
羊蹄山を臨む冬の洞爺湖


皆様、おはようございます。
本日は、支笏洞爺国立公園をご案内いたします。
北海道の西南部にある国立公園で、道内ある6つの公園の中のひとつでございます。
さて、そろそろ出発のお時間でございます。
皆様、お忘れ物はございませんか?
準備が出来ましたらに向かってバスを進めてまいります。
発車オーライ!!
支笏洞爺国立公園
開拓がはじめられた明治の初めころから、札幌をはじめ小樽、室蘭、苫小牧などが主要都市として発展したのにもかかわらず、昔のままの姿で豊かな自然と原始林に囲まれた特異な公園でございます。
国立公園国立の指定を受けたのは、昭和24年(1949年)5月16日、石狩、胆振、後志の三地区にまたがり、その面積およそ10万ヘクタールの広範囲にわたっております。
日本で14番目に指定された国立公園で大雪山、阿寒、知床、利尻礼文とともに北海道を代表する公園の一つとなっております。
この地域は、本州の東北地方から続く那須火山帯に含まれ、火山の展覧会場ともいわれるほど、色々な火山活動がご覧いただけます。
支笏洞爺国立公園の景勝地

⇧支笏湖から望む樽前山、風不死岳
洞爺湖から望む羊蹄山 ⇨

景勝地としては、雄大な風景を誇る支笏湖、明るい感じのする洞爺湖の二大火山性カルデラ湖、そして特別天然記念物の昭和新山、山頂に珍しいドームを持つ樽前山、蝦夷富士(えぞふじ)とも呼ばれる美しい姿の羊蹄山などの山の数々、平成21年(2009年)には、世界的に貴重な地質遺産として、洞爺湖有珠山ジオパークが日本で初めて「世界ジオパーク」に認定され、ますます注目を集めております。
また原生林の中には、ひっそりと眠るクッタラ湖とオコタンペコもあります。
さらに泉質、湯量の豊富さは東洋一といわれる登別温泉をはじめ、定山渓、洞爺湖(とおやこ)、丸駒温(まるこま)、カルルス、北湯沢、弁慶温泉などの温泉郷も数多くあります。
この公園を包む原始林は、エゾ松、トド松の針葉樹を主体に、ナラ、イタヤ、白樺、岳カンバなどの広葉樹を交えた天然林に覆われています。
温泉につかって美しい風景を眺め、湖上遊覧、そして登山やんぷ、ハイキング、魚釣り。
冬は、スキー、スケートと四季を通じてどなたでも満喫することができる公園です。
大きく分けますと支笏湖エリア・定山渓エリア・洞爺湖エリア・羊蹄山エリア・登別エリアと5つのエリアに分かれており、それぞれ趣の違った景観を楽しむことができるのです。
特別保護地区
国立公園は、その景観の度合いにより特別保護地区、特別地域、普通地域に区分して管理されています。
支笏洞爺国立公園では、特別保護地区に樽前山の溶岩ドーム、オコタンペ湖、有珠山、昭和新山、登別地獄谷、羊蹄山などが指定されています。

ゆめ
皆様お疲れ様でございます。
今回は、支笏洞爺国立公園についてご案内いたしました。
いかがでしたでしょうか?
そろそろお別れのお時間となります。
お忘れ物がございませんようにご注意ください。
また、元気にお会いできる事を楽しみにしております。
したっけね~


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