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温泉のデパート登別温泉に湧出する9種類の温泉の泉質と特徴!

登別温泉は、「温泉のデパート」「東洋一の温泉郷」といわれるほど人気の温泉地です。

皆さんは、温泉に入る時にこの温泉はどんな泉質なんだろう。
どんな効能があるんだろう。
など、温泉の泉質や効能は気になりますか?

日本では、昔から湯治といって温泉宿に長期滞在して病気を治したり、けがを治すという療養方法があります。
かの豊臣秀吉が有馬温泉に通っていたなどという話もございます。

温泉の効能によって悪いところを治すのです。
温泉に入る時は自分のそのときの体調に合わせて温泉を選んでみるのもいいですね。

「そんなこと言ったらあっちこっち行かないとならないよ~」なんて声が聞こえてきそうです。
でも登別温泉なら大丈夫なんです。
登別温泉は、温泉の泉質が多いことでも有名なんですよ!

地獄谷、大湯沼、奥の湯など登別温泉の観光スポットのあちこちからお湯が湧出しています。

今回は、登別温泉では何種類の温泉があるのか?
登別の温泉には、どんな効能があるのかなどを詳しく説明していきますね。

 

登別温泉の泉質と特徴

ガイド歴20年 ゆめ
ガイド歴20年 ゆめ

登別温泉は、温泉のデパートと言われます。
デパートといわれるほど沢山の種類の温泉が湧出しているんです。
地獄谷など登別温泉のいたるところから源泉が沸いています。
その種類は、なんと9種類もあります。
登別温泉郊外のカルルス温泉も加えると10種類なんですよ。
東洋一の温泉郷・温泉パラダイスというのも頷けます。

あのお湯、このお湯と温泉巡りをするのも楽しいですね。

登別温泉に湧出する全9種類の温泉の泉質と特徴をご紹介しましょう。

「硫黄泉」
登別温泉を代表する泉質です。
登別温泉が近づいてくるとするあの臭い、そう!ゆで卵のような独特な臭いはこの硫黄泉です。
お湯は乳白色で石鹸はあまり泡立ちません。 

②「塩化物泉」食塩泉  
日本で最も多い泉質のひとつです。
無色透明でなめると塩辛い味がする温泉です。
石鹸はあまり泡立ちません。
保温効果も高く、ポカポカと湯冷めしないので「熱の湯」とも呼ばれます。

③「含鉄泉」鉄泉 
無色透明で湧出しますが空気に触れて鉄が酸化するので茶褐色になります。
鉄分を多く含んでいますので鉄の味がすることもあります。
ぽかぽかよく温まります。
白いタオルを使うと赤っぽくなりますので気をつけましょう。

④「含アルミニウム泉」明ばん泉
無色透明または、やや黄褐色をしています。
皮膚の弱い方は、湯だたれを起こすことがあります。
長時間の入浴は避けたほうがいいでしょう。

⑤「含アルミニウム泉 」緑ばん泉
 空気に触れると酸化して茶褐色になります。
強酸性で抗菌力があります。

⑥「硫酸塩泉」芒硝泉(ぼうしょうせん)
無色透明で無臭です。
ナトリウム分が多いので舐めると少し塩味があります。

⑦「酸性泉」 
無色透明か微黄褐色で酸味と臭気がすこし強いです。
入浴すると肌に刺激を感じます。
皮膚の弱い方は、湯だたれを起こすことがあります。

⑧「炭酸水素塩泉 」 重曹泉
お湯は、無色透明です。
皮膚の表面を柔らくします。
脂肪、分泌物を洗い流し、入浴後石鹸で洗ったように肌がつるつるすべすべになります。
「美人の湯」とも呼ばれています。

⑨「放射能泉」 ラジウム泉
ラドンやトロンといった元素が含まれています。
万病に効く温泉として、昔から人気があります。

 

ガイド歴20年 ゆめ
ガイド歴20年 ゆめ

それ泉質ですよ!

石鹸が泡立たない泉質もあります。
よく昨日の温泉全然泡が立たなかったとおっしゃるお客様がいます。
泉質のせいだと思う方は、いらっしゃらなくて。
安い石鹸使っているとか、ボディソープ薄めているとか聞いていたらおかしいんですけど、皆さん真剣にお話しするんですよね。
もちろん、私はここの○○泉は、石鹸の泡立ちませんよってお宿に到着するときにお話ししているんですけど。
覚えていらっしゃらないんですね。
皆さんも、温泉に行ったら更衣室などに泉質などが書かれたボードが張ってります。注意書きなども書かれていますので確認してみると面白いですよ!

