北海道稚内市にある「ノシャップ岬」は、夕日がきれいだと有名ですね。
夕暮れに水平線に沈む夕日は、周りの景色がすべて紅に染まり、まばゆいほど美しく感動を覚えます。
納沙布岬に行くんなら絶対夕日の時間に合わせていきたいですね。
ノシャップ岬を散策して、きれいな夕陽を見てみませんか。
ノシャップへは、稚内バスターミナルからバスで13分で行くことができます。
稚内駅前ターミナルの「2番のりば」からノシャップ行き、富士見・坂の下行き(ノシャップ経由)のバスへ乗車します。
15~20分おきに運行しているので待ち時間は少ないです。
ノシャップ行きの稚内市内線時刻表はこちら
バス停「ノシャップ」で降ります。料金は220円です。
バス停「ノシャップ」で降りると「ノシャップ岬」までは、徒歩7分です。
途中には、食べログでも人気の海鮮のお店もあります。
お昼を食べるのにいいですね。
「ノシャップ岬」の突端には、恵山泊漁港公園(えさんどまりぎょこうこうえん)があります。
公園には、「イルカのモニュメント」や「ノシャップ岬の碑」があります。
漁港公園に隣接して稚内市立ノシャップ寒流水族館、青少年科学館、稚内灯台があるんですよ。
全部が徒歩圏内で10分もかかりませんから便利ですね。
夕日のきれいな「ノシャップ岬」日没時間や季節の服装。
ノシャップ寒流水族館、青少年科学館、稚内灯台など岬の観光スポット。
美味しい海鮮のお店など詳しくご紹介しますね。
恵山泊漁港公園(稚内ノシャップ岬)
「ノシャップ岬」の突端は恵山泊漁港公園という公園になっています。
お天気のいい日は、眼の前に秀峰「利尻山」と花の浮島「礼文島」を一望することができます。
「ノシャップ岬」は、稚内の最西端にあり「宗谷岬」と相対するかたちで宗谷海峡に突き出しています。
日本のってっぺん宗谷岬に次いで、日本で二番目に北にある岬です。
ノシャップとは、昔アイヌの人たちが使っていた「ノッ・シャム」が語源となっています。
これは「岬がアゴのように突き出たところ」という意味です。
「ノシャップ岬」は漢字で書くと「野寒布岬」と書きます。
でも、「野寒布岬」と書いて「ノシャップ岬」とはなかなか読める人はいませんよね。
書いてといわれても道産子でもすんなり出てきません。
それでカタカナで書かれていることが多いですよ。
イルカのモニュメント
公園の中央には可愛いイルカのモニュメントがあります。
イルカがモニュメントのモチーフになったのは、宗谷海峡をイルカが通過したという昔話からのようです。
撮影スポットにもなっていますが、イルカには時計がついているので写真を写すと時間も入るんですよ。
夕暮れ時には地平線に夕日が沈むとイルカのモニュメントも夕日に包まれ感動的な情景をつくりだします。
本当に綺麗ですよ。
ノシャップ岬の碑
「ノシャップ岬の碑」の前に立つとお天気のいい日は、くっきりとした利尻島が目に飛び込んできます。
利尻島が見えてるというより、海に浮かぶ「利尻山」が見えてるんですね。
利尻山は標高1,721mありその美しい姿から「利尻富士」と呼ばれています。
「利尻富士」右手に礼文島が見えます。
礼文島は特別高い山がないので水面近くに見えます。
この「ノシャップ岬の碑」のある所がノシャップ岬の先端と思っている方も多いと思います。
でも、この「ノシャップ岬の碑」のある所はノシャップ岬の先端ではありません。
ノシャップ岬の先端実は「稚内灯台」の横なんですよ。
ノシャップ岬の夕日
夕ぐれが近くなると「ノシャップ岬」の夕日を見に恵山泊漁港公園には、たくさんの人が集まってきます。
太陽は海にゆっくりと沈み壮大な自然のショーが始まります。
その光は空と海に美しいオレンジ色の輝きを広げます。
周りの海の風景と組み合わさり、穏やかで感動的な瞬間をむかえます。
やがてすっかり日が沈むと空には、星が見え始めます。
感動的な時間を過ごした後は、しばらくそこにいて星を見上げる人もいます。
ノシャップ岬を訪れたら、この神秘的な光景をぜひ楽しんでみてください。
それは心に残る体験になることでしょう。
時期ごとの大体の日没時間
