北海道遠軽町丸瀬布上武利に「丸瀬布温泉 マウレ山荘」というホテルがあります。
遠軽町は、北海道の北東部、オホーツク管内のほぼ中央の内陸側に位置していて、オホーツク海沿岸までわずか20キロしかありません。
2023年6月27日には、遠軽町の「北海道白滝遺跡群」から出土した黒曜石を使った石器類が国宝として指定され、今話題の観光スポットになっています。
静かなところに泊まってのんびりしたいのよね~
団体さんが泊っているホテルはなんかガヤガヤうるさい。
温泉に入っても混んでいてのんびり入れない。
食事だってざわざわして並んで順番を待つなんていやだなって思ちゃう。
普段このように思っている方にぜひ泊まっていただきたいですね。
ここは大人の隠れ家的ホテルなんですよ。
今回は、「丸瀬布温泉 マウレ山荘」のお部屋・お食事・温泉の事などを詳しくご案内しますね。
丸瀬布マウレ山荘の宿泊
丸瀬布温泉
丸瀬布温泉は、遠軽町の丸瀬布にある温泉です。
町の98%が森林に囲まれていて丸瀬布温泉は、中心街から13kmほど行った、武利川上流の山あいに位置する温泉地です。
大自然の中にあるのでとっても静かです。
丸瀬布・・・何と読むでしょう?
道産子の皆さんは、もちろん読めると思いますが、本州にお住まいの方はいかがですか?
まるせっぷと読みます。
北海道の地名は、アイヌの人たちが使っていたアイヌ語の地名に、そのように読める漢字を当てはめただけの地名がほとんどですから難読な地名がたくさんあるんですね。
丸瀬布の地名は、アイヌ語の「マウレセプ」(3つの川の集まる広い所)湧別川・武利川・丸瀬布川がこの町で合流しているところからから名づけられました。
近くには昆虫生態館、森林公園いこいの森、キャンプ場、山彦の滝、鹿鳴の滝などもあり近隣の人たちの憩いの場にもなっています。
丸瀬布 マウレ山荘
「丸瀬布温泉 マウレ山荘」は2018年にリニューアルオープンしました。
周りが森に囲まれた静かなスコットランド風のリゾートホテルです。
マウレはアイヌ語で「ハマナス」という意味です。
この辺りには沢山咲いていてホテル駐車場の植え込みなどにも植えられています。
ハマナスは北海道の花にも指定されていて、夏になると可憐な花を咲かせます。
花が終わった後には、ほおづきのような実がなるんですよ。
マウレ山荘には「マウレの庭」と名付けられた1,000坪もあるお花の庭があり、季節ごとのきれいなお花を見ることができます。
ホテルに一歩入ると石造りの大きな暖炉にビックリします!
吹き抜けの開放感はもうすでに別世界ですね。
まわりには、ソファー席がゆったりと配置されていて高級感が漂います。
いろいろな書籍や写真集などを集めたライブラリーコーナーもあります。
こんなところでは、時間の流れ方がいつもよりゆっくりと感じますね。
ウエルカムドリンクと美味しいマカロンを頂いていよいよお部屋です。
マウレ山荘のお部屋
リニューアルして新しいお部屋ができました。
源泉かけ流しの温泉がついたお部屋
特別室は、メゾネットタイプで7名まで宿泊できるんですよ。
お二人様までは、クイーンルームがあります。
そのほかにも和室やベッドのお部屋があります。
ベッドは、ダブルサイズのベッドが2台入っていますからゆっくり寝れますね。
いろいろのタイプがありますのでゆっくりお選びください。
「マウレ山荘」では、一人旅のプランもありますのでうれしいですね。
マウレ山荘の温泉
「丸瀬布温泉 マウレ山荘」の温泉は、アルカリ性単純温泉で含有成分が少ないために刺激が少なくとろりとした肌触りの良い温泉です。
無色透明で無味無臭、肌の刺激が少ないので赤ちゃんからお年寄りまで入れます。
肌がすべすべになるので「美人の湯」ともいわれますよ。
環境省が発表している「温泉療法のイ・ロ・ハ」を見ると、次のような症状の時は、アルカリ性単純温泉がよいと書かれています。
<浴用>
・末梢循環障害・冷え性・高血圧(軽症)・耐糖能異常(糖尿病)・不眠症
・高コレステロール血症・胃腸機能低下・関節リュウマチ・自律神経不安定症
・うつ症状・筋肉や関節の慢性的なこわばり・運動麻痺による筋肉のこわばり
・喘息・肺気腫(軽症)・痔の痛み・病後回復期・疲労回復・健康増進
鎮静効果が高いのでヒステリーにも効果があるとか?
