空港がある大空町は、空港ができた頃は女満別町で町の名前をとり女満別空港と名付けられました。
2006年に東藻琴村と合併して大空町となりましたが、空港の名前は変更されずに女満別空港のままです。
女満別空港へは、JAL ANA AIR DO PEACHの各社の運行で、札幌(新千歳空港) 6往復・札幌(丘珠空港) 2往復・東京(羽田)5往復の乗り入れ便があります。
時刻表は、こちら
女満別空港から、中標津までの距離はどれくらいあるんでしょう。
女満別空港からのバスのアクセスとか、養老牛温泉「湯宿 だいいち」へ向かう詳しいルートもご紹介します。
また、養老牛温泉「湯宿 だいいち」の近くには中標津、釧路の空港もあります。
それぞれの空港からの行き方は、こちらをご覧ください。
★中標津空港から養老牛温泉「湯宿だいいち」へ
★釧路空港から養老牛温泉「湯宿だいいち」へ
女満別空港から中標津の距離「湯宿だいいち」までは
女満別空港から中標津「湯宿 だいいち」までのコースは、3コースありますので、それぞれのコースの距離を紹介しますね。
◎女満別空港から網走市・小清水町を通り道道1115号で裏摩周から中標津「湯宿 だいいち」まで向かうコース。
・距離 84.8キロ ・所要時間 1時間20分
◎女満別空港から東藻琴・小清水町を通り道道1115号で裏摩周から中標津「湯宿 だいいち」まで向かうコース。
・距離 84.8キロ ・所要時間 1時間22分
◎女満別空港から美幌町・美幌峠を通り国道243号で弟子屈町から中標津「湯宿 だいいち」まで向かうコース。
・距離 96.7キロ ・所要時間 1時間28分
どのコースも大体同じような距離です。
思っていたより近いのではないでしょうか。
女満別空港から中標津のバスのアクセス
残念ですが、女満別空港から中標津に直接行けるバスはありません。
女満別空港から網走市に行き列車を使い中標津に行くことはできます。
・女満別空港⇨バス:網走駅前まで26分:料金1,050円(飛行機の到着に接続) 網走バス
・網走駅⇨列車:JR釧網本線 普通:東釧路まで3時間5分:料金4,070円 JR北海道
・東釧路⇨列車:JR根室本線 普通 根室行き:厚床(あっとこ)まで1時間37分:料金1,890円
・厚床(あっとこ)⇨バス 根室中標津ターミナル・空港行き:中標津空港まで1時間5分:料金1,920円 根室交通
女満別空港から中標津に公共交通機関で行けることは、わかりました。
中標津空港からは、25キロ、ハイヤーで約8,560円です。
女満別空港から中標津空港まで、乗り物に乗っている時間だけで6時間13分もかかります。
釧路まで行くんですから、遠回りですし時間もかかりすぎですね。
乗り継ぎも都会のようにはいきませんので、待ち時間を考えると一日がかりになることもありえますので注意が必要です。
女満別空港・中標津「湯宿だいいち」までの詳しいルート
空港前の道路に左に曲がって出ます。
道道64号線です。
女満別空港のある女満別(めまんべつ)は、平成18年(2006年)3月31日に東藻琴村と合併し、大空町となりました。
昔アイヌの人たちは、「メムアンベツ」〝湧壺のある川〟という意味で、古くから網走湖で平和に暮らしていたといわれています。
女満別のあたりは、純農村ですぐに目を引くのが見渡す限りの農耕地、この辺りで育てられているのは、上白糖の原料のビートの畑。牛の餌(飼料)として育てられている、つぶの大きなトウモロコシ、デントコーンよくおつまみになって売っています、あのつぶの大きなトウモロコシです。
その他じゃがいも、秋蒔き小麦など北海道らしい農耕地が広がっています。
網走国定公園の網走湖があり網走市とは隣り合わせ、空港もあることから道東の観光の拠点としても脚光を浴びています。
1.2キロ走ったところで直進が狭まるところに来ましたら、左に曲がります。
道路に小さな標識があり、大成と書かれています。
畑を通してこんな山が見えてきたら、標高1,547メートルの斜里岳(しゃりだけ)です。
アイヌの人たちは「オンネヌプリ」(大きな山)と呼んでいました。
知床連山の基部にあり山頂からは、知床連山はもとより摩周湖、屈斜路湖、目を転じればオホーツク海に野付半島、そして遠く国後島、など大パノラマが広がります。
道なりに2.4キロ進みます。
直進 大成、左 大東、右 美幌と書かれた標識がありますので右へ曲がります。
ずっと畑が続きますが、北海道らしい直線道路もあちこちで見れますね。
知床半島の付け根にある斜里町には、天に続く道といわれる約18キロもある直線道路もあります。
右折してから3.1キロ。
ここ分かりにくいですね。
右にカーブミラーと女満別ゴルフコースの看板あります。
これを左に曲がります。
曲がってすぐに標識あります。畑総田中地区と書かれています。
畑も段々と見飽きてきたでしょうか?
