登別温泉にさっそうと登場した鬼は。
登別温泉のお湯を守る「湯鬼神(ゆきじん)」
青鬼と赤鬼がいます。
「湯鬼神(ゆきじん)」は、神出鬼没。
温泉街のホテルで厄払いをしているなぁと思ったら「鬼スロ」の車掌さんをやっていたり。
花火が始まれば花火を上げていたり。
もちろんお祭りの時には、先頭となって盛り上げています。
そんな「湯鬼神(ゆきじん)」が大活躍するおまつり「登別地獄まつり」や「元旦縁起もちつき」について詳しくご紹介します。
「元旦縁起もちつき」の時に行われる、郷土芸能「子宝もちつき舞」
「子宝の湯」についても色々調べてみますね。
登別地獄まつり
「地獄まつり」の日には、登別温泉の地獄の釜のふたが開きます。
そこから冥界の主である閻魔大王(えんまだいおう)が、鬼たちをお供に引き連れて登別温泉を訪れるという伝説をもとにしたお祭りです。
温泉街が舞台になり閻魔大魔王を中心に壮大に繰り広げられるのです。
「閻魔大王からくり山車」「鬼踊り大群舞」「鬼みこし暴れ練り込み」などは、登別温泉のメーンストリート極楽通りで行われます。
登別地獄まつりは毎年8月の最終土曜日・日曜日です。
閻魔大王からくり山車
いつもは、閻魔堂(えんまどう)に鎮座している閻魔様。
登別地獄まつりでは、エンマ大王からくり山車に乗りさっそうと登場いたします。
閻魔様はこのお祭りの主役です。
要所要所では山車がとまり、閻魔堂に居る時と同じく「地獄の審判」の時間があります。
穏やかなお顔の閻魔様。
「地獄の審判」の時間が始まると、顔がみるみる怒った表情に変わり真っ赤になります。
すべての善と悪の行動を映し出し何か悪事をしていないか? 悪事を見つけて裁きを下すのです。
夕方になると様子は一変します。
まず山車がライトアップされます。
段々あたりが暗くなるとライトアップされた閻魔様が闇の中に浮かび上がります。
車が止まって「地獄の審判」の時間です。
なんと、閻魔様は立ち上がり鬼の形相になった閻魔様の目が不気味に光ります。
この時立ち上がった閻魔様の高さは6mにも及びます。
大きいですね。
迫力満点の閻魔様はこちらからご覧ください。
鬼みこし暴れ練り込み
普段は登別駅前で鎮座している「歓迎鬼像」。
この「歓迎鬼像」がお神輿になって登場します。
この重さ1トンもある大きな「歓迎鬼像」を担ぎ上げて温泉街を練り歩きます。
一回り小さい鬼のおんなみこしがでたり、登別市内にある登別中学校の生徒たちが担ぐ鬼みこしもありますよ。
お神輿ですから見ているだけでも心うきうきしますね。
この「地獄祭り」では、赤鬼に温泉の洗礼が!?
