「湯の川温泉」(ゆのかわおんせん)は、北海道函館市(はこだてし)にある温泉です。
北海道で最も早く発見された温泉で、昔は函館市の奥座敷と呼ばれ北海道のオアシスとして親しまれてきました。
函館空港にも近くアクセスもいいので人気の温泉地です。
眼の前には津軽海峡が広がり、潮風に濡れながら砂浜を歩けば、函館山の先端立待岬も見えます。
お天気の良い日には下北半島の山々が向こうに現れ、煙を残して行きかう船に啄木ならずとも〝われ泣きぬれて カニとたわむる〟と感傷に浸りたく風情があります。
夜になると宝石のようにきらめく函館の街並みと、津軽海峡沖に浮かぶイカ釣り漁船のまばゆいばかりの漁火が、そぞろ旅情を感じさせてくれるのです。
この「湯の川温泉」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
今回は、北海道で最も歴史の古い「函館湯の川温泉」の由来や温泉の泉質・効能。
温泉街にある足湯やアクセスなどもご紹介します。
函館市に行かれる方は、参考にしてくださいね。
「函館湯の川温泉」の由来
「函館湯の川温泉」は、室町時代から温泉があったといわれていますが、次のような由来が残されています。
承応3年(1654年)当時、蝦夷(えぞ)といわれた北海道を治めていた松前四代藩主、高広の子、千勝丸が難病にかかりました。
その母「清涼院」が夢に神様のお告げを得ましてこの方面に温泉のある事を知り、心願込めて入浴させますと、たちまち全快いたしたので、ここに薬師堂を建てました。
これが温泉の起源と伝えられ北海道で一番古い温泉地としても知られています。
発見のきっかけは、神様のお告げだったんですね!
湯の川の語源は、アイヌ語の「ユペツ」(湯のかわ)からきているというのが定説です。
明治18年(1885年)に石川藤助が100度以上毎分140リットルの温泉を掘り当て、明治19年(1886年)に湯治場を開業してからは、だんだんと入浴客が増えてきました。
その後、交通網の発展に伴い更ににぎあいを見せたのです。
今では、年間130万人もの人が宿泊し北海道三大温泉郷の一つに数えられる温泉地となっています。
「函館湯の川温泉」の泉質と効能
「函館湯の川温泉」は、1日に7,000トンも湧出している湯量豊富な温泉です。
源泉の温度は、65度という高温の温泉、で適温にして湯船に入れているホテルが多いです。
湯の川では井戸水を掘ろ うとしても、100mほどの掘削で温泉が出てしまいます。
それほど湯量が多いんですね。
温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉です。
「ナトリウム」は、リラックス効果や疲労回復効果が期待でき、皮膚疾患や関節痛などに対しても効果があるとされています。
「カルシウム」の成分が含まれる温泉は、肌の保湿や修復効果があり、鎮痛効果や筋肉の緊張を緩和する効果も期待されています。
『塩化物泉』は、皮膚に塩分が付着するため、保湿効果・循環効果があります。
「熱の湯」ともいわれ、塩分が付着して皮膚に膜ができるので、お風呂上り湯冷めをしないでポカポカが続きます。
効能は・きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症などに効果が期待されます。
「函館湯の川温泉」足湯『湯巡り舞台』
『湯巡り舞台』は、函館市電「湯の川温泉」の停留所前にある足湯です。
無料で入れる温泉に足を入れると市内観光の疲れも癒せていいですね。
利用時間は9:00〜21:00まです。
足湯は、冷え性やむくみに効果があるようです。
わざわざ服を脱がなくても簡単にできていいですね。
足は心臓から最も遠い位置にあるので冷えやすいです。
その足を温めることによって血流が良くなり、体の隅々まで温めることができるからなんですね。
タオルはないので持参しましょう。
「函館湯の川温泉」アクセス
「函館湯の川温泉」までのアクセスを見てみましょう。
バスを使う場合
函館バスで湯の川温泉まで行けます。
料金は、290円 小児半額
函館駅前〜湯の川温泉 約25分
市電を使う場合
函館駅前から市電に乗り湯の川まで行けます。
料金は、240円 小児半額
函館駅前〜湯の川 約31分
函館空港からバスを使う場合
函館帝産バスの函館空港シャトルバスで湯の川温泉に行けます。
乗り場は3番です。
料金は、230円 小児半額
函館空港~湯の川温泉 約5分
車を使う場合
札幌から 向かう場合は、高速道路を利用して。
札幌 → 函館 湯の川 約5時間です。
「函館湯の川温泉」のまとめ
「湯の川温泉」(ゆのかわおんせん)は、北海道函館市(はこだてし)にある温泉です。
北海道で最も早く発見された温泉で、昔は函館市の奥座敷と呼ばれ北海道のオアシスとして親しまれてきました。
津軽海峡が広がる温泉からは、函館の夜景や津軽海峡に浮かぶ漁火なども見ることが出来ます。
承応3年(1654年)当時、蝦夷(えぞ)といわれた北海道を治めていた松前四代藩主、高広の子、千勝丸が難病にかかり、神様のお告げで温泉のある事を知り入浴させると全快したのでここに薬師堂を建てました。
今では、年間130万人もの人が宿泊し北海道三大温泉郷の一つに数えられる温泉地となっています。
「函館湯の川温泉」は、1日に7,000トンも湧出している湯量豊富な温泉です。
温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉です。
「ナトリウム」は、リラックス効果や疲労回復効果が期待でき、「カルシウム」の成分が含まれる温泉は、肌の保湿や修復効果があります。
『塩化物泉』は、皮膚に塩分が付着するため、保湿効果・循環効果があります。
「熱の湯」ともいわれ、塩分が付着して皮膚に膜ができるので、お風呂上り湯冷めをしないでポカポカが続きます。
効能は・きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症などに効果が期待されます。
『湯巡り舞台』は、函館市電「湯の川温泉」の停留所前にある足湯です。
無料で入れる温泉に足を入れると市内観光の疲れも癒せていいですね。
足湯は、冷え性やむくみに効果があるようです。
わざわざ服を脱がなくても簡単にできていいですね。
足は心臓から最も遠い位置にあるので冷えやすいです。
その足を温めることによって血流が良くなり、体の隅々まで温めることができるからなんですね。
アクセスは、バスで函館駅前〜湯の川温泉 約25分
市電で函館駅前〜湯の川 約31分
函館空港~湯の川温泉 約5分
札幌から 向かう場合は、高速道路を利用して。
札幌 → 函館 湯の川 約5時間です。
今回は、「函館湯の川温泉」の由来や温泉の泉質・効能と、無料の足湯やアクセス。
その周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。
函館市は、湯の川温泉でだけでなく観光スポットがたくさんあります。
ゆっくりと市内の観光スポットを回り夜は、函館山の夜景を見てください。
湯の川温泉にゆっくり入ってみたいと思われた方も多いと思います。
そういう方は、ぜひ足をお運びください。
「函館市」のまとめ記事は、こちらをご覧ください。
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