1月 | 16:04~16:37 | 7月 | 19:25~19:04 |
2月 | 16:45~17:18 | 8月 | 18:57~18:16 |
3月 | 17:26~17:59 | 9月 | 18:04~17:16 |
4月 | 18:07~18:39 | 10月 | 17:07~16:24 |
5月 | 18:45~19:14 | 11月 | 16:16~15:53 |
6月 | 19:18~19:26 | 12月 | 15:51~15:59 |
夕日を見る時には、日没時間をチェックしてください。
日没時間を見ると、季節によって違いますが4月から8月は、18:00すぎですね。
もし、ホテルにお泊りでチェックイン前にノシャップ岬で夕日を見ると結構遅い時間になってしまいます。
チェックイン時間が早いところにお泊りの時は、先にチェックインをするかホテルに連絡を入れた方がいいですね。
稚内季節ごとの気温(最高/最低)
1月 | -3° / -8° | 7月 | 20° / 14° |
2月 | -2° / -8° | 8月 | 22° / 17° |
3月 | 1° / -4° | 9月 | 20° / 14° |
4月 | 8° / 1° | 10月 | 14° / 7° |
5月 | 12° / 6° | 11月 | 6° / 0° |
6月 | 16° / 10° | 12月 | 0° / -5° |
服装選びに皆さん困ると思いますので稚内市の季節ごとの平均気温を書いておきます。
8月くらいには、22度くらいで過ごしやすい気温ですが、朝晩気温が下がります。
暖かい時でも岬や海岸は、海風で寒いですから何か羽織るものが必要です。
10月から4月までは冬の装いで手袋・マフラー・靴は滑らないもの。
5月は、まだ寒い日も多いので風を通さない上着。
他の季節は、羽織るものをもってください。
岬の観光スポット灯台・水族館・科学館
ノシャップ岬、恵山泊漁港公園に隣接して稚内灯台、稚内市立ノシャップ寒流水族館、青少年科学館があります。
北国だからこその展示物も多数ありますよ。
稚内市立ノシャップ寒流水族館、青少年科学館を見る方は、営業時間が夏は17:00 冬は16:00までですからこちらを先に見てから夕日を見た方がいいですね。
稚内灯台を持ち上げるような写真が撮影できますので挑戦してみてね。
稚内灯台
「稚内灯台」は、ノシャップ岬のシンボル的存在です。
ノッポな灯台は、紅白の鮮やかなツートンカラーが特徴です。
赤い帯は6本あり、遠くから見ても目立ちますし北海道の雪の中でも映える色ですね。
ノシャップ岬にあるので、ノシャップ灯台とも呼ばれています。
明治33年(1900年)ノシャップ岬の丘陵地(現レーダーサイト)に建てられた旧稚内灯台は、長い間北の海を守り続けてきました。
しかし、米軍ノシャップ基地の増強と拡張により移設を余儀なくされました。
昭和41年(1966年)1月10日現在の位置に移されましたが、旧灯台と変わらないように建てられたため、このような背の高い灯台が建設されました。
灯台の高さは、42.7メートルあり、北海道では一番高い灯台で、全国では島根県にあります日御碕灯台に次ぐ日本第二位の高さを誇る灯台です。
利尻・礼文・サハリンを望み、この海域の安全を守る道標として重要な役割を果しています。
稚内灯台は毎年一度だけ一般公開されていて、誰でも無料で見学することができます。
153段の階段を登りやっと灯室に辿り着きます。
海を灯す灯台のレンズを間近で見学でききる機会はなかなかありませんので153段の階段頑張って登りましょう。
特別公開や夜間の一般公開が行われることもありますのでその日に行けたらラッキーですね。
稚内灯台の記念撮影はここで決まり!
撮影場所は、恵山泊漁港公園
イルカのモニュメントに背を向けて立ちます。
稚内灯台が右に見えるように。
体でイルカのモニュメントが隠れるようにして縁石の前に立ちます。
右手を斜め上に上げて指は灯台のてっぺんをつまむように。
カメラマンの指示で手の位置を調節。
決まったらハイ、パチリ!
