北海道中標津町養老牛温泉にある、ただ一軒の宿「湯宿 だいいち」。
400年もの昔、標津川のほとりに86度もある高温の温泉が、こんこんと湧いていてアイヌの人たちが入っていたそうです。
この温泉は、誰かが掘ったわけではなく自然湧出した温泉でアイヌの人たちは「イ・オロ・ウシ」と呼んでいました。
それがなまって「ヨローウシ」となりそのように読める漢字「養老趾」とあて字をしましたが、その後「養老牛」と改められて、現在の「養老牛温泉」が誕生したのです。
そんな「養老牛温泉」で、昭和47年(1972年)から旅館業を営み創業50周年を越えた「湯宿 だいいち」は、深い森の中にある静かな温泉宿でとっても人気があります。
今回は、この「湯宿 だいいち」の食事・シマフクロウと終了した日帰り入浴ついて詳しく紹介します。
養老牛のだいいちの食事は美味しいと人気
「湯宿 だいいち」は、昔から料理が美味しいと有名でした。
オホーツク海で捕れる新鮮な海の幸と周りの山で取れる山菜を使った豪華な料理が食卓を飾ります。
「湯宿 だいいち」のお料理については、こちらをご覧ください。
この「湯宿 だいいち」は、夕食だけでなく朝食も大変な人気がありますが、その人気の一つが山本牧場でつくられている「放牧牛乳」です。
新鮮でコクがあって美味しい牛乳、詳しくはこちらから。
養老牛はシマフクロウの棲む森の中
養老牛温泉には、絶滅危惧種のシマフクロウが棲んでいます。
そのシマフクロウが「湯宿 だいいち」にやってきます。
シマフクロウについては、こちらの記事をお読みください。
マフクロウは、「湯宿 だいいち」にいつ来るんでしょう?
野生の鳥ですからいつやってくるのか気になりますね。
シマフクロウがやってくる時期、時間などはこちらに詳しく書いてます。
養老牛で日帰り入浴をできる所がなくなった
「湯宿 だいいち」の温泉は、人気があります。
一番の人気は、混浴の露天風呂でしょう!
標津川に手の届きそうなところにあり、野鳥の声と川のせせらぎを聞きながら入る温泉は、自分が自然に溶け込んだような感じを受け時間のたつのも忘れてしまいます。
「湯宿 だいいち」では以前、日帰り温泉も楽しむことができました。
大変人気があり100人もの人が一度に入浴していることもあったそうです。
でも残念なことに終了してしまいました。
詳しい内容は、こちらから
それと、もう一つ養老牛には、「からまつの湯」という脱衣所と露天風呂だけの無料の野湯がありました。
こちらも人気で町内外から多くの人が訪れていましたが、事故があり撤去されてしまいました。
からまつの湯の撤去については、こちらの記事に詳しく書いています。
養老牛のだいいちのまとめ
今回は、養老牛「だいいち」の食事やシマフクロウについて。
終了した「だいいち」の日帰り入浴と「からまつの湯」のその後について詳しく紹介しました。
「だいいち」は、ますます人気が出て大勢のお客様が訪れていますが、日帰りで入浴できる所がなくなったのは残念です。
宿泊しないと入れないプレミア温泉になってしまいました。
気になる方は、ぜひ宿泊してみてください。
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