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函館港の歴史と湾内を観光船で楽しむクルーズ!津軽海峡フェリー

函館山から函館市内を見ると右が津軽海峡、左が函館港です。

アイヌの人たちは、函館をウスケシ(湾の端)と呼んでいました。
室町時代の享徳3年(1454年)に津軽の豪族だった河野政通が宇須岸(ウスケシ)と呼ばれていた漁村に館を築きました。
この館が箱に似ているところから「箱館」と呼ばれることになったのです。
明治2年(1869年)に蝦夷が北海道となり、「箱館」も「函館」と改められました。

函館市の汐首岬から本州最北端の青森県大間崎まで僅か18キロしかありません。
本州と陸続きでない北海道は、船を使って本州と交易しなければなりませんでした。
函館港は、天然の良港として18世紀半ばから松前藩の交易の拠点となっていたのです。

函館市は、港を中心に発展してきました。
今回は、港の歴史や観光客に人気の港の観光船。
函館市民が楽しみしている港まつりについてご案内します。

 

函館港の歴史

函館湾は、その形が巴の形に似ていますので巴港とも呼ばれています。
港から見ると山麓に立ち並ぶ階段式の風景が、香港に似ているところから日本の香港とまで言われていました。

港内にある、高いクレーンの立っている所は函館ドックです。
この場所は、もと弁天砲台と呼ばれ、五稜郭の設計者「武田斐三郎」が西洋式築城法で作った金城鉄壁(非常に守りが堅い)の砲台です。
弁天砲台は、明治29年(1896年)港湾改良工事のため取り壊して、函館ドックの工場となりました。

函館港は、安政元年(1854年)に、下田とともに我が国で最も古い漁場として海港されました。
その6年後、長崎・神戸・横浜・新潟と共に我が国最初の貿易港として開港され、世界への眼を開きました。

安政6年(1859年)アメリカ船のモーレー号が、初めて貿易のため入港しました。
この日が太陽暦の7月1日にあたっていますので、この日を記念して毎年7月には全市をあげて盛大な港まつりが行われています。

対岸には、昭和29年(1954年)9月、台風15号により洞爺丸が遭難した七重浜が見えます。
当時は、今のように函館と青森を結ぶトンネルはなく、人も荷物も連絡船で運ばれていました。

昭和29年(1954年)9月26日 死者・行方不明者あわせて1155人という日本海難史上最悪の事故となりました。
この事故をきっかけに、本州と北海道を地続きにする青函トンネル構想が、急速に具体化されたのです。
津軽海峡の海底下約100 メートルの地中を掘り、全長53.85 キロメートルのトンネルが作られたのです。

昭和62年(1987年)11月に26年という年月をかけやっと完成しました。
そうして、本州の青森県東津軽郡今別町と北海道上磯郡知内町が陸続きになったのです。

函館港の観光船で楽しむ

函館港から函館市内を眺めるベイクルーズが人気を集めています。

函館山から見る風景とはまた違う角度から見る函館の街並みもとっても素敵!
お天気のいい日は、青空と海の青さのコントラストもきれいですよ。

観光遊覧船ブルームーン

海から歴史が始まった函館のウォーターフロント開発の一環として進められた函館で初めての本格的ベイクルーズです。

赤レンガ倉庫群、函館どつくの造船所、函館のランドマーク・五稜郭タワー。
普段は頂上から市街を見下ろす函館山を海の上から見るのもまた格別です。

発着は、ラッキーピエロマリーナ末広店様併設「ブルームーン乗船ターミナル」

運行時間日程はこちらから

ベイクルーズ【函館港内一周コース】
約30分
大人(中学生以上)
2,200円
シニア(満65歳以上)
2,000円
小人(小学生)
1,100円
幼児(3〜6歳)
500円
幼児(3歳未満)
無料

ナイトクルーズ【函館ー寒川周遊コース】
約60分
大人(中学生以上)
3,200円
シニア(満65歳以上)
3,000円
小人(小学生)
1,600円
幼児(3〜6歳)
700円
幼児(3歳未満)
無料

住所
北海道函館市末広町14-17
ブルームーン遊覧船乗場
電話番号
0138-26-6161

 

金森ベイクルーズ

金森ベイクル-ズは1周およそ15分という短いクルージングです。

函館港の湾内から函館山や五稜郭タワー、そして真近に函館どっくを見ることができます。
海の上からではないと味わえない新鮮な驚きがあります。
金森ベイクルーズで旅の素敵な思い出を作ってください。

金森ベイクルーズの詳しくはこちら

発着場所は、「BAYはこだて」の運河
営業時間内いつでも出航するのでお手軽です。

・大人 2,000円
・小人 1,000円(小学生以下)
ご希望により貸切もできますので、お問い合わせください。
※荒天の場合は、運行を中止致します。
TEL 080-5597-8677