 

登別のホテルにひいてる温泉の泉質

◎登別温泉 第一滝本館 

「登別温泉 第一滝本館」では、5種類の温泉を引いています。
・芒硝泉  ・酸性緑ばん泉  ・食塩泉 ・重曹泉  ・硫黄泉

◎登別万世閣 

「登別温泉 登別万世閣」では、1種類の温泉を引いています。
・酸性硫化水素泉

◎ホテルゆもと登別

「登別温泉 ホテルゆもと登別」では、2種類の温泉を引いています。
・硫黄泉 ・食塩泉

◎花鐘亭はなや

「花鐘亭はなや」では、3種類の温泉を引いています。
・硫黄塩泉 ・硫酸塩泉 ・酸性硫化水素泉

◎登別石水亭

「登別 石水亭」では、1種類の温泉を引いています。
・単純硫化水素泉

◎登別グランドホテル

「登別温泉 登別グランドホテル」では、3種類の温泉を引いています。
・硫黄泉 ・食塩泉 ・鉄泉

◎名湯の宿パークホテル雅亭

「登別温泉 名湯の宿 パークホテル雅亭」では、3種類の温泉を引いています。
・単純硫黄泉 ・硫黄泉 ・ナトリウム・カルシウム塩化物泉

◎旅亭 花ゆら

「登別温泉 旅亭 花ゆら」では、2種類の温泉を引いています。
・単純硫黄泉 ・硫黄泉

◎登別温泉 ホテル まほろば

「登別温泉 ホテル まほろば」では、4種類の温泉を引いています。
・硫黄泉 ~ 酸性・含硫黄(ナトリウム)硫酸塩泉(硫化水素型) ・食塩泉 ~ ナトリウム・カルシウム塩化物泉単純硫黄泉 ・単純硫黄泉~(硫化水素型) ・酸性鉄泉 ~ 酸性含鉄(II)ナトリウム塩化物泉

◎登別温泉郷 滝乃家

「登別温泉郷 滝乃家」では、種類の温泉を引いています。
・硫黄泉 ・ 食塩泉  ・鉄泉

◎滝乃家別館玉乃湯

「登別温泉 滝乃家別館 玉乃湯」では、1種類の温泉を引いています。
・硫黄泉

◎adex inn

「adex inn(旧滝本イン)」では、1種類の温泉を引いています。
・硫黄泉

◎御やど清水屋

「登別温泉 御やど清水屋」では、2種類の温泉を引いています。
・泉質単純硫黄泉 ・ 硫黄泉

◎望楼 NOGUCHI 登別

「望楼NOGUCHI登別」では、2種類の温泉を引いています。
・硫黄泉 ・単純硫化水素泉  

 

ガイド歴20年 ゆめ
ガイド歴20年 ゆめ
2014年、環境省より10種類の泉質に改定されました。
ホテルによって「新泉質名」と「旧泉質名」使っていっる表記がまちまちです。 今回は、ホテルがホームページに載せている泉質をそのまま使っています。

 

登別温泉の泉質の種類のまとめ

登別温泉ではたくさんの種類の温泉が湧出しています。
その数は、なんと9種類もあるんですよ。
この種類の多さが、「温泉のデパート」「東洋一の温泉郷」といわれる由縁です。
登別温泉で湧いているお湯の泉質と特徴を改めてご紹介します。

「硫黄泉」 
登別温泉を代表する泉質で、温泉の独特の臭いはこの硫黄泉です。

「塩化物泉」食塩泉  
保温効果も高く、ポカポカと湯冷めしないので「熱の湯」とも呼ばれます。

「含鉄泉」鉄泉 
ぽかぽかよく温まります。白いタオルを使うと赤っぽくなりますので気をつけましょう。

「含アルミニウム泉」明ばん泉
無色透明または、やや黄褐色をしています。皮膚の弱い方は、湯だたれを起こすことがあります。

「含アルミニウム泉 」緑ばん泉
 空気に触れると酸化して茶褐色になります。強酸性で抗菌力があります。

「硫酸塩泉」芒硝泉(ぼうしょうせん)
ナトリウム分が多いので舐めると少し塩味があります。

「酸性泉」 
入浴すると肌に刺激を感じます。

「炭酸水素塩泉 」 重曹泉
脂肪、分泌物を洗い流し、入浴後石鹸で洗ったように肌がつるつるすべすべになります。
「美人の湯」とも呼ばれています。

「放射能泉」 ラジウム泉
万病に効く温泉として、昔から人気があります。

一つの温泉地で9種類もの泉質の温泉なんて、他に例のない温泉。
それが登別です。

私は、とりあえず「美人の湯」の炭酸水素塩泉 がある「登別温泉郷 滝乃家」の温泉に入って美人になってくるとしましょうか。
皆さんも奇異なる温泉がありましたら是非入ってみてくださいね。

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詳しく書いた記事は、こちらをご覧ください。

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その時には、旅の参考にしていただけたら嬉しいです。

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