北海道長万部町にある「二股らじうむ温泉旅館」は、長万部駅からはおよそ18キロ、国道5号線からは山側に8キロ入ったところにある一軒宿です。
「二股らじうむ温泉旅館」には、世界に2つしかない石灰華のドームがあります。
長さ約400メートル幅約200メートル厚さ最大25メートルという大きなもので、段丘状の巨大な丘になっています。
これだけ大きな石灰華があるのは、この「二股らじうむ温泉旅館」とアメリカのイエローストーンだけです。
今回は、この珍しい石灰華のある「二股らじうむ温泉旅館」の泉質や効能。
湯船に浮く湯の華や日帰り温泉の情報などを詳しくご紹介します。
二股ラジウム温泉の泉質や効能
世界的に珍しい温泉に入れる「二股らじうむ温泉旅館」の泉質や効能についてみてみましょう。
二股ラジウム温泉の泉質
二股ラヂウム温泉の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉 ラジウム温泉です。
二股温泉の主成分は炭酸カルシウムで、北海道の天然記念物にもなっている巨大な石灰華ドームは炭酸カルシウムを95.75%も含んでいます。
二股の地層に石灰石又は石灰石系の岩層があるものと推定されています。
そこに体にいいとされる微量のラジウムを含んでいます。
二股ラジウム温泉の効能
「二股らじうむ温泉旅館」の公式ホームページを見てみると温泉の効能は、次のように書かれています。
「ラジウムによる主な効能」
神経痛・リウマチ・痛風・ノイローゼ・高血圧・動脈硬化・糖尿病・皮膚病・胆嚢炎・胆石・自律神経失調症・腎臓病(飲用時) など
「カルシウムによる主な効能」
腰痛・神経痛・リウマチ・火傷・皮膚病・不妊症・虚弱体質・捻挫
飲用時:消化器病 糖尿病 肝臓病 膀胱炎 尿酸結石 など
また、実際に湯治で病気が和らいだ方も多くいる温泉で、公式ホームページには、たくさんの声が寄せられています。
公式ホームページはこちら>>
浴槽の数や注意事項など
浴場は、混浴大浴場、女風呂、男風呂の3ヶ所です。
浴槽は、12個でそのうち露天風呂が4つ、立ち湯が4つと歩行用温水プールが1つあります。
温水プールでは水着を着用できます。
混浴大浴場は脱衣所が分かれていますが女性更衣室から男性更衣室を数歩通らなくてはなりません。
ちょっと恥ずかしいですが、入っている人がいるかどうかは見えますので確認してから入ってもいいですね。
奥で合流していて階段を降りると4つの内風呂、露天風呂、温泉プールがあります。
温泉プールは、歩行用に作られたものです。
源泉は43度で源泉に近い内湯が一番暖かく42度前後。
各湯船を経て下の湯の露天が温湯、石灰華前の寝湯とプールが末端にあたり30度前後になっていますので長時間入るのに向いています。
浴槽は、1.2メートルの深さのところもあります。
中には階段もありますが、お湯はわずかに黄色がかった透明で、湯の花があって黄褐色に見えるので浴槽内はよく見えませんので気を付けて入らなければなりません。
どうしてこんなに深い浴槽を作ったのかといいますと、リュウマチなどで膝が悪かったり、腰が悪くて立ったままでないと入れない方がいるためです。
浴室の中や玄関横には、炭酸水の出る蛇口があります。
炭酸水を飲みながら温泉に入ると、温泉成分を体内にも取り込みより効果があるんですね。
石鹸で体を洗ったりシャンプーをするときも上がり湯としてためられているお湯を使います。
この上がり湯も真水ではなく温泉ですから髪を洗うとごわごわした感じになります。
洗える場所も上がり湯のある所だけです。
ヌルヌルの原因は湯の華「石灰華」温泉が濃いので、「石灰華」がすぐ出来上がります。
実際浴槽には湯の華が浮き浴槽には、「石灰華」がびっしりと張り付いています。
二股ラヂウム温泉の入浴方法
「二股らじうむ温泉旅館」で推奨している温泉の入り方です。
朝は太陽と共に起き、1度目の入浴。
少し身体を動かしながら入浴し、温泉水を二口、三口飲んで胃腸の掃除をする。
朝食の30分前には風呂から上がり、休息した後に食事をする。
2度目以降の入浴は1度目よりも少し長くする。
昼食後は30分〜1時間ほど昼寝。
夜は就寝1時間前には風呂から上がる。
一日の合計入浴時間は6〜8時間が理想で、これを2〜3週間続ける。
ちなみに食事は朝食が8時、昼食は12時、夕食は5時と決まっている。
「二股らじうむ温泉旅館」で言う湯治とは、ただ温泉に浸かるだけでなく、早寝早起きをして、規則正しい生活リズムで温泉に入り、食事も健康に留意したものを食べ心身ともにリラックスしましょうということでしょうか。
二股ラジウム温泉に浮く湯の華
「二股らじうむ温泉旅館」の浴槽にはたくさんの湯の華が浮いていてその様子を見てゴミが浮いていると勘違いされる方もいるようです。
二股ラジウム温泉では、湯の華の販売もしていて自宅用やお土産に人気があります。
そんな湯の華の特徴を見てみましょう。
「二股らじうむ温泉旅館」の「石灰華」を100%使ったものです。
主成分は、「石灰華」に95.7%も含まれている炭酸カルシウムです。
この炭酸カルシウムは、珍しい水に溶けやすいアラゴナイト型でというとても貴重なものです。
この「石灰華」をそのまま湯の華として販売しているんですから「二股らじうむ温泉旅館」にはいるのと同じ効用が期待できますね。
