遠軽町は、北海道の北東部にあります。
オホーツク管内のほぼ中央の内陸側に位置しています。
オホーツク海やサロマ湖のすぐ近くです。
東西47キロ、南北46キロにわたる緑豊かなまちです。
遠軽町の面積は1,332.45平方キロメートルもあります。
1,332.45平方キロメートルといわても、一体どれほどなのか想像もつかないと思います。
とにかく大きい!
日本にある町743町の中で北海道足寄(あしょろ)町につぎ日本で2番目に大きな面積の町なんですよ。
今回は、遠軽町の観光スポットについて詳しくご紹介します。
いこいの森・山彦の滝・鳴門の滝・ちゃちゃワールドなどの見どころがたくさんあります。
遠軽町の雨宮21号が走るいこいの森
いこいの森は、丸瀬布市街から上武利方面へ9キロメートルの所にあります。
自然環境を生かした緑がいっぱいの公園です。
園内には、森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」や郷土資料館・キャンプ場・遊具もあり、近くには温泉や昆虫生態館もあります。
森林鉄道蒸気機関車雨宮21号は、北海道遺産に指定されています。
「雨宮21号」は東京・雨宮製作所で製造された、国産としては初めての11トン機関車です。
その昔この地域では木材の運搬に蒸気機関車が使われていました。
「雨宮21号」は、昭和3年(1928念)、丸瀬布-武利意森林鉄道に配属され丸太や生活物資の搬送に携わってきました。
昭和33年(1958年)に丸瀬布-武利意森林鉄道は廃止されました。
地元の強い要望で昭和51年(1976年)に、北見営林局から旧丸瀬布町に譲渡されました。
町は“森林公園いこいの森”を建設して、機関車を走らせたのです。
煙突からはモクモクと煙を上げ、足回りのピストンからは白い蒸気を出しながら、今でもいこいの森園内に敷設された2キロの軌道を走っています。
国内唯一の動く森林鉄道蒸気機関車であり、貴重な財産として後世に引き継いでいます。
遠軽町の観光スッポト
山彦の滝・鹿鳴の滝
森林公園いこいの森から車で約10分ほどのところに山彦の滝があります。
駐車場からは、200メートルくらい歩いたところです。
28mの高さから落下する滝は雄大です。
崖の下部分はえぐられたようになっているので、回り込んで裏側からもこの滝が見られるところから、「裏見の滝」という名前でも呼ばれます。
また、滝は真東を向いていて、真東を向いている滝は珍しくご利益が深いそうです。
不動明王が祭られていて7月28日には、毎年盛大に「滝祭り」が行われます。
滝までの遊歩道や駐車場が整備されているため、多くの人が訪れる観光スポットのひとつとなっています。
気温が氷点下を下回る12月下旬頃からは、いよいよ寒さが厳しくなってきます。
この頃になると、流れる水が徐々に氷結して滝が1本の柱となって神秘的な自然の造形を作ります。
厳寒の地にできるはこの1本の柱は心を奪い離しません。
毎年この結氷した滝を見学する事ができる「山彦の滝ナイトツアー」が開催されています。
冬期間は、滝にある駐車場の2キロメートル手前のゲートで車両通行止めとなります。
山彦の滝ナイトツアーのときなどには一時解除されているので駐車場に車を止めることができます。
山彦の滝と尾根をひとつ隔てて、南側の沢にはもう一つの滝「鹿鳴の滝」があります。
道道1070号沿いにある駐車場からは、2つの滝を結ぶ遊歩道も整備されていますので2つ合わせてみるのがいいでしょう。
この辺りは、ヒグマの棲息地帯なので、朝夕の探勝や個人での行動は気をつけて出来れば日中訪れたほうがいいですね。
丸瀬布道の駅
平成6年に認定された道の駅です。
アカエゾマツをイメージして作られた、緑の大きな三角形の建物が特徴です。
館内では、木材がふんだんに使われ、中央にある自動演奏ピアノの調べを抜群の音響で引き立てています。
とってもいい音色なので立ち寄ったら是非聞いてくださいね。
また、木のぬくもりを感じさせる木芸品を展示・販売していているんですよ。
木のおもちゃ、楽器など私の子供が小さかったら買ってあげたいと思うものばかり。