函館港と青森・大間を結ぶ津軽海峡フェリー

函館港から発着しているフェリーは、青森行きと大間行きの津軽海峡フェリーです。
昭和63年(1988年)に本州と北海道を結ぶ青函トンネルが開通しました。
しかしこのトンネルは鉄道専用で、自動車は走れませんから青森県と函館を結ぶフェーリーは、大切な交通機関となっています。

函館⇔青森

時刻表はこちら

料金表はこちら

函館青森間のフェリーは、片道3時間40分の船旅で1日6往復運航しています。
津軽海峡ロード(青森~函館)と名付けられたこの航路には、ブルールミナス・ブルーハピネス・ブルードルフィン・ブルーマーメイドが就航しています。
船内は、まるでホテルのようなつくりで個室や海を眺めながら寛げるリクライニングシート席などがあります。
いろいろな客室がありキッズルームやシャワールームなどのフリースペースもあります。
「犬対応施設」もありますので楽しいい愛犬との旅ができますね。

函館⇔大間 

時刻表はこちら

運賃表はこちら

函館大間間のフェリーは、片道90分の船旅で1日2往復運航しています。
本州最北端に位置する青森県大間町と函館を結ぶ航路はノスタルジック航路と呼ばれています。
「ノスタルジック」は、「郷愁」の事ですからどこか懐かしさを感じる航路です。
晴れた日には海越しにに函館山や函館の街並みがくっきりと見えます。
あまりにも近くてびっくりするくらいです。

じつはこの航路、大間町民や下北住民にとっては大切な生活航路なんです。
このフェリーを使い函館市の病院に通っている方がたくさんいます。
なぜフェリーに乗って函館に行くのでしょう?
片道1時間半と青森市に向かうよりずっと近いです。
そしてフェリーだと横になってこれるから、病院に通う人は高齢の方が多いですからね。
もちろん「観光航路」としても人気があります。
1970年(昭和45年)には国道279号線の海上道路にも指定されているんですよ。
就航している船は、大函丸。
もちろん愛犬も乗れますよ。

海を見渡せるウッドデッキにある「ハートのモニュメント」
ハートの中にフェリーを入れたり函館山を入れて記念写真を写すのもとっても素敵。

フェリーターミナル付近の美味しいもの

フェリーターミナル付近にある美味しいお店をご紹介します。

みなと食堂

鶏のから揚げが有名な定食屋さん。
量も多いし柔らかくてリーズナブルと人気なんです。

海峡日和

海峡日和はフェリーターミナル1階にあるお店。
香りのよい天然岩ノリのお弁当や定食なども人気!
白い恋人のソフトクリームも人気です。

函館港付近のホテル

ゲストハウス 函館クロスロード

フェリーターミナル近くの小さなゲストハウス。
屋根付バイク置場があるのでライダーに人気です。

ホテル シャローム・イン

フェリーターミナルが近くリーズナブルで人気があります。
屋根付き駐車場もあります。
朝食も付けることができますので朝しっかり食べたい方にはいいですね。

函館港の歴史と観光船クルーズ津軽海峡フェリーのまとめ

函館市の歴史の始まりは函館港です。

函館港は、安政元年(1854年)に、下田とともに我が国で最も古い漁場として海港されました。
その6年後、長崎、神戸、横浜、新潟などと共に我が国で最初の貿易港として開港されています。

函館港で観光船に乗ってクルーズを楽しめるのは2か所です。
ラッキーピエロマリーナ末広店様併設「ブルームーン乗船ターミナル」発着の観光遊覧船ブルームーン
「BAYはこだて」の運河発着の金森ベイクル-ズです。

函館山から見る風景とはまた違う角度から見る函館の街並みもとっても素敵!
お天気のいい日は、青空と海の青さのコントラストもきれいですよ。

時間がある時には。ぜひ乗ってみてください。

函館港から発着しているフェリーは、青森行きと大間行きの津軽海峡フェリーです。

昭和63年(1988年)に本州と北海道を結ぶ青函トンネルが開通しましたが、このトンネルは鉄道専用で、自動車は走れませんから青森県と函館を結ぶフェーリーは、大切な交通機関となんです。

大間からのフェリーで函館の病院に通っている人がいます。
バスなどで青森に出るより近いそうです。
大切な生活航路なんですね。

フェリーに乗って観光するのもいいですね。
車で北海道に入る方は、津軽海峡フェリーを利用してみてはいかがですか。
楽しい旅が広がるでしょう。

こんなきれいな景色を海の上から見てみたいと思われた方も多いと思います。

そういう方は、ぜひ足をお運びください。
「函館市」のまとめ記事は、こちらをご覧ください。

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「函館市」は、北海道渡島半島の南東部に位置し、東・南・北の三方を太平洋・津軽海峡に囲まれています。 歴史的な建造物や景勝地、温泉などがあり、観光地として人気があります。 昔、アイヌの人たちは「ウスケシ」(湾の端)と呼んでいました。 室町時代...

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