豊平峡温泉(ほうへいきょう おんせん)は、札幌の奥座敷といわれる定山渓温泉から、さらに奥に入った豊平峡の入り口にある秘境温泉です。
この豊平峡温泉と札幌寄りにある小金湯温泉を合わせて定山渓温泉といいます。
豊平峡温泉は、日帰り入浴専門の温泉ですが、大きな露天風呂があり泉質がとてもいいと人気です。
連日たくさんの人が訪れますが人気の秘密は温泉だけでなく本場のインドカレーも大人気なんですよ。
札幌というとスープカレーが人気なのにどうしてインドカレーなんでしょうね?
ちょっと不思議な気もしますね。
森林に囲まれた大自然の中で入る温泉ですから気持ちがいいのは間違いありません。
豊平峡温泉の泉質や効能について、また大人気のインドカレーについて気になることをご紹介しますね。
豊平峡温泉
豊平峡温泉ができたのは、平成4年(1992年)です。
森林に囲まれた200人も入れる大きな露天風呂が有名で人気がでました。
日本最大級の露天風呂と謳ってますが、本当に大きくてたくさんの方が入っていますが、あまり混雑した感じはしません。
この大きな露天風呂、昔は混浴でしたが今は分けられて趣の違う3つの露天風呂があります。
3つとも岩風呂ですが、石を低く積んでゆったり首まで浸かれるようにしたり、高く積んだところは寝湯になっていたり楽しい工夫があるんですよ。
露天風呂は、日によって男女入れ替えになっています。
露天風呂利用日
・無意根の湯 奇数日:男性 / 偶数日:女性
・ふくろうの湯、遊湯の湯 奇数日:女性 / 偶数日:男性
豊平峡温泉の泉質
豊平峡温泉の泉質は、ナトリウムカルシウム炭酸水素塩・塩化物泉(重曹泉)です。
浴槽のすべてが源泉100%かけ流しです。
加水も温めもしないで、地下で湧き出している源泉をそのまま浴槽に入れています。
源泉の温度は51.5度。
浴槽のお湯は40度になるように調整しています。
寒い時期で温泉の温度が下がる時は、お湯をたくさん入れて温度をあげます。
熱い時に役立つのは、あの露天風呂の水車。
温泉に入れるお湯の量を少なくしたうえで一部を水車にそそぎます。
温泉が空気に触れることで温度が下がるんですね。
普通だったら加水しちゃうところでしょうが、このような手間をかけて源泉100%を維持してるんですね。
豊平峡温は、毎分451リットルもの温泉が湧出しています。
これだけのお湯が出ているので、浴槽に入れるだけでなく、館内及や内風呂の床暖房としても利用されています。
豊平峡温泉の効能
豊平峡温泉の泉質、ナトリウムカルシウム炭酸水素塩・塩化物泉(重曹泉)の効能を見てみましょう。
泉質の表記が変わってなんか難しくなりましたね。
豊平峡の場合は、ナトリウム炭酸水素塩とカルシウム塩化物泉(重曹泉)の2種類の温泉が混ざっていると考えます。
ナトリウム炭酸水素塩とカルシウム塩化物泉この近くで聞いた泉質だと思ったら、わかりました。
この温泉、中山峠の麓にある奥定山渓温泉といわれる薄別温泉のカルシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉と定山渓温泉のナトリウム塩化物泉の両方の温泉が出てるんですね。
凄いですね。
この温泉両方に入るとお肌には最高の温泉になりますよ。
ナトリウム炭酸水素塩泉は、角質を軟化させて肌をなめらかにするので肌がすべすべになる「美肌の湯」と呼ばれます。
炭酸水素塩泉は、硫酸塩泉、硫黄泉と合わせて「三大美人泉質」と言われているんですよ。
カルシウム塩化物泉(重曹泉)は、塩分がまるでパックのように身体を覆ってくれるので高い保湿作用があります。
「美肌の湯」の温泉に入って肌をスベスベにした後にコーティング・保湿作用で覆う「仕上げの湯」ともいわれます。
塩分の殺菌作用で、きりきずや火傷などにも効果が期待できます。
湯上りはポカポカ暖まり湯冷めしないのも特徴です。
豊平峡温泉が浴槽の温度を40度ですから中には、入った時にぬるいと感じる人もいるようです。
40度にしているのは、このポカポカ暖まり湯冷めしないという特徴を考えての事でしょう。
湯上りに暑すぎるのも折角温泉に入ったのに、なんて思っちゃいますよね。
豊平峡温泉のレストランONSEN食堂
豊平峡温泉にあるレストランONSEN食堂は、3つのゾーンに分かれています。
・本格インドカレーのコーナー
・江丹別産そば実を使った十割そばのコーナー
