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太古の自然が息づく然別湖!湖に浮かぶ弁天島と美しいくちびる山の姿


然別湖(しかりべつこ)は、北海道の中ほど大雪国立公園にある唯一の自然湖です。

西岸の湖畔には温泉が湧きでていてホテルは、「然別湖畔温泉 然別湖畔温泉ホテル風水」1軒と「然別湖ネイチャーセンター」があります。
美しい湖を満喫できるいろいろなアクティビティが楽しめますよ。

冬になると「然別湖氷上コタンまつり」というイベントもあって、湖の氷上に一つの村が出来上がってしまうんですよ。
氷上露天風呂とか氷のバーなども話題になっていますね。

「然別湖 風水」おすすめホテル
然別湖畔温泉 然別湖畔温泉ホテル風水
絶景レイクビュー。雄大な大自然に囲まれた、神秘の湖「然別湖」の湖畔に佇むくつろぎの宿。/JR石勝線 新得駅からバスで60分
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然別湖の周辺には、東雲湖(しののめこ)駒止湖(こまどめこ)という2つの小さな湖があります。
東雲湖や駒止湖付近は、氷河時代の遺物といわれるナキウサギの棲息地域としても知られています。

今回は、然別湖についてや湖に浮かぶ弁天島とその伝説。
湖畔にたたずむ唇山について詳しくご紹介します。

太古の自然が息づく然別湖

展望山(唇山)、遠望山、白雪山などの然別火山群の山々に囲まれるようにある然別湖は、約3万年前の噴火でヤンベツ川が堰き止められてできた「堰止湖(せきとめこ)」です。

周囲13.8キロの湖岸は入り組んでいて、大小十二の湾から出来ていています。
最大深度は108メートルもあり湖岸にはエゾ松、トド松、白樺の大樹が影を写し、原始そのままの姿がいまも残されています。

大自然の中にナキウサギ、ミサゴ、オジロワシ、クマゲラ、アオサギ等の貴重な野生動物たちが生息している所です。

アイヌの人達が神様の住む湖と呼んだ様に、岸辺からおち込むように深くなった湖は、人々を寄せつけません。

然別湖の標高

然別湖の標高は、北海道でもっとも高い810メートル「天空の湖」とも呼ばれています。
湖の中には小さな弁天島が浮び、湖岸は原始林に覆われ澄みわたった湖には唇山がその山影を写しています。
曇った日には、エゾ松の緑を写して神秘の静寂をたたえ、夜は漆黒の中で輝く星を写し、訪れる人を大自然の懐ろ深くに招いてくれるのです。

然別湖の透明度

然別湖は、水が澄みとてもきれいな湖ですが、どれくらいの透明度なんでしょうね。

然別湖の透明度は19.5m で日本でもトップクラスの透明度なんですね。
道理で晴れた日には、湖の底にある岩や泳いでいる魚まで見えるほどですよ。

東雲湖・駒止湖

東雲湖駒止湖ともに然別火山群の噴火で形成された爆裂火口の後に水がたまったものです。
付近のガレ場はナキウサギの生息地になっているのでナキウサギの姿を見かけることがあります。

東雲湖(しののめこ)
日本の秘境100選のひとつで、支笏湖近くのオコタンペ湖、阿寒摩周のオンネトーとともに北海道の三大秘湖のひとつに数えられています。
然別湖の東側にある周囲1キロの小さな湖です。
徒歩以外にアクセスすることの出来ない原生林の奥にある太古からの姿を残す荘厳な趣の秘境です。

駒止湖(こまどめこ)

然別湖の南端付近にある周囲1キロほどの小さな湖です。
道道85号が湖の西岸を通り車を止めると走路から見下ろすことができますが、駐車場はありません。
昔は、然別湖に行くのにも馬の背に揺られてでしたが、訪れた人はあまりの美しさに思わず駒を引き留めたところから駒止湖と名付けられたそうです。

北海道では、えりも町にある「豊似湖」という湖がハートの形で白い恋人のコマーシャルになったと人気ですが、この「駒止湖」も上空から見るとハート型に見えますね。

然別湖にある弁天島と白蛇姫の伝説

 

然別湖を遊覧船で行くと湖の中心付近に鳥居がある小さな島があります。
周囲20mという小さな島ですが芸術や金運を司る弁財天が祀られている弁天島です。

普通観光地の湖に島があって遊覧船も運行されていると、島に上陸して社を見るというのが相場ですが、
弁天島は船着場もなく、年に一度のお祭りの時にしか上陸が許されていないという「幻のパワースポット」です。

