北海道登別市にある登別温泉。
温泉の種類も多く湯量も豊富で「温泉のデパート」「東洋一の温泉郷」と呼ばれるほど人気の温泉地です。
その登別温泉に、鬼が棲んでいるって知っていますか?
登別温泉に行くとあちこちに「鬼」が・・・ 怖い顔をしていたり、可愛い顔をしていたり。
鬼と聞くとどこかおどろおどろしい感じがしますが、なんとなく愛嬌もあるような感じがします。
この、鬼どうして登別温泉にいるんでしょうか?
どこにいるんでしょうか?
どんな鬼がいるのか? 鬼の由来や鬼の元締め閻魔様のこと。
今人気の電気バス「鬼スロ」などのお話をします。
何か気になっちゃいますね!
登別温泉にどうして鬼が棲むの!その由来は?
登別温泉の温泉街の一番奥にある地獄谷。
その地獄谷に鬼が棲むといわれます。
鬼・・・ そう、あの角のある鬼です。
地獄谷は、登別温泉の源泉の一つです。
毎日たくさんの観光客が訪れる賑やかな場所です。
この地獄谷にどして鬼が棲んでいるんでしょうか。
地獄谷に鬼が棲む由来
地獄谷には、噴火によって出来た爆裂火口の跡がたくさんあります。
水蒸気などを含む火山ガスがいたるところでもくもくと白い煙を上げています。
硫黄の臭いがたちこめ、辺りは見渡す限りゴツゴツとした岩肌が続きます。
それだけ火山活動が活発なんですね。
地熱や火山ガスなどの影響で木は生えず岩肌がむき出しになっています。
この殺伐とした景観はまさに鬼の棲みかのようです。
鬼が棲む地獄のような感じがするとこから「地獄谷には鬼が棲む」といわれるようになったのです。
登別温泉にはいつから鬼が
登別温泉に初めて鬼が登場したのは昭和39年(1964年)です。
第一回の地獄まつりが開催されその時にたくさんの鬼が登場したのが始まりです。
でも、お祭りに出るくらいで今のように温泉中に、たくさん鬼がみられることはありませんでした。
登別温泉では、鬼をシンボルとしました。
その後温泉街のあちこちに怖い顔をしていたり、可愛い顔をした鬼の像が作られました。
土産店でも、鬼をモチーフにしたぬいぐるみなどのグッズが作られるようになって、今では地獄谷だけでなく温泉中に鬼が棲んでいるのです。
登別温泉にはどんな鬼が棲んでるの?
登別温泉を散策すると至る所に鬼がいます。
お風呂上りに涼しい風を浴びながら、鬼を見つけて見ませんか?
さぁ、いくつの鬼がいましたか?
閻魔堂の閻魔様
閻魔堂に鎮座されている閻魔様は、鬼の元締めです。
「登別地獄まつり」の30周年を記念して平成5年(1993年)に作られました。
「地獄の審判」の時間があり、顔がみるみる怒った表情に変わり真っ赤になります。
でも登別温泉の閻魔様は、すべての善と悪の行動を映し出し何か悪事をしていないか?
悪事を見つけて裁きを下すのです。
「地獄の審判」の様子は、こちらをご覧ください。
この閻魔様、地獄祭りの時には閻魔堂から出てからくり山車に乗り込みます。
先頭に立って温泉街を練り歩くんですよ。
「登別地獄まつり」の主役がこの閻魔様なのです。
泉源公園
泉源公園は、平成8年に開湯150年を記念して登別市などが8000万円をかけて「ホテル登別パラダイス」の跡地に整備したものです。
この源泉公園の目玉は間欠泉です。
3時間ごとの間隔で轟音と湯気とともに、80度の温泉が高さ8mに吹き上がります。
噴出のたびに2000リットルもの温泉が50分間も湧出します。
8メートルのお湯柱に湯気が立ち昇るのは大迫力ですね。
この間欠泉は、昔「ホテル登別パラダイス」が源泉として使っていました。
でも一般の人には知られていませんでした。
泊まったことがある人は、間欠泉が出るたびに大きな音とホテルが揺れるので知っていたと思います。
こんな素晴らしい源泉を持っていたので「ホテル登別パラダイス」には、プールがあったんですよ。
間欠泉の前にある「鬼っこ像」です。
鬼祠-念仏鬼像(おにぼこら-ねんぶつきぞう)
江戸時代から伝わるといわれる「念仏鬼像」を祀った祠(ほこら)です。
祠の両脇には二つの鬼が鎮座しています。
一つは、身長が3.5mある赤鬼立像。
もう一つは、身長2.2mで赤鬼よりちょっと小さい青鬼座像。
記念写真の撮影スポットとしても人気があります。
JR登別駅前にある歓迎鬼像
JR登別の駅前には、歓迎鬼像があります。
列車から降り立つ観光のお客様を怖い顔で歓迎しています。
「登別地獄まつり」の時にたくさん出る、御興の一つなんですよ。
その姿は、迫力満点でお祭りを盛り上げています。
シンボル鬼
商売繁盛のシンボル鬼
合格祈願のシンボル鬼。
湯かけ鬼蔵 (ゆかけきぞう)
温泉の力で病気が治癒するようにとの願いで設置されました。
湯上りの後、涼しい風にあたりながら探してみてくださいね。
登別温泉の鬼スロってなに?