ギャラリーが赤鬼に温泉のお湯を投げかけます。
見ている方も一体になってお祭りは、最高潮に達します。
その他の催し
・鬼踊り大群舞
おまつりのスタッフや宿泊客が鬼のお面をつけてメインストリートを踊り進みます。
飛び入り参加もできますから踊り好きの方はどんどん参加してください。
皆で盛り上がりましょう。
・芸能ステージ
昼間ステージでは、太鼓演舞・獅子舞ならぬ熊舞・地元学生達によるマーチングバンドや吹奏楽などが行われます。
・地獄谷花火
祭りの間、鬼は町を支配し、鬼太鼓の演奏、踊りや神輿などの登別太鼓などが賑やかに繰り広げられます。
最終日には、フィナーレとして地獄谷からたくさんの花火が打ち上げられます。
この花火の終了とともに楽しかった2日間の「登別温泉地獄まつりも」終わりをつげます。
地獄の窯のふたが締まる前に閻魔様も、鬼たちととも地獄谷へと帰っていくのです。
「楽しかったね」「また来年」・・・閻魔様の声が聞こえてきそうですね。
子宝もちつき舞が行われるイベント元旦縁起もちつき
「元旦縁起もちつき」は、新年を迎えた1月1日(元旦)に行われます。
場所は、登別温泉にある泉源公園です。
「元旦縁起もちつき」はイベントとしての名称です。
4人の若者たちが新年を祝い、お餅をつく「餅つき4人衆」と「ひょっとこ・おかめ」のパフォーマンスで、「子宝もちつき舞」と呼んでいます。
「子宝もちつき舞」は、北海道の有名な郷土芸能「江差もちつきばやし」をもとにして、登別芸能保存会のメンバーが振り付けをしました。
登別温泉には、ここの温泉に浸かったことで子供を授かったという言い伝えがあります。
1982年(昭和57年)登別に湧く名湯「子宝湯」に因んでつくられました。
子宝や夫婦円満、家内安全を祈願する郷土芸能として「子宝もちつき舞」が誕生したのです。
ひょっとことおかめの演舞
太鼓や笛などの鳴り物がなり始めると、その軽快なリズムに合わせて
どこからとなくおかめとひょっとこが現れ踊ります。
登別温泉の「子宝湯」に二人仲良く入り子宝を授かります。
子宝を授かって喜ぶ様子をコミカルに踊ります。
いよいよ「餅つき4人衆」の餅つきが始まります。
子宝を授かったお祝いのようですね。
若者たちが威勢よく餅をつき始めます。
杵をクルクル回したり、杵を上方に高く放り投げて交換する大技で見物客の皆さんも盛り上がります。
「餅つき4人衆」は、こちらからご覧いただけます。
新年の幕開けを飾る活気あるイベントで、登別温泉の宿泊客をはじめ多くの人で賑わいを見せます。
終了後には、来場者につきたての縁起餅やおしるこが振る舞われます。
※「子宝もちつき舞」は、「登別温泉湯まつり」でも披露されています。
登別温泉の子宝の湯効能
「子宝もちつき舞」に出てくる「子宝の湯」。
ここの温泉に浸かったことで子供を授かったという言い伝えがあります。
でも、「子宝の湯」という泉質は、新しくなった泉質にも古い泉質にもありません。
「子宝の湯」は、どこにあるんでしょうね?
子宝の湯
「子宝の湯」というホテルかな?
登別温泉のホテルは、全部知っていますが聞いた事がないので違うと思います。
調べてみましたが登別温泉には、「子宝の湯」という名前のホテルは、ありません。
でも、見つけました。
名湯の宿パークホテル 雅亭に「子宝の湯」はあります。
「子宝の湯」は、1・2・3号の混合泉になっているのではっきりした泉質は、わかりません。
効能を見ると神経痛リュウマチ高尿酸血症婦人病 などに効果があるとされています。
姉妹ホテルの旅亭 花ゆらにもありました。
こちらは「子宝泉」になっています。
混合泉になっていますのではっきりした泉質は、分かりません。
こちらもパークホテルと同じく神経症リュウマチ高尿酸血症婦人病などに効果があるとされています。
どちらのホテルも期待が持てますね。
「鉄泉」は「子宝の湯」
登別温泉の9つの泉質の効能をしらべていて「子宝の湯」が見つかりました。
それが「鉄泉」です。
効能は、よく温まり慢性湿疹、貧血症、リュウマチに効果が期待できます。
月経障害などにも効果があるとされていて、「子宝の湯」と呼ばれることもあります。
体を温めることがいいようですね。
登別温泉の泉質や効能の詳しいことはこちらをご覧ください。

登別温泉で「鉄泉」を引いているのは、登別温泉郷 滝乃家ただ一軒です。
