
観光スポット
遠軽町
太陽の丘 えんがる公園

太陽の丘 えんがる公園は、ひとつの丘の頂から裾野までをそっくり生かし、色鮮やかな花々で埋め尽くされる広大な公園です。
春から初夏にかけては、エゾヤマザクラや淡い薄紅色の芝ざくら、つつじが咲き誇り、町民をはじめ多くの皆さんの憩いの場として利用されています。
また、園内には町営牧場である見晴牧場があり、読んで字のごとく見晴らしの良いところで、晴れた日にはオホーツク海まで望むことができます。
太陽の 丘えんがる公園虹の広場には、8月中旬から9月下旬にかけて10ヘクタールの大地を華麗に彩る1,000万本のコスモスが咲き乱れます。
遠軽が誇る日本で最大級のコスモス園です。
丸瀬布
いこいの森

丸瀬布市街から上武利方面へ9キロメートルの位置にあります。
自然の環境を生かした緑がいっぱいの公園です。
園内には、森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」や郷土資料館、キャンプ場、遊具もあり、近くには、温泉や昆虫生態館もあります。
「雨宮21号」
北海道遺産 森林鉄道蒸気機関車 雨宮21号は、北海道遺産に指定されています。
「雨宮21号」は東京・雨宮製作所で製造された、国産としては初めての11トン機関車です。
その昔、この地域では木材の運搬に蒸気機関車が使われていました。
「雨宮21号」は、1928(昭和3)年、丸瀬布-武利意森林鉄道に配属され
丸太や生活物資の搬送に携わってきました。
1958(昭和33)年に丸瀬布-武利意森林鉄道は廃止されました。
地元の強い要望で1976(昭和51)年、北見営林局から旧丸瀬布町に譲渡され、町は“森林公園いこいの森”を建設して、機関車を走らせました。
煙突からはモクモクと煙を上げ、足回りのピストンからは白い蒸気を出しながら、今でもいこいの森園内に敷設された2キロメートルの軌道を走っています。
国内唯一の動く森林鉄道蒸気機関車であり、貴重な財産として後世に引き継いでいます。
丸瀬布道の駅

平成6年に認定された道の駅です。
アカエゾマツをイメージして作られた、緑の大きな三角形の建物が特徴です。
館内では、木材がふんだんに使われ、中央にある自動演奏ピアノの調べを抜群の音響で引き立てています。
また、木のぬくもりを感じさせる木芸品が展示・販売していて見るだけでも楽しめます。
お土産というと海産物の北海道の中でも特徴を持った道の駅になっています。
山彦の滝・鹿鳴の滝

山彦の滝は、森林公園いこいの森より車で約10分ほどの位置にあり、さらに駐車場から200メートル先にあります。
高さ28mから流れ落ちる川の水は美しく雄大な瀑布を生みだしています。
崖の下部分はえぐられたようになっているので、回り込んで裏側からもこの滝が見られます。
そのため、別名「裏見の滝」とも呼ばれています。
また、滝は真東向きで真東を向いている滝は珍しく、ご利益が深いとのことから不動明王が祭られ毎年7月28日には「滝祭り」が行われています。
滝までの遊歩道や駐車場が整備されているため、多くの人が訪れる観光スポットの1つとなっています。
気温が氷点下を下回る12月下旬頃からの厳冬期には、流れる水が徐々に氷結し滝が1本の柱となって、神秘的な自然の造形に心を奪われます。
平成21年度からは、この結氷した滝を見学する事ができる「山彦の滝ナイトツアー」が開催されています。
冬期間は、滝の駐車場の2キロメートル手前のゲートで車両通行止めとなりますが、山彦の滝ナイトツアーのときなどには一時解除しています。
山彦の滝と尾根をひとつ隔てた南側の沢には鹿鳴の滝もあり、道道1070号沿いの駐車場から2つの滝を結ぶ遊歩道も整備されています。
ヒグマの棲息地帯なので、朝夕の探勝や個人での行動は慎みましょう。
生田原

世界約40か国から木のおもちゃを集めたミュージアムです。
からくりおもちゃ・あやつりおもちゃ・くるみ割り人形など大小1万点もの可愛い木のおもちゃを展示・収蔵しています。
子どもたちが木のおもちゃで遊べる「遊びの広場」や、木のおもちゃ作りが体験できる木工房「ゼペット」があります。
そして、影絵の巨匠・藤城清治氏の作品を展示した「コロボックル影絵美術館」も併設しています。
白滝
白滝ジオパーク

遠軽町は、平成22年に「白滝ジオパーク」として日本ジオパークに認定された町です。
遠軽町白滝地域に位置する「日本最大の黒曜石産地」をはじめ、アイヌ文化に彩られた名勝ピリカノカの1つで町のシンボルでもある「瞰望岩(がんぼういわ)」など、地球の活動がつくりだした見どころがたくさんあります。
持続可能な社会の実現を目指し交流センターがつくられました。
願望岩は、地上から約78メートルにそびえる瞰望岩(がんぼういわ)は、アイヌ語で「インカルシ」、見晴らしの良いところという意味です。えんがるの町名はこの言葉に由来するほど、瞰望岩は町のシンボル的な存在です。
平成23年2月7日に、国指定名勝「ピリカノカ」の構成資産として、オホーツク管内で初めて指定されました。
名勝「ピリカノカ」(アイヌ語で美しい・形)とは、アイヌの物語や伝承、祈りの場、言語に彩られた、道内の良好な自然の風致景観を持つ優秀な景勝地をあらわす統一名称です。
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