釧路空港から〝仙境の湯の里〟といわれる養老牛温泉「湯宿 だいいち」までの行き方や釧路空港のアクセス、養老牛温泉だいいちまで観光スポットを通りながら楽しめるルートを詳しくご紹介します。
釧路空港は、釧路市の中心部から約20km離れた所にある東北海道の主要空港の一つです。
タンチョウの里釧路にふさわしく「たんちょう釧路空港」の愛称で親しまれています。
釧路は、霧の多い町です。
暖かい湿った空気と冷たい海これが触れ合った時に温度差のために「海霧」(かいむ)といわれる霧が発生します。
この霧のために、昔は欠航することがよくありました。そのため釧路空港では、視界が悪いときで安全の滑走路まで誘導するシステムを整備し欠航便は少なくなりました。それでもまだ完全に欠航がなくなってわけではありませんのでHPには、空港のライブ映像が貼られていますので、いつでも霧の状況を見ることができます。
釧路空港のHPは、こちら
また、養老牛温泉「湯宿 だいいち」の近くには中標津、女満別の空港もあります。
それぞれの空港からの行き方は、こちらをご覧ください
★中標津空港から養老牛温泉「湯宿だいいち」へ
★女満別空港から養老牛温泉「湯宿だいいち」へ
養老牛温泉へのアクセスについて
釧路空港には、新千歳空港・丘珠空港・羽田空港からAIR DO・ANA・JAL各社が乗り入れています。
釧路空港から、養老牛温泉「湯宿 だいいち」へのアクセスは、バス、タクシー、レンタカーがあります。
バスでのアクセス
タクシーでのアクセス
釧路空港から養老牛温泉「湯宿 だいいち」までのタクシー代は、大体32,880 円です。
ルートはドライバーさんと相談してください。
養老牛温泉までレンタカーで走るルートを詳しく説明
釧路空港から養老牛温泉「湯宿 だいいち」まで向かうルートは、3ルートあります。
国道274号を走り、鶴居村を通るコース。
国道391号を走り、釧路湿原で一番大きい湖、塘路湖(とうろこ)を通るコース。
国道272号を走り、釧路町を通るコース。
今回は、塘路湖を通るコースで釧路湿原を存分に味わえて、一押しの観光スポットを通るコースをご紹介します。
釧路空港から養老牛温泉「湯宿 だいいち」までは、釧路湿原を見ながら、標茶町(しべちゃちょう)を通り約97キロ、およそ1時間40分ほどでございます。
日本最大の湿原、釧路湿原国立公園は、タンチョウの里としても知られるほどです。
タンチョウやオジロワシが生息していますので、車窓から見れることもあります。
空港からは、左に曲がって阿寒湖温泉、釧路市街に向かい2.9キロ進みます。
さあ、釧路湿原の大自然を満喫しましょう。
走行注意!!
この辺りには、色々な野生動物がすんでいます。
珍しい動物を見つけて、ついわき見運転とっても危険です。
動物が車の前に飛び出してくる事もよくあります。
スピードが出ているとブレーキが間に合わないで動物と衝突。
鹿などは、思ったよりずっと大型なので車が破損することもあります。
中には、動物をよけるために路外に転落することもあります。
走りながら、周りに飛び出してくる動物はいないかよく見ながら、スピードの出し過ぎには十分注意して、旅行を楽しんでくださいね。
この標識から右に曲がります。
帯広、釧路市街と書かれています。
左に行きますと阿寒湖の湖畔に行くことができます。
国道240号を3.7キロ進みます。
この辺りには、鶴が飛んでる絵に鳥注意と書かれた標識があります。
タンチョウがいますので気をつけるように注意喚起の標識ですね。
この辺りを通ったらぜひ探してみてください。
左側の下に小さな標識があります。
釧路湿原道路と書かれていますので、左に曲がって道なりに20キロ進みます。
太古よりその姿を変えず、人を頑強に拒み続けた、釧路の背後に広がる湿原は、2万9千ヘクタールでございます。
この湿原は今から3千年前までは、満々炉海水をたたえた海でしたが、少しずつ海岸線が後退し、さらに砂丘から流れ込む水に阻まれ沼地となったのです。
この沼地に生えたヨシやスゲが枯れても、気温が低いため腐敗せず、少しずつ何千年もかかり積もって泥炭となりこの湿原を形作りました。
この湿原は、日本一の規模で、その1部の5千ヘクタールは、昭和41年(1966年)に天然記念物・釧路湿原として指定を受けています。