もちろん見るだけでも楽しめます。
お土産というと海産物がほとんどですね。
そんな北海道の中でも特徴を持った道の駅になっていますので休憩を兼ねて寄ってみて下さいね。
木のおもちゃワールド館ちゃちゃワールド
世界中の約40か国から木のおもちゃを色々集めたミュージアムです。
入館すると思わず「可愛い~~」と声が出てしまいます。
くるみ割り人形や木で作られた、からくりのおもちゃ。
あやつりおもちゃなど大きなものから小さな物までたくさんのおもちゃがあります。
約1万点もの可愛い木のおもちゃを展示・収蔵しているんですよ。
大人でもワクワクするような楽しいところなので、ぜひ行ってみたいですね。
子どもたちが木に触れあって遊べる「遊びの広場」とか、木のおもちゃ作りを実際に体験できる木工房の「ゼペット」などがありますよ。
そして、影絵の巨匠・藤城清治氏の作品を展示した「コロボックル影絵美術館」もあります。
遠軽町の人気のグルメ
ノルディックファーム 遠軽本店
ミルクが濃くて美味しいと人気のお店です。
搾りたての牛乳をたっぷり使ったソフトクリーム、たっぷり量も多くて甘すぎない所も人気の秘密ですね。
道東の旅で。
— michiko (@michiko98727626) June 13, 2023
道東を旅して、どこに行っても、美味しいアイスクリームに出会いました。
1日に1度だけではありません、2、3度!
お分かりになられますか?
何故私の体重が6キロ増になったのか‼️
美味しい、
アイスクリーム。
写真は、
生田原 “ノルディック ファーム”遠軽本店。
ご馳走様でした♥️ pic.twitter.com/noEOtMfGH0
ミートパビリオン YOSHIKAWA
精肉店の経営するお店だからお肉が美味しいと人気のお店です。
メニューも多いので選ぶ楽しみも!
ソーセージなどの販売もしていますのでお家に帰っても楽しめますよ。
食ってばっかし (@ ミートパビリオン YOSHIKAWA in Engaru-chō, 北海道) https://t.co/knJQfN8vqM pic.twitter.com/nBeZQsyhSS
— もぐもぐさん太郎 (@shijima_haseo) March 13, 2023
遠軽近郊のホテル
遠軽町で観光をしたら泊まってみたい、遠軽町近郊のホテルをご紹介します。
丸瀬布温泉 マウレ山荘
丸瀬布温泉にあるマウレ山荘です。
森の中にある静かな温泉ホテルで静かなところでゆっくりしたい方におすすめです。
マウレ山荘の詳しいことはこちらからご覧ください。
ホテルサンシャイン
遠軽駅から5分という立地の良いホテルです。
札幌間の高速バス、JRをご利用の方にも便利ですね。
素泊まり・朝食付き・夕朝食付きと選べるので朝食だけにして、外で食事をとることもできます。
遠軽町のおすすめ観光スポットまとめ
遠軽町のいこいの森を走る森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」。
木材の運搬に使われていた蒸気機関車が今は公園で勇壮な姿を見せています。
モクモクと煙を上げながら走る姿は力づよく感じますね。
いこいの森から車で約10分ほどのところにある山彦の滝。
28mの高さから落下する滝は雄大です。
回り込んで裏側からもこの滝が見られるところから、「裏見の滝」という名前でも呼ばれています。
この滝は、12月下旬いよいよ寒さが厳しくなってくる頃になると、流れる水が徐々に氷結して滝が1本の柱となって神秘的な自然の造形を作ります。
毎年この結氷した滝を見学する事ができる「山彦の滝ナイトツアー」が開催されています。
南側の沢にはもう一つの滝「鹿鳴の滝」がありますのでふたつ合わせてみたいですね。
見どころったっぷりの遠軽町。
観光して汗をかいても最後には日帰り入浴もできますからすっきりできますね。
訪ねるときの参考にしてくださいね。
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