北海道登別市にある登別温泉。
登別温泉というと山という感じを受ける方が多いと思います。
実際に地獄谷があったり、クマ山があったり周りに山でかこまれていますからそんな印象を受けますね。
でもJR登別駅から登別温泉街までの距離は約3.5キロメートルしかありません。
JR登別駅の裏手には、太平洋が広がりすぐ近くに登別漁港があります。
登別温泉は思っているより海は近いです。
今回は、海の幸にスポットを当てたいと思います。
思わず「うまいっしょ」といいたくなるお味。
登別市の隣町白老町虎杖浜の美味しいタラコと噴火湾で上がった身の詰まった毛ガニは、ホテルに宿泊すると食事についてきます。
そんな海の幸を詳しくご紹介します。
登別は噴火湾に近い
「噴火湾」は、北海道南西部にある大きな湾です。
湾の口を締めるのが登別市のお隣室蘭市と森町です。
内浦湾とも呼ばれる「噴火湾」は、山が噴火してできたものではなく天然の良港なのです。
「噴火湾」は寛政8年(1796年)に室蘭を訪れた英国の調査スループプロビデンス号のブロートン海尉が、この大きな湾にある駒ヶ岳や有珠山などの火山を見て「ボルケイノ・ベイ」(噴火湾)と名付けました。
登別市の漁港は、噴火湾から外れていますが漁場は噴火湾です。
スケトウダラ、秋サケ、タラ、ホッキ貝、カレイ、タコ、毛ガニなどが有名です。
登別漁港に上げられた新鮮な魚介類が登別温泉のお宿でお客様にふるまわれます。
登別の美味しいたらこは虎杖浜の名産前浜たらこ
登別温泉から車で15分ほどの隣町白老町虎杖浜は美味しいタラコで有名な町です。
北海道白老町の地域ブランド「虎杖浜たらこ」は、大正5年くらいから手作りで作られてきました。
原料として知られるスケトウダラの多くは、この前浜で漁獲されたものです。
北海道では、10月になるとスケトウダラ刺し網漁が解禁されます。
この辺りの沿岸では、一年で最も活気にあふれる季節を迎えます。
末明漁港から出港した漁師たちは、沖合に仕掛けた網を回収し漁港に戻ります。
この地域ではスケトウダラ漁に力を注ぎ、豊かな漁獲量を得ることができるように努めています。
「虎杖浜たらこ」は全国的にも高い評価を受けています。
近年スケトウダラの漁獲量がだんだんと減ってきていますので、虎杖浜のたらこも高級品のお仲間に入ったようですね。
北海道ではスケトウダラが捕れるのであちこちの港町でたらこが作られています。
その中でも虎杖浜のたらこは別格だと私は思っています。
まず、たらこが水っぽくないです。
それとたまらないプチプチ感。
虎杖浜のたらこを食べると他のたらこはいまいちと感じちゃうんですよね。
登別温泉のホテル、旅館では朝食にタラコがつくと思います。
温かいご飯いよく合います。
何杯でもご飯食べれちゃいますよ。
食べてみたいけどなかなか北海道まで買いに行けないわという方のために、虎杖浜たらこの通販をご紹介します。
こちらは、虎杖浜前浜のたらこです。
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こちらは、ベーリング海で捕れた魚卵を使っています。
製法は全く変わらないしお家で食べるなら2キロも入ってこのお値段は、リーズナブルですね。
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登別の毛ガニの味は濃厚で甘味が強い
三大カニの一つ毛ガニは、甲羅の表面が短く柔らかな毛で覆われていることからこの名がついたと言われています。
毛ガニは、水深が150mより浅く水温15℃以下の冷たい海が好きで底質砂か砂泥の場所に生息しています。
北海道では、資源対策のための取り組みで甲長8cm以上の雄の蟹しか漁獲できません。
せっかくカニカゴに入っても、小さかったり雌の時はリリースすると決められています。
噴火湾の毛ガニは道内でも有名です。
これを求めて来られる方もたくさんいらっしゃいます。
噴火湾の毛ガニは、特に身が詰まっていて味わい深いことで知られています。
噴火湾は、水深が深く、栄養豊富な水域であるため、カニが育ちやすい環境が整っています。
そのため、噴火湾で漁獲される毛ガニは、身がぎっしりと詰まっていることが特徴で、甘みや旨味が豊かであるとされています。
毛ガニは、身が柔らかくてプリプリとした食感があり、身の色が鮮やかなオレンジ色をしています。
身やミソ、卵などがとても美味しく、多くの人に愛されています。
噴火湾の毛ガニは夏が旬。
7月から8月いっぱいくらいこの時期に登別に宿泊すると夕食に毛ガニがつくことが多いです。
是非その味を堪能してください。
毛ガニは、とっても甘味の強いカニです。
ゆでガニを食べる時には、何もつけないで食べみてください。
茹でガニは、絶妙な塩梅で塩ゆでしてあります。
鮮度もいいので、酢など付けないでそのまま食べるのが一番おいしいでしょう。
もし、酸味が欲しい、ちょっと味が薄いと思ったら甘酢をつけてお召し上がりください。
夢のここだけの話!!