・ジンギスカンコーナー
そのなかでも特に人気があるのが、本格インドカレーと焼きたてのナンです。
豊平峡温泉 カレー
豊平峡名物の本場インドカリー。
カリーの種類も多くて選ぶのに迷っちゃうほどです。
もっちりふわふわに焼きあがったナンと一緒に食べるカレーは本当に美味しくて、あまり期待してなかった人も思わず「美味しい!」と声を上げるほどですよ。
辛さは5段階から選べます。
何回も行って自分の好みのカレーを見つけたいですね。
ONSEN食堂メニューはこちら>>
このカレーを作っているのは、ネパール人の皆さん。
なんでこの温泉でネパールの人がカレーを作っているのか、ちょっと不思議な光景ですね。
実は、今の社長が前社長から温泉を引き継ぐときに、社長が札幌に経営していたインド料理店を畳むことになりました。
そこで一生懸命働いてくれているネパール人の従業員をクビにして国に返すのは可哀そうだと。
温泉で全員を再雇用してインドカレー店を出そうと計画したそうです。
それから、このカレーの美味しさが口コミで広がり今のような人気になったのです。
美味しいカレーと顔ほどの大きさのナンを求めて行列ができます。
行列は外まで続くこともありますよ。
豊平峡温泉でカレーを食べようと思ったら早目に並ぶことをお勧めします。
豊平峡温泉のカレーキッチンカー・タンドール号
豊平峡温泉インドカレーがあまりにも人気で、札幌市内のスーパーの駐車場で移動販売しています。
キッチンカータンドール号で焼きたてナンとカレーが買えます。
タンドール号日程は豊平峡温泉公式ホームページのお知らせをご覧ください。
豊平峡温泉のキッチンカー、タンドール号は本日24日、スーパーアークス美園店で出店しております🚚
— 豊平峡温泉 (@Hoheikyoonsen) October 24, 2023
タンドール号限定の「スペシャルバターチキンカレー」✨
窯で焼き上げた特製のチキンが入っていて、コクとバター🧈の甘みでまろやかで美味です☺️
ぜひご賞味あれ😄 pic.twitter.com/EJbRQpTh53
豊平峡温泉カレー以外の食事
豊平峡温泉では、インドカレー以外にも美味しい食事ができます。
江丹別十割そば
江丹別産そばの実を農家から直接仕入れ、毎朝石臼で挽いた粉を使った十割そば。
挽きたて茹でたてのそばを提供しています。
噛んだ瞬間そばの香りが立ちとっておも美味しいそばです。
江丹別は、寒暖の差が激しいためここで育てられたそばは、そばの風味が強く、香りと食感がしっかりしていてほのかな甘みがあります。
そばも冷たいそば、温かいそば両方あり種類も多いですよ。
ジンギスカン
ジンギスカンは、生でも食べれる新鮮なロースジンギスカンです。
ロースは、羊一頭から3~4Kgしかとれない貴重な部位でとっても柔らかいお肉です。
アルコール類も提供していますので、ジンギスカンを食べながらビールを飲むのもいいですね。
レストラン営業時間
インド料理11:00 ~ 21:00
和食11:00 ~ 14:00、17:00 ~ 20:00
お問い合わせTEL: 011-598-2410
豊平峡温泉の料金や営業時間
入浴料金
大人 (中学生以上)1,000円
子供 (3才~小学生)500円
幼児 (0才~2才)無料
タオル (ロゴ入り)220円
バスタオル (レンタル)520円
大広間無料開放(ご利用には入泉料が必要になります)
有料個室 3時間で3,500円
営業時間
10:00~22:30 (最終受付21:45)
年中無休です。
無料送迎バス
無料送迎バス運行時刻表
地下鉄真駒内駅
迎えバス(先着順、予約不可)
10:00
真駒内中学校 (フェンス周辺)
10:08
パチンコZOON前 (川沿11条1丁目)
10:17
藤乃屋スープカレー前 (藤野3条1丁目)
10:40
豊平峡温泉
帰りは15:00豊平峡温泉発です。
迎えのバスと同じところに停まります。
豊平峡温泉のお土産
温泉内にお土産コーナーがあって定山渓のかっぽんやかっぱのクッキーや温泉まんじゅう等が売られています。
豊平峡の温泉ナトリウムカルシウム炭酸水素塩・塩化物泉(重曹泉)を使った源泉の泡というオリジナル石鹸が販売されています。
豊平峡温泉の温泉水を使用した石けんは、角質層や皮膚などの汚れをしっかり取り出してさらに馬油石けん素地を使っているため保湿効果も期待できるとても肌にいい石けんです。