広々とした大浴場や、眺めの良い天然石で囲まれた銘石露天風呂で手足を伸ばしてゆっくり温泉が楽しめます。
山間にある温泉ですからお天気の良い日は、露天風呂で空を見上げると満天の星ぞら!!
それは、まるで星につつまれているよう。
時間を忘れゆっくりとしたひと時を過ごせます。
マウレ山荘のお料理
「丸瀬布温泉 マウレ山荘」の料理は美味しいと評判です。
季節の地元食材を使った和洋折衷のコース料理でオホーツクの山海の幸を活かした四季折々の味が楽しめます。
新鮮な刺身やオホーツク近郊の牛肉を使用した肉料理、料理長がお客様を思いやり丁寧に心を込めて調理した、美味しそうなお料理の数々が並びます。
特に、あの味が忘れられないと人気の手打ち蕎麦は、打ちたてなんですよ。
朝食は、洋食から和食まで、種類豊富な朝食バイキングです。
これも種類が多くて美味しいと人気があります。
※季節により「和食御膳」の場合もあります。
丸瀬布マウレ山荘コテージ
フィンランド産のパイン材をふんだんに使用したコテージがあります。
自炊設備も完備しているので、自分たちで食事をつくったり長期滞在も可能です。
気軽に別荘気分が味わえますね。
独立した建物ですから小さなお子さんがいても気兼ねなく過ごせますね。
お風呂は温泉をひいておりますので、独り占めの温泉を楽むことができます。
5名様用 2棟
8名様用 1棟
コテージでは、ワンちゃんも一緒に泊まることができるんです。
ワンちゃん飼われてる方は必見ですね。
日帰り温泉「ポッケの湯」
「丸瀬布温泉 マウレ山荘」には、日帰り温泉「ポッケの湯」が併設されています。
完全な別棟ですからよく日帰りのお客様が多くて宿泊しているお客様がゆっくり出来ないという事もありません。
また、「丸瀬布温泉 マウレ山荘」に宿泊されている方は、どなたもぼっけの湯に入れます。
内風呂とかけ流しの露天風呂、本館にはないフィンランドサウナもあります。
このフィンランドサウナは、なかなか本格的でサウナストーンに水をかけれるんですよ。
セルフロウリュですね。
水をかけると室内の湿度や体感温度が上がるので汗をかきやすくなります。
温泉もサウナもリフレッシュ効果は絶大ですから相乗効果に期待ができますね。
都市部の温泉施設と違ってあまり混んでいないのも魅力です。
料金 大人600円 小学生300円
※タオルレンタル(有料)
日帰り入浴 + ランチセット ¥1,500
入浴とランチがセットになっていますのでお得です。
日帰りディナー(予約制)
ディナーは事前予約でコース料理を食べることができます。
「丸瀬布温泉 マウレ山荘」でランチやディナーを楽しんでのんびり温泉に入るのもいいですね。
そんな楽しみ方もいいですね。
マウレ山荘までのアクセス
道内の空港まで飛行機で来て、空港からはレンタカーで来る方。
札幌路方面から公共交通機関を使って「丸瀬布温泉 マウレ山荘」まで来る方もいるでしょう。
「丸瀬布温泉 マウレ山荘」までのアクセスは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
マウレ山荘のまとめ
「丸瀬布温泉 マウレ山荘」のお部屋、食事、温泉について詳しくご紹介しました。
2018年にリニューアルオープンした「丸瀬布温泉 マウレ山荘」は、お部屋も温泉も新しくなりました。
森に囲まれた静かなお宿ですから静かなところでリフレッシュしたい方にはピッタリ
美味しいお料理とゆったりしたお部屋。
奇麗な星の見える温泉を満喫してください。
遠軽町には、コスモスの花が咲き乱れる公園。
国宝になった黒曜石を使った石器類が保存展示されている「白滝ジオパーク」交流センター。
SLが力強く走る「森林公園いこいの森」山彦の滝・鹿鳴の滝などの観光スポットがたくさんあります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
温泉に入って、観光スポットで楽しんでそんな旅はいかがですか。
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