「二股らじうむ温泉旅館」までは、なかなか行けないという方のために、楽天で販売されている「湯の華」を紹介します。
「二股らじうむ温泉旅館」を経営してい水の素株式会社が販売している本物の湯の花です。
天然石灰華を100%そのまま精製・製品化した本格派の温浴剤なので現地で入るのと同じお湯を楽しめます。
「湯の華」というと硫黄分が入っていると気になる臭いや風呂釜をいためる心配がありますが、「二股らじうむ温泉旅館」の温泉成分には、硫黄が入っていませんから心配ありません。
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二股ラヂウム温泉 日帰り
「二股らじうむ温泉旅館」では、日帰り入浴を楽しむことができますので入浴料金などを見てみましょう。
日帰り入浴料金
石灰華の大きなドームは、世界に2つしかない珍しいもの。
日帰り入浴で他に類を見ない温泉を楽しみましょう。
入浴料
大人1、100円
小人500円
日帰り入浴時間
入浴時間
7:00~18:00
石鹸・シャンプーなどの備品はありません。
タオル・バスタオルなど入浴に必要なもの一式は持参しましょう。
二股ラジウム温泉旅館のまとめ
北海道長万部町にある「二股らじうむ温泉旅館」は、長万部駅からはおよそ18キロ、国道5号線からは山側に8キロ入ったところにある一軒宿です。
「二股らじうむ温泉旅館」にはある石灰華のドームは、長さ約400メートル幅約200メートル厚さ最大25メートルという大きなもので、段丘状の巨大な丘になっています。
これだけ大きな石灰華があるのは、この「二股らじうむ温泉旅館」とアメリカのイエローストーンだけで世界に2つしかありません。
そんな二股ラヂウム温泉の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉 ラジウム温泉で、主成分は炭酸カルシウムです。
北海道の天然記念物にもなっている巨大な石灰華ドームは炭酸カルシウムを95.75%も含んでいます。
温泉の効能は、公式ホームページに次のように書かれています。
「ラジウムによる主な効能」
神経痛・リウマチ・痛風・ノイローゼ・高血圧・動脈硬化・糖尿病・皮膚病・胆嚢炎・胆石・自律神経失調症・腎臓病(飲用時) など
「カルシウムによる主な効能」
腰痛・神経痛・リウマチ・火傷・皮膚病・不妊症・虚弱体質・捻挫
飲用時:消化器病 糖尿病 肝臓病 膀胱炎 尿酸結石 など
実際に湯治で病気が和らいだ方も多くいる温泉なんですよ。
浴場は、混浴大浴場、女風呂、男風呂の3ヶ所です。
浴槽は、12個でそのうち露天風呂が4つ、立ち湯が4つと歩行用温水プールが1つあります。
浴槽は、1.2メートルの深さのところもあります。
中には階段もありますが、お湯はわずかに黄色がかった透明で、湯の花があって黄褐色に見えるので浴槽内はよく見えませんので気を付けて入らなければなりません。
どうしてこんなに深い浴槽を作ったのかといいますと、リュウマチなどで膝が悪かったり、腰が悪くて立ったままでないと入れない方がいるためです。
浴室の中や玄関横には、炭酸水の出る蛇口があって炭酸水を飲みながら温泉に入ると、温泉成分を体内にも取り込みより効果があるんですね。
シャワーはなく石鹸で体を洗ったりシャンプーをするときは、上がり湯としてためられているお湯を使います。
真水でなくこれも温泉ですから髪がごわごわした感じになります。
「二股らじうむ温泉旅館」の浴槽にはたくさんの湯の華が浮いていてその様子を見てゴミが浮いていると勘違いされる方もいるようです。
二股ラジウム温泉では、湯の華の販売もしていて自宅用やお土産に人気があります。
「二股らじうむ温泉旅館」の「石灰華」を100%使ったもので、主成分は「石灰華」に95.7%も含まれている炭酸カルシウムです。
この「石灰華」をそのまま湯の華として販売しているんですから「二股らじうむ温泉旅館」にはいるのと同じ効用が期待できますね。
「二股らじうむ温泉旅館」で推奨している温泉の入り方は、早寝早起きをして、規則正しい生活リズムで温泉に一日の合計入浴時間6〜8時間入り、3食きちんと食べお昼寝をする。
ただ温泉に浸かるだけでなく、食事も健康に留意したものを食べ心身ともにリラックスしましょうということでしょうか。
日帰り入浴、入浴料 大人1、100円 小人500円
入浴時間 7:00~18:00
石鹸・シャンプーなどの備品はありませんので、タオル・バスタオルなど入浴に必要なもの一式は持参しましょう。
入浴時間も長いのでしっかり楽しめますね。
「二股らじうむ温泉旅館」についての歴史や普通の宿とはちょっと違う宿泊についてや
、温泉までのアクセスなどについては、こちらに詳しく書いていますのでご覧ください。
山奥の一軒宿で体の不調を治せる「二股らじうむ温泉旅館」に一度は、行ってみたいですね。
長万部温泉にはもう一つの温泉地、長万部温泉があります。
長万部温泉の泉質・効能、特産物の絶品かにめしや温泉へのアクセスについてはこちらをご覧ください。
長万部温泉の日帰り入浴については、こちらをご覧ください。
どちらも、ぜひ入ってみたい温泉ですね。
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