら食べるのもいいですね。
営業時間 7時00分~22時00分
年中無休

詳しくはこちらハセガワストア

赤レンガ倉庫付近のホテル

ベイエリアにあるホテルをご紹介します。

ラビスタ函館ベイ

北海道のホテルの朝食はどこがおいしいか?
「ラビスタ函館ベイ(共立リゾート)」の朝食処「北の番屋」口コミで北海道1位なんですよ。
それも7年連続ですからこの朝食を目当てにお泊まりになる方もいます。
なんといっても人気は自分で作る海鮮丼。
ネタはのせ放題で好みに合わせて作れます。
こぼれイクラなんてよだれが出そうですね。
ホテルのすぐ近くには、函館朝市があり「北の番屋」も朝市風です。

「ラビスタ函館ベイ(共立リゾート)」は、立地も最高。
「BAYはこだて」の運河からちょっと左を見ると大きな建物が見えます。
これが「ラビスタ函館ベイ(共立リゾート)」です。

間違いなくホテルからの景観は最高。
温泉の大浴場もあり屋上露天風呂からは函館市内の夜景も見れます。

「ラビスタ函館ベイ(共立リゾート)」のすぐ近くには「ラビスタ函館ベイANNEX(共立リゾート)」があります。

「ラビスタ函館ベイ(共立リゾート)」のラビスタ函館ベイの特別な別館としてできたホテルです。

NIPPONIA HOTEL 函館 港町

ベイエリアの赤レンガ倉庫をリノベーションして作られたホテルです。
部屋数9室の隠れ家的ホテルなんですよ。

赤レンガ倉庫に泊まれるなんて考えただけでワクワクしますね。

港町函館の地産地消の食材が楽しめる食事も人気です。

赤レンガ倉庫のまとめ

函館のベイエリアに赤レンガ倉庫があるのは、明治15年(1882年)に三菱が海産物の保管庫として倉庫を建設したのが始まりです。

明治20年(1887年)になり金森倉庫が函館初の営業倉庫として倉庫を建て現在の感じに近い街並みになりました。
明治40年(1907年)に函館市内で発生した、大火で金森倉庫は消失してしまいました。
明治42年(1909年)に再建されたのが現在の建物なのです。
火事に強いうえに雨にあたっても腐らない、年数がたてばたつほどレンガの風合いが出てくる赤レンガの倉庫が建てられたのです。

もともと金森倉庫の初代・渡邉熊四郎は明治2年(1869年)に函館大町に洋品店を開業した人です。
一世紀以上の時を経て、昭和63年(1988年)に函館ヒストリープラザとして現在のようなショッピングモールを兼ねた総合複合施設に生まれ変わりました。
今では函館で最も人気のある観光スポットになっています。
「金森洋物館」「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」「BAYはこだて」の4つのゾーンに分かれています。

それぞれカフェや生活雑貨などの店や舗工場直送の生ビールが飲めるビヤホールや土産品店。
コンサートや、演劇、講演会、映画鑑賞などのホール、チャペルも作られ紺碧の函館港を楽しむクルーズの発着場もあります。

ベイエリアからは・函館港・緑の島・函館ドック・函館山などの眺望も楽しむことができます。

こんなきれいな景色を見てみたいと思われた方も多いと思います。

そういう方は、ぜひ足をお運びください。
「函館市」のまとめ記事は、こちらをご覧ください。

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