この広大な釧路湿原には、エゾイソつつじなどの高山植物が群生し、春は緑、秋には黄金色のジュータンを敷き詰めたようになるのです。
またこの釧路湿原は、丹頂鶴に残された最後の楽園でもございます。
標識に、弟子屈・塘路と書かれていますので左に曲がり、道なりに30キロ進みます。
国道391号です。
この辺りで見られるタンチョウ。
昭和42年(1967年)には、特別天然記念物に指定され大切に保護され段々と数も増えてきていますが、大正13年(1924年)には、釧路湿原に残っていたタンチョウは、わずか10数羽しか確認できないほどで、絶滅の危機にさらされていました。
今ではこの地方を走っていると、見ることができる頻度が上がっているように思います。
達古武(たっこぶ)オートキャンプ場と書かれているこの看板から、2キロほど入ると
達古武湖(たっこぶこ)のほとりにオートキャンプ場があります。
釧路湿原にある達古武湖(たっこぶこ)は、周囲5kmの小さな海跡湖です。
この辺りが海だったことが分かりますね。
この交差点を左に行くと塘路駅があります。
釧路~塘路(くしろ~とうろ)の間をくしろ湿原ノロッコ号という釧路湿原を見るために作られた列車が、期間限定で運行されています。
ノロッコ号は、窓を大きく作り湿原の風景が見やすくなっています。
走行中窓を開けることもできますので爽やかな風を受けながら楽しむことができます。
「ノロッコ」とは、ゆっくりをあらわす「ノロノロ」と、「トロッコ」を合わせてつくられた名前です。
ノロッコ号の走行日程など詳しくはこちら
塘路駅入り口を過ぎると右手には塘路湖がございます。
しばらく車から見え隠れしながら進みます。
釧路湿原の東側ある淡水湖で、周囲18キロメートル、面積62平方キロメートル、最大深度7メートルの海跡湖です。
淡水湖なのに海水に生息する甲殻類の一種クロイサザアミが生息していて、昔海だった名残が垣間見れるのです。
塘路からは、標茶町に入ります。
しばらく行くと左手に湖が見えてきます。
シラルトロ湖です。
周囲9.8キロメートル、面積1.8平方キロメートル、最大深度3メートルの湖です。
湖を真っ赤に染める夕日が有名で
国道391号に面したあたりは、冬でも凍らないので釧路湿原にある湖の中でも水鳥がたくさん集まる湖として知られています。
シラルトロには、カヌーを楽しめるお宿があります。
釧路湿原でゆったりとカヌーに興じるのもいいですね。
大きな街きますとそこは、標茶(しべちゃ)町です。
アイヌの人たちは、「シペッチャ」と呼んでいて〝大きな川の岸〟という意味です。
釧路川の大川端に出る場所なのでこの名が付いたといれています。
釧路、標茶間を1月〜3月の期間限定で運行している、SL冬の湿原号が人気を集めています。
標茶からは、道道13号を走ってきました。
この標識から左に曲がります。
中標津は、右になっていますが養老牛へは、こちらが近いです。
4キロくらいの所にこの標識がありますので右に曲がります。
11.4キロ進みます。
最後の交差点です。
左に曲がりあと3.5キロで養老牛温泉です。
お疲れ様でございました。
森林から抜け視界が広がると、養老牛温泉に到着です。
左手にある建物が湯宿だいいちでございます。
86度の源泉かけ流しが自慢のお宿「湯宿 だいいち」のお湯を心行くまでお楽しみください。
釧路空港から湯宿だいいちまでのアクセスのまとめ
釧路空港から養老牛「湯宿 だいいち」までの行き方。
養老牛温泉へのアクセスと釧路空港から養老牛温泉までレンタカーで行く時の観光ルートをご紹介しました。
途中通るところは釧路湿原国立公園の日本最大の湿原、釧路湿原です。
川があったり谷地があったり、変化のある湖も見られます。
運が良かったらタンチョウヅルも見れますよ。
安全運転で「湯宿 だいいち」まで行ってください。
〝仙境の湯の里〟といわれる天然の温泉が皆様をお迎えします。
「湯宿 だいいち」のまとめ記事は、こちらをご覧ください。
是非、旅の参考にしてください。
でも自分で運転して観光地を見て歩く自信がないとか運転ができない方には、阿寒バスで、釧路空港、釧路駅前からガイドさんがついた定期観光バスが、4月末から10月くらいまでのし期間運行されていますのでご紹介しておきますね。
詳しくはこちら
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