そんな時は、視点をかえてみてみましょう。
北海道には、たくさんの野生動物がいます。
きつねは、道路脇にひょっこり出てくることがあります。
エゾ鹿は、増えすぎで困るくらいですから畑とか牧草地に良くいます。
道路にもよく飛び出してきますので気をつけてください。
思っているよりエゾ鹿は大きいですし1頭ではありません。
多い時ですと10頭20頭と、群れをつくっています。
ぶつかると車のほうが負けてしまいます。
折角の旅行で事故は、嫌ですよね。
丹頂鶴も湖とか湿原地帯で見れることがあります。
ドライバーさんは危ないのでだめですが、助手席の方は是非目を凝らしてみてください。
最近、熊さんも国道に出没することがあります。
でも、おやつは与えないでくださいね。
北海道に住む野生動物についてはこちらの記事をご覧ください。
T字路に突き当たりますので右に曲がります。
国道334号に入ります。
ちょっと家が多くなってきました。
美幌(びほろ)町に入ってまいりました。
美幌町は、オホーックの潮かおる網走湖の南のすみに開けた所で、昔アイヌの人達は、「ぺ・ポロ」と呼び〝川が集まって広くなった所〟という意味です。
美幌川と網走川がここで合流し、一段と広く勢いづいて網走湖にそそいでおり、その両岸には豊かな農耕地が開けております。
現在は、広々とした豊かな土地に農業、畜産が行われておりますが阿寒国立公園、知床国立公園、さらに、大雪山国立公園を結ぶ基点の町としても知られております。
坂道を下っていくとT字路があります。
右に曲がって道道249号に入ります。
99メートルでまたT字路になります。
弟子屈・美幌峠の標識があります。
左に曲がって国道243号線を美幌峠に向かいます。
あと20分ほどで美幌峠(びほろとうげ)です。
さあ、一気に美幌峠へ向かいましょう。
前方を御覧下さい。
正面にみえる山は、1.371メートルの雄阿寒岳(おあかんだけ)で、あ
の山のふもとに、まりもで有名な阿寒湖があります。
美幌峠は、藻琴山の中腹にあたり、標高525メートルの所にあります。
眼下には、屈斜路湖をはじめ、摩周岳、釧路湿原、大雪山連峰、オホーツク海などを一望におさめることが出来る雄大な眺めです。
峠頂上は、道の駅がありますが建物横の展望台からの眺望を必ずご覧ください。
ゆめのチエックポイント!
この道の駅のあげいもは、昔から有名です。
美幌町で作られた美味しいじゃがいもに、美幌町で製造されたオホーツク産のビート含蜜糖をたっぷりと絡め揚げてあります。
ビートは、途中の畑にたくさんあった緑の濃いほうれん草のように見えるものです。
もう一つ、北海道ならどこにもありそうでなかなか無い、ジビエ料理。
ここでは食べやすく丼ぶりになって提供されています。
オホーツク産の上質なエゾ鹿肉だけを使い、低温調理で仕上げたロースト肉をオリジナルのタレで味付けしてあります。
美幌町で製造されている、山わさびの醤油漬けが相性バツグンです。
エゾ鹿肉のロースト丼一度食べたら忘れられない味です。
美幌峠頂上からの大パノラマはお楽しみいただけましたでしょうか?
これからつづら折りの道を下りましてしばらく屈斜路湖畔沿いに走り、弟子屈から養老牛へと向かいます。
屈斜路湖(くっしゃろこ)は、阿寒国立公園にある湖では一番大きな湖です。
周囲57キロ、透明度22メートル、一番深い所では120メ―トルの深さがあります。
大きく横たわる中の島は、クッシヤロカルデラにできた二重式火山で、水面から高さは、135メートル、周囲12キロです。
「クッシャロ」とは、アイヌ語で〝のど〟という意味です。
昔アイヌの人たちが「クスリトー」〝温泉のあるところ〟と呼んでいました。
弟子屈からは、摩周湖第一・第三展望台へと向かう道路があります。
第一展望台までは、約10キロ、15分ほどで行くことができますし、温泉もありますので摩周湖観光の拠点として人気が高まっています。
標識に従い釧路・別海・中標津・標茶に向かって左に曲がります。
養老牛までは、あと18キロほど20分弱で到着です。
右へ行くと阿寒横断道路を通り阿寒湖へ行きます。
酪農地帯を見ながら進むと養老牛と書かれた大きな標識が見えてきます。
標識を左に曲がるとあと、11キロです。
左手には、摩周岳などを見ながら車を進めます。
最後の交差点です。
真っすぐ行くと中標津空港ですね。
お疲れ様でございました。
森林から抜け視界が広がると、養老牛温泉に到着です。
左手にある建物が湯宿だいいちでございます。
86度の源泉かけ流しが自慢のお宿「湯宿 だいいち」のお湯を心行くまでお楽しみください。
女満別空港から湯宿だいいちまでのアクセスのまとめ
今回は、女満別空港から、中標津までの距離や女満別空港からのバスのアクセスとか、養老牛温泉「湯宿 だいいち」へ向かう詳しいルートをご紹介しました。
女満別空港から中標津までの距離は、通るコースによって変わってきますが、84キロから97キロで車だと時間半くらいで走れる距離です。
女満別空港からのバスのアクセスは、直接中標津方面に入ってくるバスはありません。
バスと列車を乗り継いでならとっても遠回りですがあります。
女満別から網走に出て列車で東釧路へ行き乗り換えて、厚床からバスで中標津空港へ行くことになりますが、乗り物に乗っている時間だけで6時間13分もかかります。
阿寒国立公園の屈斜路湖を見ながら中標津「湯宿 だいいち」まで向かうルートもご紹介しました。
雄大な屈斜路湖の景色は素晴らしいの一言しかありません。
「湯宿 だいいち」は、国立公園の真っただ中にありますので観光拠点として宿泊するのもいいですね。
野生のシマフクロウにあえる「湯宿 だいいち」についてのまとめ記事は、こちらをご覧ください。
中標津に行く人は、是非参考にして下さいね。
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