灯台を持ち上げるような写真が撮影できますよ~~~
一人ではちょっと難しいけど挑戦してみてね。
ノシャップ寒流水族館
「ノシャップ寒流水族館」は、開道100年・市開基90年・市制20年を記念して昭和43年(1968年)7月開館しました。
全国で100番目につくられた水族館なんですよ。
水量が90トンもある回遊水槽では、北海の荒海に棲息している魚類を主体としてホッケ、ソイの仲間、カレイの仲間等北方系の海の魚とともに、”幻の魚”イトウの泳ぐ姿を360度、見渡すことができます。
アザラシ池やペンギン池もあって、愛らしいゴマフアザラシやフンボルトペンギンのショーを見る事ができます。
アザラシへのエサやり体験もでき、エサをおねだりするアザラシは可愛いですよ。
冬でも、開館していますからアザラシたちの珍しい冬の姿が見れます。
見学時間は、30分~1時間
ノシャップ寒流水族館の外壁に日の入りの時間が張られています。
チェックしてくださいね。
稚内市青少年科学館
昭和49(1974)年7月28日にオープンしました。
現在北海道で稼働している中では最古であるプラネタリウムがあります。
毎月最新情報を取り入れた投影を行うほか、天文台をはじめ、実験室も完備され、遊びながら科学の素晴らしさを学べるようになっています。
稚内市にゆかりの深い南極観測資料が数多く展示されていて、歴代の砕氷船「宗谷」「ふじ」「しらせ」の模型や、実際に南極観測で使用された犬ぞりや、南極の石、樺太犬タロ・ジロの関係資料が豊富に展示されています。
見学時間は、およそ30分
プラネタリウムを見るんでしたら10分と30分のものがあります。
プラネタリウム上映スケジュールはこちら
ノシャップ寒流水族館50周年の平成26(2014)年度にリニューアルし、ノシャップ寒流水族館と入口が共通になりました。
いったり来たり両方見れますね。
平成30年(2018年)7月には、「わっかりうむ」という愛称が発表されています。
入館料
高校生・大学生・一般 500円
小中学生 100円
営業時間 夏期間9:00~17:00 冬期間10:00~16:00
休館日
4月1日から28日、
12月1日から翌年1月31日
入館料で水族館・科学館・プラネタリウム全て見れます。
水族館と科学館両方が見れますのでお得感ありますね。
ノシャップ岬にある人気の海鮮のお店
「ノシャップ岬」付近の美味しいものをご紹介しますね。
「ノシャップ」バス停から「ノシャップ岬」へ向かう途中にあります。
食べログにも出ているお店で人気があるお店ばかりです。
どのお店も朝早くからやってますから、ここで朝ご飯にするのもありですね。
漁師の店
ライダーハウスもしているのでいつもオートバイが止まっていますが、人気の漁師の店。
漁師さん直営の食事処で稚内でとれたての魚貝類が美味しいお店。
特にうに丼や海鮮丼のコスパがよくて美味しいと人気です。
営業時間 8:00~17:00
定休日 不定休(1月~4月中旬は冬季休業)
電話 0162-22-0303
樺太食堂
無敵の生うに丼が超人気のお店。
大きい丼と小さい丼のメニューがあるのでお腹の好き具合で選べます。
わざわざこれを食べに稚内に行く方もいるほどですから味は間違いありません。
営業時間 9:00~14:00
定休日 不定休
電話 0162-24-3451
みなとや
水族館、青少年科学館のすぐ横にあります。
新鮮などんぶり、だけでなくラーメンやそばがあるところが嬉しいですね。
この辺りでは一番遅くまでやっていますので、夕食食べれます。
営業時間 春・秋期8:00~18:00 夏期7:00~20:00
定休日 無休(冬季休業の可能性あり)
電話 0162-22-9636
JR稚内駅に近い観光に便利なホテル
JR稚内駅に近いホテルをご紹介します。
駅に近いホテルは、バスなどで観光に回るのに便利ですね。
旅館 以木以(いこい)
稚内公園の北門神社入り口まで徒歩3分で、稚内港北防波堤ドームまでは、徒歩約8分で。
歩いて観光スポットに行けます。
JR稚内駅も歩いて8分という至近距離ですから、観光を楽しむのにはピッタリのお宿です。