札幌諏訪神社
札幌市東区の札幌諏訪神社へ行ってお祈りをすると子宝が授かりやすいというお話があります。
札幌諏訪神社は、長野県の諏訪大社を本社とする神社です。
北海道大学のすぐ近くですね。
登別温泉に入り子宝に恵まれやすい身体になりなりましたら、札幌の札幌諏訪神社に行ってみましょう。
縁結び、夫婦円満の神として、また、子授け、安産の神様として厚く信仰されている神社です。
季節に合わせた花手水が一年を通していけられ。
夏の暑さの中に涼しさを誘う風鈴の音など女性が行きやすい工夫がいっぱいされている神社ですよ。
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子宝湯のあるホテル
「子宝の湯」があるホテルをご紹介します。
名湯の宿 パークホテル雅亭
名湯の宿と名付けているくらいお湯に自信があります。
というのも「登別温泉 名湯の宿 パークホテル雅亭」は、源泉の上にホテルが建てられているんですよ。
登別温泉には、たくさんホテルがあります。
でも源泉の上に立っているのは「登別温泉 名湯の宿 パークホテル雅亭」だけですね。
「登別温泉 名湯の宿 パークホテル雅亭」の温泉の種類をごらんいただけます。
自慢の温泉の写真はこちらです。
旅亭 花ゆら
「登別温泉 旅亭 花ゆら」は、「登別温泉 名湯の宿 パークホテル雅亭」の姉妹ホテルです。
2つのホテルは並んで立っています。
お湯が自慢の「登別温泉 名湯の宿 パークホテル雅亭」の姉妹ホテルですからいい温泉を引いているのがうかがえますね。
「子宝の湯」は、こちらからご覧ください。
「登別温泉 旅亭 花ゆら」の施設はこちらからご覧いただけます。
登別温泉郷 滝乃家
「子宝の湯」といわれる「鉄泉」を引いている「登別温泉郷 滝乃家」
登別温泉で「鉄泉」を引いているのは、「登別温泉郷 滝乃家」ただ一軒です。
鉄泉が引かれている温泉はこちら、最上階の露天風呂「雲井の湯」にひいています。
「登別温泉郷 滝乃家」の詳しいことは、こちらの記事をお読みください。

地獄祭りと子宝もちつき舞・子宝の湯のまとめ
今回は、「登別地獄まつり」「子宝もちつき舞」「子宝の湯」についてお話しました。
地獄の釜の蓋が開く「登別地獄まつり」
いつもは、閻魔堂(えんまどう)に鎮座している閻魔様が「地獄まつり」の主役です。
この閻魔様が山車にのって「地獄の審判」をする「閻魔大王からくり山車」
おまつりのスタッフや宿泊客が鬼のお面をつけてメインストリートを踊る「鬼踊り大群舞」普段は登別駅前で鎮座している歓迎鬼像の赤鬼像を神輿にして担ぎ上げて練り歩く「鬼みこし暴れ練り込み」
フィナーレには、地獄谷からたくさんの花火が打ち上げられる「地獄谷花火」
登別温泉街を上げて2日間「地獄まつり」が繰り広げられます。
そして元旦に行われる子宝や夫婦円満、家内安全を祈願する「子宝もちつき舞」
「ひょっとこ・おかめ」が登別温泉に二人で仲良く入り子宝を授かるという楽しいパフォーマンスが行なわれます。
お餅をつく「餅つき4人衆」杵をクルクル回したり、杵を上方に高く放り投げて交換するなど威勢よくお餅をるく姿は、まるで子宝が授かったのを喜んでいるみたいです。
登別温泉には、他にも楽しいイベントがあります。
詳しいことはこちらからご覧ください。

この「子宝もちつき舞」のきっかけになった「子宝温泉」があるのは、登別温泉にある3か所ホテル
「子宝の湯」がある「登別温泉 名湯の宿 パークホテル雅亭」
「子宝泉」がある「登別温泉 旅亭 花ゆら」
「子宝の湯」といわれる「鉄泉」を引いている「登別温泉郷 滝乃家」
登別温泉子宝の湯につかった後は、札幌にある札幌諏訪神社を詣でましょう。
縁結び、夫婦円満の神として、また、子授け、安産の神様として厚く信仰されている神社です。

札幌諏訪神社に祀られているのは夫婦の神様です。
御子神を二十二柱もうけられたので子授け安産の神様として人気があります。
花手水のあるきれいな神社でゆっくりと子授けを願ってくるのもいいですね。
登別温泉には、いろいろなお祭りがあります。
いくつになってもお祭りは楽しいですよね。
気になるお祭りがありましたらぜひ見に行ってください。
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