定山渓温泉で一番大きなホテル・定山渓ビューホテル
「定山渓温泉 定山渓ビューホテル」は、道内最大級のスパリゾートです。
「水の王国・ラグーン」といわれる大きなプールには、流れるプール・波が押し寄せるウェーブプール
全長50mの急な流れをチューブのボートで滑るスプラッシュリバーや小さな子供も楽しめる子供専用プールなどがあります。
水着のままで楽しめる、ジャグジーバスや露天風呂、寝湯や打たせ湯などもありプールを楽しむ目的で行くのには、最高のホテルです。
お子様連れ、若い方のグループやカップルにおすすめのホテルです。
プールの他にとっても広い温泉もあります。
食事は、夕食・朝食ともビュッフェです。
品数は多いですがとっても広くて、家族連れ外国の方が多くちょっとガヤガヤした感じがします。
豊平峡温泉のまとめ
豊平峡温泉(ほうへいきょう おんせん)は、札幌の奥座敷といわれる定山渓温泉から、さらに奥に入った豊平峡の入り口にある秘境温泉です。
豊平峡温泉は、日帰り入浴専門の温泉で大きな露天風呂があり泉質がとてもいいと人気、連日たくさんの人が訪れますが人気の秘密は温泉だけでなく本場のインドカレーも大人気なんですよ。
豊平峡温泉は、某サイトで温泉好きが選ぶ日帰り温泉でNO1に選ばれたほどの温泉です。
豊平峡温泉ができたのは、平成4年(1992年)森林に囲まれた200人も入れる大きな露天風呂が有名で人気がでました。
昔は混浴でしたが今は分けられて趣の違う3つの露天風呂があります。
豊平峡温泉の泉質は、ナトリウムカルシウム炭酸水素塩・塩化物泉(重曹泉)です。
浴槽のすべてが源泉100%かけ流しで加水も温めもしないで、地下で湧き出している源泉をそのまま浴槽に入れています。
源泉の温度は51.5度で浴槽のお湯は40度になるように調整しています。
手間をかけて源泉100%を維持してるんですね。
ナトリウム炭酸水素塩泉は、角質を軟化させて肌をなめらかにするので肌がすべすべになる「美肌の湯」カルシウム塩化物泉(重曹泉)は、塩分がまるでパックのように身体を覆ってくれるので高い保湿作は、「仕上げの湯」
湯上りはポカポカ暖まり湯冷めしないのも特徴です。
豊平峡温泉にあるレストランONSEN食堂では、・本格インドカレー・江丹別産そば実を使った十割そば
・ジンギスカンなどがあります。
そのなかでも特に人気があるのが、本格インドカレーと焼きたてのナンです。
カリーの種類も多くて選ぶのに迷っちゃうほどです。
今の社長が前社長から温泉を引き継ぐときに、社長が札幌に経営していたインド料理店を畳むことになりました。
そこで一生懸命働いてくれているネパール人の従業員をクビにして国に返すのは可哀そうだと。
温泉で全員を再雇用してインドカレー店を出そうと計画したそうです。
豊平峡温泉でカレーを食べようと思ったら早目に並ぶことをお勧めします。
豊平峡温泉インドカレーがあまりにも人気で、札幌市内のスーパーの駐車場で移動販売しています。
江丹別十割そば
江丹別産そばの実を農家から直接仕入れ、毎朝石臼で挽いた粉を使った十割そば。
挽きたて茹でたてのそばを提供しています。
ジンギスカン
ジンギスカンは、生でも食べれる新鮮なロースジンギスカンです。
ロースは、羊一頭から3~4Kgしかとれない貴重な部位でとっても柔らかいお肉です。
レストラン営業時間 インド料理11:00 ~ 21:00 和食11:00 ~ 14:00、17:00 ~ 20:00
入浴料金 大人 (中学生以上)1,000円 子供 (3才~小学生)500円 幼児 (0才~2才)無料
営業時間 10:00~22:30 (最終受付21:45) 年中無休
無料送迎バス運行時刻表 地下鉄真駒内駅 迎えバス(先着順、予約不可)
10:00真駒内中学校 (フェンス周辺) 10:08パチンコZOON前 (川沿11条1丁目) 10:17藤乃屋スープカレー前 (藤野3条1丁目)
帰りは15:00豊平峡温泉発です。
豊平峡温泉に入って、お肌の角質をとって保湿して。
すべすべのお肌の「美人」になってくださいね。
定山渓温泉・豊平峡温泉・定山渓ダムのまとめ記事は、こちらをご覧ください。
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