登別温泉に行くと赤と青の可愛いバスが走っています。
今人気の「オニスロ」です。
「オニスロ」の北海道での運行は、この登別温泉が初めてです。
低速電動バス「グリーンスローモビリティ」の愛称です。
登別温泉街をゆっくりと走ります。
電気の力でゆっくり・ゆっくり時速20キロ未満で走行します。
環境に優しく世界中から注目されているバスです。
「オニスロ」は、どこで乗ってもどこで降りても良いんですよ。
手を挙げると止まってくれるのでどこでも乗車できます。
何回乗っても1日500円なので温泉街あちこち歩けていいですね。
「オニスロ」走行の様子は、こちらをご覧ください。
登別温泉のホテル
登別温泉の夕食をお部屋でゆっくり食べれるホテルをご紹介します。
部屋食は、自分たちのペースでお食事ができますね。
登別温泉 ホテルゆもと登別
「登別温泉 ホテルゆもと登別」は、登別温泉のメーンストリート極楽通りに面しています。
2023年3月に客室をリニューアルして、天然温泉とサウナのついたお部屋ができました。
食事に自信があり、お部屋でゆっくりたべれます。
温泉が自慢のホテルです。
登別温泉郷 滝乃家
「登別温泉郷 滝乃家」は、お料理自慢のお宿です。
広い庭園の景色とお部屋の展望露天風呂でのんびりできますよ。
「登別温泉郷 滝乃家」の詳しいことはこちらをご覧ください。
登別温泉に棲む鬼のまとめ
地獄谷に鬼が棲むといわれます。
地獄谷には、噴火によって出来た爆裂火口の跡がたくさんあり、水蒸気などを含む火山ガスがいたるところでもくもくと白い煙を上げています。
硫黄の臭いがたちこめ、辺りは見渡す限りゴツゴツとした岩肌が続きます。
地熱や火山ガスなどの影響で木は生えず岩肌がむき出しになっていてます。
殺伐とした景観はまさに鬼の棲みかのようです。
鬼が棲む地獄のような感じがするとこから「地獄谷には鬼が棲む」といわれるようになったのです。
登別温泉に初めて鬼が登場したのは昭和39年(1964年)です。
第一回の地獄まつりが開催されその時にたくさんの鬼が登場したのが始まりです。
その後温泉街のあちこちに怖い顔をしていたり、可愛い顔をした鬼の像が作られました。
土産店でも、鬼をモチーフにしたぬいぐるみなどのグッズが作られるようになって、今では地獄谷だけでなく温泉中に鬼が棲んでいます。
閻魔堂に鎮座されている閻魔様は、鬼の元締めです。
「地獄の審判」の時間があり、顔がみるみる怒った表情に変わり真っ赤になります。
閻魔様は、すべての善と悪の行動を映し出し何か悪事をしていないか?
悪事を見つけて裁きを下すのです。
この閻魔様、地獄祭りの時には閻魔堂から出てからくり山車に乗り込みます。
先頭に立って温泉街を練り歩くんですよ。
「登別地獄まつり」の主役がこの閻魔様なのです。
泉源公園は、「ホテル登別パラダイス」の跡地に整備したものです。
3時間ごとの間隔で轟音と湯気とともに、80度の温泉が高さ8mに吹き上がり、噴出のたびに2000リットルもの温泉が50分間も湧出します。
鬼祠-念仏鬼像、祠の両脇には二つの鬼が鎮座しています。
一つは、身長が3.5mある赤鬼立像。
もう一つは、身長2.2mで赤鬼よりちょっと小さい青鬼座像。
JR登別の駅前にある、歓迎鬼像は列車から降り立つ観光のお客様を怖い顔で歓迎しています。
温泉街には商売繁盛や入学成就のシンボル鬼あります。
湯かけ鬼像は、温泉の力で病気が治癒するようにとの願いで設置されました。
温泉街を走る電気バスの愛称は「オニスロ」
「オニスロ」は、どこで乗ってもどこで降りても良いんですよ。
手を挙げると止まってくれるのでどこでも乗車できます。
何回乗っても1日500円です温泉街あちこち歩けていいですね。
登別温泉の温泉の泉質、種類、お土産などをまとめました。
詳しく書いた記事は、こちらをご覧ください。
登別温泉の観光スポットやイベントについてまとめました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
お風呂上りに散策しながら鬼を探してもいいですし、日中「オニスロ」にのってあちこち見るのもいいですね。
登別温泉に来たら鬼を探してみるといいっしょ!
その時には、旅の参考にしていただけたら嬉しいです。
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