昔は、団体で温泉に泊まったら、宴会には必ず蟹が出たものです。
どうしてでしょう?
蟹を食べる時は、殻をむかないといけないので食べるのに時間がかかります。
それと、手が汚れるのでお酒を飲む量がどうしても少なくなります。
旅に出ると、ついついいつもより酒量が多くなったりしますので、幹事さんも大変ですね。
そこで蟹をつけてもらって酒量調整していたんです。
噴火湾の毛ガニを食べてみたい方はこちらどうぞ。
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登別温泉のホテル 旅亭 花ゆら
「登別温泉 旅亭 花ゆら」は、地獄谷の入り口にある泉源公園に近いところにあります。
硫黄泉、単純硫黄泉、子宝泉(大浴場・露天風呂)と3種類の泉質の大浴場と露天風呂が楽しめます。
単純硫黄泉~(硫化水素型) 酸性鉄泉 ~ 酸性含鉄(II) ナトリウム塩化物泉
会席料理を中心としたお料理も自慢です。
「登別温泉 旅亭 花ゆら」の詳しいことは、こちらをご覧ください。
さっぽろテレビ塔から登別温泉まで送迎バスまほろば号が運行されています。
花ゆらのお客様も乗ることができますから、詳しいことはトーホウリゾート札幌予約センターまでお問合せ下さい。
TEL 011-232-1510(平日9:30~17:00)
所要時間約100分
料金
【片道】1000円、【往復】2000円
詳細はこちらから
登別噴火湾の海の幸のまとめ
北海道登別市にある登別温泉。
登別温泉というと山という感じがしますが、JR登別駅から登別温泉街までの距離は約3.5キロメートルしかないんですよ。
「噴火湾」は、北海道南西部にある大きな湾です。
湾の口を締めるのが登別市のお隣室蘭市と森町です。
スケトウダラ、秋サケ、タラ、ホッキ貝、カレイ、タコ、毛ガニなどが有名です。
登別漁港に上げられた新鮮な魚介類が登別温泉のお宿でお客様にふるまわれます。
白老町虎杖浜は美味しいタラコで有名な町です。
北海道白老町の地域ブランド「虎杖浜たらこ」は、大正5年くらいから手作りで作られてきました。
原料として知られるスケトウダラの多くは、この前浜で漁獲されたものです。
近年スケトウダラの漁獲量がだんだんと減ってきていますので、虎杖浜のたらこも高級品のお仲間に入ったようですね。
「虎杖浜たらこ」は全国的にも高い評価を受けています。
水っぽくなくてプチプチ感が最高です。
三大カニの一つ毛ガニは、甲羅の表面が短く柔らかな毛で覆われていることからこの名がついたと言われています。
北海道では、甲長8cm以上の雄の蟹しか漁獲できません。
噴火湾の毛ガニは、特に身が詰まっていて味わい深いことで知られています。
噴火湾の毛ガニは夏が旬。
登別温泉にはほかにも美味しいものはたくさんあるけどたらこと毛ガニには絶対食べてもらいたいと思います。
たらこと毛ガニにはお土産にもなりますよ。
温泉も9種類も泉質があるし、お土産もたくさんある登別温泉は楽しめますね。
登別温泉の温泉の泉質、種類、お土産などをまとめました。
詳しく書いた記事は、こちらをご覧ください。
登別温泉の観光スポットやイベントについてまとめました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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