ただ、冬場の厳寒期には湖が凍結するので、スノーシューやかんじきを履いていく事はできます。

弁天島には、古くから白蛇の伝説が言い伝えられています。

昔アイヌのコタン(部落)の十勝に然別コタンが大変な凶作で獣・山のぶどう、コクワ・川の鮭も全くとれない年がありました。
コタンの人たちみんなで神様に向って長い折りをささげると、夢の中に一匹の白い蛇と神々しく美しい女のあらわれました。
その美しい女は「この部落の前を流れる川の上流を登って行くと、右手に二つの高い山がありその山の裏には、大きな沼がある。
魚がたくさんいるので採りなさい。私はその沼の主です。」と告げ白蛇とともに消えたのです。
春になり曾長の息子二人が選ばれ、沼を探し手見るとお告げの通りの青い沼を見つけました。
その沼には、ヤマベとサケを合せたような味の魚がたくさんいました。
その時また、夢の中に白い蛇が美しい女の人と共にあらわれ、「私はこの沼の主です。この沼の魚は、凶作の年に釣っても良いが、豊作の時はけしてこの沼に来て魚を釣ってはなりません。」といって消え行きました。
その白蛇が棲んでいたのが弁天島です。
この若いアイヌの兄弟によって発見された沼は、神の沼、白蛇の沼としてアイヌの人達に言い伝えられました。
その後、いく度か凶作に合いましたが、コタン(部落)の人達は、この沼の魚によって救われたのです。そして、この夢のお告げを守り、豊作の年は、けして魚を採ることはなかったということです。この時につれた魚は、オショロコマという魚です。

こうして凶作による飢饉を女神と白蛇が救ったという伝説「白蛇姫物語」が然別湖に誕生したと言われています。
オショロコマという魚がふんだんに生息するこの湖に、村人たちを導いたという伝説に基づいて、年に一度「白蛇姫まつり」が行われます。
湖畔の特設ステージでは、かがり火の中、白蛇と姫御子の幻想的な舞が繰り広げられるのです。

然別湖のくちびる山

天望山(てんぼうざん)は、標高1,174 mで然別火山群を構成する火山の一つです。
北東麓が然別湖に接していて、湖面に映ったその形がセクシーな唇で、唇(くちびる)山とも呼ばれているんですよ。
まさにピッタリの名前ですね。
天望山の山体が上唇で湖面の反射が下唇です。

でもこの唇、いつでも見れるわけではありません。
唇山が出現するのは、然別湖がまったく無風な時。
湖の表面にさざなみが立たない時だけ、湖の東にある天望山の姿とその影が映しだされて、綺麗な唇が見れるんです。

「然別湖畔温泉 然別湖畔温泉ホテル風水」のテラスから見る唇山が一番きれいですよ。

登山も楽しめて山頂からの眺望は、美しい然別湖や十勝平野を見渡すことができます。

然別湖のホテル然別湖畔温泉ホテル風水

「然別湖畔温泉 然別湖畔温泉ホテル風水」は、然別湖畔にある一軒宿です。

人気の秘密は、然別湖の素晴らしい眺望と温泉。

湖畔から湧き出る温泉は、ナトリウム塩化物炭酸水素泉です。
とろりとした肌触りでお肌は、すべすべお風呂上りはぽかっぽかに温まります。

食事も美味しいって人気なんですよ。
量も多くてお腹いっぱいになります。

 

然別湖のまとめ

然別湖(しかりべつこ)は、北海道の中ほど大雪国立公園にある唯一の自然湖です。
西岸の湖畔には温泉が湧きでていてホテルは、「然別湖畔温泉 然別湖畔温泉ホテル風水」1軒と「然別湖ネイチャーセンター」があります。
冬になると「然別湖氷上コタンまつり」というイベントもあって、湖の氷上に一つの村が出来ます。

然別湖は、約3万年前の噴火でヤンベツ川が堰き止められて出来上がった「堰止湖(せきとめこ)」です。
周囲13.8キロ最大深度は108メートルの湖岸は入り組んでいて、大小十二の湾から出来ていています。

然別湖の標高は、北海道でもっとも高い810メートル「天空の湖」とも呼ばれています。
透明度は19.5m で日本でもトップクラスの透明度です。

東雲湖駒止湖ともに然別火山群の噴火で形成された爆裂火口の後に水がたまったものです。
付近のガレ場はナキウサギの生息地になっている

然別湖を遊覧船で行くと湖の中心付近に鳥居がある小さな島があります。
周囲20mという小さな島ですが芸術や金運を司る弁財天が祀られている弁天島です。
弁天島は「幻のパワースポット」としても知られています。
凶作による飢饉を女神と白蛇が救ったという伝説「白蛇姫物語」が然別湖に誕生し今でもたくさんのオショロコマが生息しています。
村人たちを導いたという伝説に基づいて、年に一度「白蛇姫まつり」が行われます。

標高1,174 mの天望山(てんぼうざん)は、湖に姿が映ると唇に見えるので唇山と呼ばれています。
唇山が見れるのは然別湖がまったく無風な時だけ。

登山も楽しめて山頂からの眺望は、美しい然別湖や十勝平野を見渡すことができます。

然別湖で大自然に囲まれて過ごすひと時は最高ですよ。

楽しさがぎゅっと詰まった然別湖のまとめ記事は、こちらをご覧ください。

然別湖を楽しもう!千と千尋の観光スポットや温泉にアクティビティも
北海道の中ほど十勝地方の鹿追町にある然別湖。 北海道で最も高い場所にあり天空の湖とも呼ばれています。 約100万年前から1万年前までの長い時間をかけ続いた、火山活動によってできた自然湖です。 大雪山国立公園内にあるこの湖の周囲は、然別火山群...

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