老舗の旅館なのにリーズナブルなんですよ。
稚内の観光が終わったら利尻島・礼文島へフェリーで行く方も多いと思います。
フェリーの時間は、季節によって若干違って6時だいか7時だい。
窓口の受付は1時間前からですから朝早いですね。
ここは、フェリーターミナルまで、早朝のみ送りのサービスがあるのでありがたいですね。
ゲストハウス モシリパ
男女別の相部屋が中心のゲストハウスです。
個室もありますので女性でも安心ですね。
お部屋、シャワーなどもきれいで快適だと口コミがおおいです。
もっと口コミを見たい方は、こちらからご覧ください。
リーズナブルですからここを拠点に観光スポットめぐりもいいですね。
とにかく旅費を安く上げたい人には、ぴったりです。
ノシャップ岬のまとめ
「ノシャップ岬」から見る、夕暮れに水平線に沈む夕日の光景は美しく感動を覚えるほどです。
ノシャップへは、稚内バスターミナルからバスで13分で行くことができます。
15~20分おきに運行しているので待ち時間は少ないです。
料金は1区間220円、バス停「ノシャップ」から「ノシャップ岬」までは、徒歩7分です。
「ノシャップ岬」は、稚内の最西端にあり「宗谷岬」と相対するかたちで宗谷海峡に突き出しています。
日本のってっぺん宗谷岬に次いで、日本で二番目に北にある岬です。
「ノシャップ岬」漢字で書くと「野寒布岬」と書きます。
でも、はなかなか読める人がいないのでカタカナで書かれていることが多いです。
夕ぐれが近くなると「ノシャップ岬」の夕日を見に恵山泊漁港公園には、たくさんの人が集まってきます。
太陽は海にゆっくりと沈み壮大な自然のショーが始まりますので、ノシャップ岬を訪れたら、この神秘的な光景をぜひ楽しんでみてください。
夕日を見る時には、日没時間をチェックしてくださいね。
日没が結構遅い月がありますのでホテルのチェックイン時間は、注意してください。
暖かい時でも岬や海岸は、海風で寒いですから何か羽織るものが必要です。
ノシャップ岬、恵山泊漁港公園に隣接して稚内灯台、稚内市立ノシャップ寒流水族館、青少年科学館があります。
恵山泊漁港公園の中央には、可愛いイルカのモニュメントがあります。
イルカのモチーフになったのは、宗谷海峡をイルカが通過したという昔話からのようです。
イルカには時計がついているので写真を写すと時間も入るんですよ。
「ノシャップ岬の碑」の前に立つとお天気のいい日は、くっきりとした利尻島が目に飛び込んできます。秀峰「利尻山」と花の浮島「礼文島」を一望することができます。
ノシャップ岬の先端実は「稚内灯台」の横なんですよ。
「稚内灯台」は、ノシャップ岬のシンボル的存在です。
ノッポな灯台は、紅白の鮮やかなツートンカラーが特徴で、ノシャップ灯台とも呼ばれています。
灯台の高さは、42.7メートルあり、北海道では一番高い灯台で、全国では島根県にあります日御碕灯台に次ぐ日本第二位の高さを誇る灯台です。
稚内灯台は毎年一度だけ一般公開されていて、誰でも無料で見学することができます。
153段の階段を登りやっと灯室に辿り着きます。
恵山泊漁港公園で灯台を持ち上げるような写真が撮影できますので挑戦してみてください。
「ノシャップ寒流水族館」は、全国で100番目につくられた水族館。
北海の荒海に棲息している魚類やアザラシ・ペンギンなどが展示されています。
ノシャップ寒流水族館の外壁に日の入りの時間が張られているので、チェックしてください。
「稚内青少年科学館」は昭和49(1974)年7月28日にオープンしました。
現在北海道で稼働している中では最古であるプラネタリウムがあります。
南極観測資料が数多く展示されています。
入館料で水族館・科学館・プラネタリウム全て見れますのでお得感ありますね。
日本のてっぺん「宗谷岬」についてはこちらをご覧ください。
稚内を見下ろし夜景のきれいな観光スポット「稚内公園」の詳しいことはこちら。
稚内に来たらぜひ「ノシャップ岬」の夕日を実際に見てください。
その時には、旅の参考にしていただけたら嬉しいです。
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